獲る 食べる 生きる(黒田未来雄 小学館)
NHKの「ダーウィンが来た!」などのディレクターをしていた著者は、狩猟を始め、単独で狩猟区に入り鹿を撃ち、やがて念願のヒグマを仕留めた・・・という話。
マタギの手記などを何冊か読んで、これもその手の本かな、と思って読んでみたが、猟をテーマにしているだけで私の想像していた内容ではなかった。
マタギの手記(や聞き書き(は、職業(の一つ)として猟をしている点に魅力があり、淡々とした、しかし素人から見るとマニアックな描写に興味をひかれることが多い。
本書では、やたらと猟で仕留めた鹿や熊を自分自身で食べていることが強調されているが、どうにも言い訳じみているし、ヒグマの母子を撃った場面の自己正当化?はとても大げさに響いた。猟を仕事にしている人は、そんなこと言わないよね。獲物を仕留めないと生活が成り立たないのだから。
著者にとっては、猟は趣味(あるいはそれ著作活動をするためのネタ)であって、どこまでいっても生業でないところにウソくささを感じてしまう。
NHKの「ダーウィンが来た!」などのディレクターをしていた著者は、狩猟を始め、単独で狩猟区に入り鹿を撃ち、やがて念願のヒグマを仕留めた・・・という話。
マタギの手記などを何冊か読んで、これもその手の本かな、と思って読んでみたが、猟をテーマにしているだけで私の想像していた内容ではなかった。
マタギの手記(や聞き書き(は、職業(の一つ)として猟をしている点に魅力があり、淡々とした、しかし素人から見るとマニアックな描写に興味をひかれることが多い。
本書では、やたらと猟で仕留めた鹿や熊を自分自身で食べていることが強調されているが、どうにも言い訳じみているし、ヒグマの母子を撃った場面の自己正当化?はとても大げさに響いた。猟を仕事にしている人は、そんなこと言わないよね。獲物を仕留めないと生活が成り立たないのだから。
著者にとっては、猟は趣味(あるいはそれ著作活動をするためのネタ)であって、どこまでいっても生業でないところにウソくささを感じてしまう。
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