8月11日は、日本が目覚める日になるか

2008年07月24日 | 世相雑感
                 (丸3年後の今日、アナログ放送は終了)

何月何日が、予定日ですと云う話題はいろいろあります。
かれこれ10年くらい前から、ずっと告知し続けているものに、テレビ放送のデジタル化があります。
いよいよ丸3年後に迫りました。2011年7月24日深夜0時をもって、現在の放送、アナログ波は終了となります。
どうかその日までに、できることなら直前の混乱を避けるため、デジタルチューナー内蔵の薄型テレビのご購入を早めに、ぜひお願い申し上げます。

ところで、8月11日は何の予定日でしょうか。
アメリカの、北朝鮮に対するテロ支援国家指定の解除が、発効するかもしれない日なのです。
6月26日、北朝鮮による核申告を受け、アメリカが45日後の解除手続きに踏みきり、検証方法などに問題を残しながらも、テロ支援国家指定から実に20年6ヶ月ぶりに解除されそうなのです。
この日は深刻に考えると、日米関係63年ぶりの劇的な転換点になるかもしれません。
アジア地域の経済的戦略的重要国家、すなわち覇権的国家を、
アメリカが要望し続けた我が国から、中国に乗り換える日となるわけです。
23日の外相会合で、ライス国務長官が高村外務大臣に、
北朝鮮との拉致問題で、「日朝で全く何も起こっていないのか」との問に、
高村大臣は、「何も起こってはいない」と応え、
ライス長官は、「分かった。米国からも、北朝鮮にしっかりメッセージを送る」と、発言しています。
まるで、先生に窮状を訴える生徒のようで、な~んか情けなくなります。

8月11日は、きっと我が国が、「いよいよ自分のことは自分で」と云う、気分にさせられる日になるような気がしてなりません。