道の駅にて。
登山口まで送ってもらう。
入り口直ぐに黄色い花。
クサノオウ(瘡の王)ケシ科クサノオウ属
毒にも薬にもなる野草。弱い人は触っただけでもカブレるとか。
好きな色だけど触らなくて良かった。
ツルニチニチソウ(蔓日々草)キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
オダマキ(苧環)キンポウゲ科 オダマキ属
これは園芸種かな。
タチツボスミレ(立坪菫)スミレ科スミレ属
コバノガマズミ(小葉莢蒾)スイカズラ科 ガマズミ属
ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛)キンポウゲ科キンポウゲ属
ホタルカズラ(蛍葛)ムラサキ科紫属
別名 “ホタルソウ” “ルリソウ”
登りだしてそこここに目についた瑠璃色の花。中央の白い稜が星の輝きのよう。
茎に稜角があるからこれかな?
アマドコロ(甘野老、萎蕤)キジカクシ科 アマドコロ属
セイヨウキランソウ(西洋金瘡小草)シソ科キランソウ属
別名 セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
レンゲツツジ(蓮華躑躅)ツツジ科 ツツジ属
薄っすらと黄色から橙色のグラデーションが素敵。
?シナノタンポポ(信濃蒲公英)キク科 タンポポ属
アクリル板にて、山座同定ができる。はずだったんだけど…。
光城山 912m
光城跡の碑もあり。ここまで分岐がいくつかあったけれど、どれも山頂へ続いているみたい。
常念、カッコイイねん。
山頂には、ツツジが色とりどりに咲いていて、カナブンがせっせと蜜を集めていたよ。アゲハ蝶もね。
花びらにある斑点は『蜜標』『ガイドマーク』といい、昆虫に蜜腺があることを伝え花粉を運んでもらうために誘う役目だって。蜜は花の中央でなくこの斑点のある花びらにあるそうですよ。それにしてもカナブンめちゃめちゃおった!
ヤマブキ(山吹、棣棠)バラ科 ヤマブキ属
ハコベ(繁縷、蘩蔞)ナデシコ科ハコベ属
ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科キケマン属
カキドオシ(垣通し)シソ科カキドオシ属
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)シソ科オドリコソウ属
クルマバソウ(車葉草)アカネ科アカネ亜科ヤエムグラ属
ツボスミレ(坪菫)スミレ科 スミレ属
別名 ニョイスミレ(如意菫)、コマノツメ(駒の爪)
小さな可愛いスミレが沢山咲いてた。
舗装路ばかりか?と思ったら、右の分岐に入って直ぐ左に登山道。
?マルバノイチヤクソウ(丸葉の一薬草)ツツジ科 イチヤクソウ属
?ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)ツツジ科 イチヤクソウ属
どっちだろ?ジンヨウの方だと思うんだけど??
?アマドコロ?
ツリバナ(吊り花)ニシキギ科ニシキギ属
?スミレサイシン(菫細辛)
この看板の地域バクっと歩いたので、今回も長めの記事になってしまった。長いのはいつもの事か。笑
ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)
蒲公英の黄色が透けて見えるくらい薄羽。
展望櫓が見えて、登り切ると長峰山頂。933m
謎のオブジェは、過去、現在、未来を表しているそうです。
雄大な北アルプスに向かって、3人のおじ様方がホルンの練習。ひょっとして燕山荘の方達だったのかな?
北アルプス方面。
松本市方面。
立派な櫓は3階建て位の高さが在って、テーブルとベンチが有るので、お饅頭食べて休憩。
スミレ(菫)スミレ科 スミレ属
登って来た道をまた戻る。途中、左の『蝶の道』へ入ってみると、終わりかけのヒトリシズカを見る事が出来た。
ヒトリシズカ(一人静)センリョウ科 / チャラン属
別名 ヨシノシズカ、マユハキソウ
分岐を左の『絆の森』へ進むと『堤平』という平になった所があり、その先右へ。
この脇は、安曇野で最も高い標高にある水田の跡地で、今は水生昆虫や動植物の生息地として保全の取組が行われているんだって。
一輪だけ見つけた、フデリンドウ
舗装路渡って…道間違えた!戻る。
気付かず通り過ぎたが、おばさまに声を掛けられ、なんとマムシ⁈
なんか、よく似てる?だから、マムシグサなのか?!
ヒトクチダケだらけ!
舗装路に戻り、下る。ここから暫く舗装路歩き。
矢ノ沢山の神社・合社殿
今まさに田植えの最中で棚田の水田は濁っていて空は映らなかった。
オオアマナ(大甘菜)キジカクシ科オオアマナ属
オドリコソウ(踊り子草)シソ科 オドリコソウ属
お腹が空いたので、白山社の鳥居下で昼休憩。
休憩後、歩いた先の熊野社に立ち寄ったところ、鳥居をくぐって畦道を進むと道の真ん中にひときわ目を引く花が咲いていた。
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)キク科タンポポ亜科ヤナギタンポポ属
別名 エフデギク
ヨーロッパ原産の帰化植物。外来種だけど、外来生物法の規制は今のところされていないそう。
休耕地になにやら動く影。タヌキかな。
この先、広い道路沿いを歩き、長峰山へ左に入る。
このまま舗装路で、しかもへピンカーブで距離が長いと思うと少し嫌気が差し、バリエーションルートへ進入すると、見事なジャーマンアイリス
で、ココからバリエーションなんだけど、迷いまくり。薄っすら踏み跡あるような無いような…いつ引き返そうかと思いつつも、
多分、鹿?肋骨もあったよ。
何とか舗装路に出た。そして、よせばいいのに再び進入。
アカマツの倒木だらけでよう分からん。
途中、鹿にビビらされたり、いや鹿の方がビビったかもね。
ポンコツ携帯GPSは明らかに今いるところを拾ってないが、大体の感覚で倒木を跨ぎ潜りしながら突き進む。
あともう一寸のようだが、藪で進むべき道が分からなくなってしまったので、観念して車の音がする方へ進み車道へ出たが、少し歩くと左に池があり、藪をかき分け進めばここに出る事が出来たのだろうか。
で、車道へ戻ると埋もれた看板。
この左から気持ちの良い登山道を進み、交差した車道の先のへ。道祖神やら色々な石碑が建っている。
池の畔に東屋があったので暫し休憩。
この二つの池は、金玉池(キンギョク池)と言い、民話ではここに伝説の巨人”でいだらぼっち”が座った跡に水が溜まったと言われている。
池の畔には、黄木蓮。初めて見た!
キモクレン(黄木蓮)モクレン科モクレン属
サラサドウダン(更紗満天星)ツツジ科ドウダンツツジ属
さて、この先『かたらいの道』の左と中央、右は舗装路と3路に分かれていて、左か中央か迷ったが、左を選択。
途中、塔ノ原城の説明板があり、そこから左に行けば塔ノ原城跡があるのだが、今回はスルーし、そのまま林道を進むが、勾配がほんの少しきつくなってきて、右の道を選へば良かったかなぁと思って来た所で、一塊のフデリンドウに出会えこっちの道を選んで良かった♪
フデリンドウ(筆竜胆 )リンドウ科リンドウ属
ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)ツツジ科ドウダンツツジ属
キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)
クリームイエローのグラデーション♪
再び、長峰山頂。
午前中より北アルプス稜線が見えるよ。
予定より随分と時間が余ってしまったので、ここで靴を脱いで、景色を眺めながらのんびり過ごしていたが、風が強くなって少し冷えてきたので下山する事にする。広場左の東屋から下山。途中、まだ時間あるしなぁとバリろうかと入りかけたが、少し分かりにくくまた、下りきってからの舗装路歩きがしんどいので素直に遊歩道を歩くが、意外と急坂だったり。一人だけトレランのお兄さんとすれ違った。
登山口にはミヤマオダマキ。
奥の建物の横からこちらへ。
そして、お風呂を楽しみにしていた長峰荘は当面の間臨時休業でガックリ。
敷地の先にベンチがあったのでYnさんが迎えに来てくれるまで一休み。ここからも眺め良し。
用事が済んだYnさんが迎えに来てくれ、銭湯を探し移動中の車窓から。
9時間45分 約17.5km
東側を北上する舗装路が長かった~。舗装路シンドイ。
バリエーションは、この時季の上から垂れてくる尺取り虫や小さな毛虫には参った。アカマツの立ち枯れが多く、風の強い日には入らない方が良いだろう。倒木だらけだったし、あまり人も入っていないのかな。他にもバリルートがあったので行ってみたかった。
長峰山頂でのホルン演奏と展望櫓は良かったが、オブジェは…。
眺めは最高!雲が無ければもっとね!
初めて見る花もあってとても楽しめた♪
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