民主党の大統領は若い

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（きれいに咲き誇る菊の花）

米国第44代大統領に、47歳という若さの民主党バラク・オバマ上院議員が選出される結果になりました。
昨日からのテレビ、まるで日本のことのように、どのチャンネルもこのニュースばかりでしたね。
良くも悪くも日本人は、アメリカの出来事をほんと詳しく知ることに最大限傾注しますね。
日本の出来事、こんなに詳しくアメリカ人は知らされるでしょうか、関心を持つでしょうか、何か妙な気持ちになりますね。

民主党の大統領が誕生すると、どうしてこうも新鮮にして、若さにあふれ、何かをやってくれそうで、その上癒される雰囲気を国民に振りまくのでしょうか。
43歳のケネディにしても、52歳のカーターにしても、46歳のクリントンに47歳のオバマ氏、
日本の首相と比べるまでもありませんが、民主党の大統領は皆若く、マスクがとっても良い、
まるでハリウッドのスターのようにも見えます。

それに比べ共和党の大統領は、62歳のアイゼンハワー、55歳のニクソン、69歳のレーガンに65歳のパパ・ブッシュ、54歳の現大統領のジュニア・ブッシュ氏と平均年齢がちょっと上になります。
レーガンこそ本物のハリウッドスターでしたが、共和党の大統領、マスクは皆さん全体に渋目ではありませんか、癒されるほどの雰囲気はありませんね。
そのためでしょうか、ベトナム戦後の苦悩から、癒しのカーターを選び、
湾岸戦争後に同様、甘いマスクのクリントンを選び、
イラク戦争の苦悩の末、今度はハツラツとした、これまた癒しのオバマ氏ではありませんか。
カーター大統領もクリントン大統領も、泥をかぶる苦悩の戦争はしないものの、中国・北朝鮮には結構甘く、どんな実績かわからぬままの実績不明なところがありましたね。
苦労人の共和党、さわやかマスクで日本に手ごわい民主党、そんな感じの印象です。
新大統領になるオバマ氏には、今までの民主党大統領にない、「若いのに、老練な仕事師」、「中国よりも日本に理解の民主党大統領」、「今までと違う民主党大統領」と云われるような行動を、切に切に願いたいものですね。