大連の猫

　大連の煉瓦街で、帰る日に見かけた猫です。この隣にはおばさんが座っていました。まだ、準備をしていない何かの店だ、とは思うのですが。
　町は結構うろうろしたのですが、犬の散歩姿などはあまり見かけなかったような気がします。本当はもっといたのでしょうけど。

　Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2

連鎖商店街

　大連駅前の連鎖商店街です。1930年に竣工し、当時は16棟200店舗の商店街を形成していたと「大連都市物語」にはあります。建物は一階が店舗で、上階は住宅とされて、大小の通りに面して鎖のように配置されたので、その名が付いたとのことです。
　建物はちょっと同潤会の趣きがあります。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2


　店は、洋服店があったり、ある通りには大阪日本橋の様に電気部品が売られていました。映画館なども現存しているようなのですが、時間切れで見られませんでした。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2

大連駅

　とうとう最終日。大連駅です。1937年竣工で、上野駅舎に似ていると言われています。
　スロープを上がると駅の二階部分に出ます。こちらは入場口となっているようです。一階部分は退場口です。分離式です。
　駅前に並んでいるバスは北京、哈爾浜へと向かう長距離バスです。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2


　駅の周辺は大変な繁華街となっていますが、それは次回に紹介するとして、まずは駅前でのケーキ売りの写真です。
　多分、ウズベク？だかそちら方面の方が郷土料理と思われるケーキを切り売りしていました。ドライフルーツが一杯でぜひ食べたかったのですが、言葉がさっぱり分からず断念しました。おいしそうだったのですが。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2

大連重要物産取引所

　こちらが、大連重要物産取引所です。1923年の竣工で、設計施工ともに日本人の手によるものです。
　写真はタクシーの中から撮影したものです。
　もっとゆっくり鑑賞したかったですが、本当に驚く程良く残っています。

Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2


　絵はがきはほとんど同じ角度からのものを持っていましたので、紹介いたします。「大連都市物語」には和風の意匠がある、とありました。唐破風などがそうだと思います。
　次は最終日の大連駅周辺を案内します。