さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

夏至・乃東枯る~白地の紬

2022-06-21 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ6月21日~25日ごろの今の時期は、
旧暦で夏至の初候、
「乃東枯る(なつかれくさかれる)」
です。

夏至とは、
1年でもっとも日が長く、夜が短いころのこと。
これから、夏の盛りへと、暑さが増していきますね。

乃東枯る とは、
うつぼぐさの花穂(かすい)が黒ずんで、枯れたようにみえるころ。
この花穂は、生薬として昔から役立ってきたそうです。


最近の、着物のおけいこ2回分の写真です。 ↓
どちらも、母の形見の着物。
生地の質感も雰囲気も違いますが、どちらも単衣の紬で白地に花模様。
見た目は涼しげ。。。
(実際は大汗;;)

 

 

↑ ちょっとざらっとした質感の生地(綿?)
  私は好きな肌ざわりです。
前回の白大島とも合わせた、クリーム色の博多帯と。
半襟はピンク地に花模様の刺繍がついています。


 

 

↑ こちらは絹(らしい)。十日町紬?とのことでした。
襟元がえらいことになっていますねえ^^;
角度のせいもあるかも知れませんが、ちょっと直せばよかった。
帯締めの黄緑は、色が浮きすぎかなあ。
今度はもう少し落ち着いたトーンで合わせてみようと思います。

どちらの日も、つの出し(銀座結び)の帯結びを練習しましたが
なかなかうまくいきません。
てを長くとってもとっても、ツノが出てこない。。。
まだまだくり返し練習がいりそう。
手順だけは、どうにか覚えられましたが、
忘れないうちにまたチャレンジしなくては。

この結びかたは、お太鼓よりもラフな感じで、
カジュアルに着物を着たいとき、紬の着物にもぴったりなので
早くマスターしたいです♪

暑さが増してきたこともありますが、
おけいこに悪戦苦闘の私はさらに。。。
 

 涼しげな着物の中は滝の汗 さくら


でした。

それでも、
母の着物は私にもぴったりのサイズで、いつも着心地がいいです^^
帯を結ぶ手前の、着物を着るというところまでは、
どうにか慣れてきたかな。



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2 コメント

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素敵な色合いですね☆ (Darth Yumi)
2022-06-23 23:51:45
さくらさんお邪魔いたします、素敵ですねえ~♪
どちらのお着物も夏らしくて(中はやっぱり・・・)
とても風情がある装いだと思います!
写真では正確に色がわからないかもですが薄緑色の帯締め、浮いてないと思います。
お袖を見ると、しっかりした布地なんですね。
(着たことがないのでわからないんですが)
夏のお着物はタラッと垂れない生地なのでしょうか。
今回も眼福眼福♪ ありがとうございました!
返信する
ありがとうございます♪ (さくら)
2022-06-24 09:29:27
Darth Yumiさん
いつも見ていただき、うれしいメッセージをありがとうございます^^
着付けに疲れ果て;さらにブサイクになった顔をお見せしてお恥ずかしいです。。。

そうなのですよね、
写真では、微妙な色合いや質感が伝えきれないのが残念です。
上の綿?の紬は、ざらざらっとした感じ。
ぼかした花模様は、ピンクの花が大きく目立っていますが、黄色い小さめの花もいるんですよ♪
下の絹の紬は、少しざらつく素朴さがありつつも、上のよりはしゅるっとした質感。
この前に着た白い大島は、これよりさらにつるっとした触感かなあ。
あ~、触ってみて味わっていただきたいです^^

顔のまずさや着付けのまずさはともかく;;
着物の色合いや質感がよりよく伝わるような写真が撮りたくなってきますね♪
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