Rodellar5-49 後記

6年ぶりのRodellarまさか6年も空いていたなんて吃驚だ。時が経つのは早い。
今年のツアーは出だしから雨で、渡渉不可が二度も有り何時にも増して雨に悩まされた。何時もなら前半は晴天続きだったような…6年前の迄の記憶。

Gazが染み出しの様子を教えてくれというので見に行った"The Kings of Metal"をトライしたYnさん好みのバンバン系に楽しそう。L1は7c∔なので大きな動き苦手なくせに私も一緒に触りだしてみた。ホールドの選択やムーブがチョイチョイ違う、これぞ岩場の面白さ。始めはビビッて出来なかった大きな動きも出来るようになって、怖いけど楽しい。けれど、核心の始めの一手が遠すぎて…皆はそこだけやれば届いているのに私だけ届かない。日本では背の高い部類の小さい方なのにここでは私が一番小さいとは。刻んで体を上げるホールド使ってもまだ遠く跳ぶしかない。正面デッドになっているのをもう少し捻れたら距離が出るのではと思うが余裕がない。大きい人はニーバーしたまま届いていてチョット羨ましいぞ。一度くらいキャッチしたかった。

Marjutが核心はないと言った3本隣の"Amistad"いや、核心在りますやん。これまた遠い一手、そこだけやれば止まるようになったので体が使えてないだけか、リーチ180cmの彼女には遠くないんだろうなと思いつつ、そんなこと言っててもしょうがない、やるしかない。

まぁ結局色々反省点あり。もう登るだけではほっといたら落ちていくだけの年齢なのに何のトレーニングもしていなかったツケです。みんな登る以外のトレーニングやケアをしていると。

良かったことは、それこそ6年前ならなかなかできなかった大きな動きが前よりは出来るようになっていた事。これはホームジムのルートで養われたものかなと。一発核心ルートは苦手でオモンナイなんて文句言ってて、結局そういうルートやってるし～ゴメン店長。頑張ってトライします。文句言うけど。笑

一番良かったことは、一年に二度も手術して一年以上も棒に振ったYnさんがまた登れるようになったこと。願わくば7c+をRP出来ればよもっと良かったんだけどね。肩の痛みというか違和感はまだ残っているそうだが本人的にもまぁ及第点だろうと。

毎年会っていたローカルさんにはほとんど会うことが出来ず少し寂しかったけど、また新たな出会いもあったし。岩場では、吠えて、手を出して、フォールして、悔しくてまた吠えて、な人が沢山いて、そうだよねフリークライミングの醍醐味ってこれだよね！いつまでそんなクライミングが出来るか分からないけれどアドレナリン全開のトライをしていきたいな。


ジャケ買いしたワイン4本。