蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

Mr.ノーバディ

2022年06月22日 | 映画の感想
Mr.ノーバディ

会計士のハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は、かつては腕利きの裏工作員だったが、今は正体を隠して味気ない日常を送っていた。ハッチの自宅に強盗が押し入るが、(素人であることを見抜いて)無抵抗だったハッチを家族は白い目で見られたりして、ちょっとふてくされていたハッチは、ついつい街中の不良をノシてしまうが、その中にロシアン・マフィアの親分の弟がいて・・・という話。

あまりにもストレートすぎる設定と展開で、ストレス解消には役立つかも。

この手の「能ある鷹は爪を隠す」的主人公だと、ハッチ役の人がハンサムでスマートな役者で、そういう人がしょぼい日常を演技することが多いと思う。
始めからスーパーマン的能力を持っているハッチ役の外見や所業が最後までショボい(失礼)のが斬新なような気もした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クライ・マッチョ

2022年06月22日 | 本の感想
クライ・マッチョ

マイク(クリント・イーストウッド)は、ロデオの名手だったが、今は引退してカウボーイ?をしている。昔のボスに、別れた元妻とメキシコにいるボスの息子をテキサスに連れ戻すよう依頼されるが・・・という話。

今までクリント・イーストウッド監督の作品のほとんどを見てきた。どれもエンタテインメントとして優れた出来だったが、御本人が主役級で出演するのはさすがに厳しいかなと、昨今は思っていた。

本作に至っては、さすがにこの役を90歳すぎの人が演じるのはキツイと思えた。

でも、イーストウッドが監督でマイク役が壮年の人気役者であったとしても、この脚本ではキビシイかな?とも思え、70歳を超えた往年の人気プロレスラーがリングでゆったり?と闘う姿を楽しむように?、90歳を超えたイーストウッドが監督・出演している新作映画を見られること自体に価値を見出さないといけないのかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする