こだわるお客様、心配性のお客様

2008年11月17日 | お客さん宅で
                   (ドレン工事のやり直し)

現場監督さんから電話です。
「電気屋さん、すまんがやり直ししてくれんかね、施主さんがこだわるの」です。
先日の指示では、隠蔽配管したエアコン・ドレンパイプの仕上げは、基礎にピッタリ沿わして地面に下ろし、雨水のトユに接続でした。
地面のパイプはセメント床で埋まります。物置室内だから、数センチのパイプ露出はOKだったはずでした。
ところが、本日電話でやり直しの依頼です。
結局、基礎のコンクリートを破り、パイプを完全に埋め込みとなりました。
数センチのこだわり、やり直しの連続、一事が万事物凄いこだわりの施主さんでした。

別の新築現場です。
引渡し後のエアコン工事を、本日行いました。
ここの施主さんとっても心配性、初めて当店からお買い上げの商談のときから、
「化粧カバーの色は?、壁と一緒に出来ますか?」とお尋ね、『ピッタリの色のカバーを用意します』と応え、
「砂利にレンガを埋めて、台を乗せてもらえますか、レンガは何色?、何センチ埋めるの?」とお尋ね、『茶色のレンガを半分埋めて綺麗に仕上げますよ』と応え、
何から何まで、微にいり細にいり心配して、何回も何回もお尋ね、ちょっとウンザリでした。
ところが工事中、ご主人が職場から電話です。
「台はお願いした通り、基礎のセメントの目立たない点にビスで留め、ステンのワイヤーで、お願い通りの幅で引っ張っていただいてますか~」と、
これ又一事が万事、とにかく心配性です。
『電気屋は何百台もエアコン付けたプロです。目茶苦茶きれいに、完璧に付けとくから安心して会社で仕事してね』と、電話を取り次いだ奥さんに言ってしまいましたよ。
奥さん曰く、「もう、うちの旦那若いのに、本当に心配ばっかり、ほとほとあきれちゃうわ」です。
若いのに、素晴らしいほどとってもこだわるお客、素晴らしく慎重な、無茶苦茶心配性のお客様、どちらもこちらも、ほんとにちょっぴり疲れます。