(香住にある応挙寺は、円山応挙一門の壁画が素晴らしい)
今日のニュースで、ユネスコの世界ジオパークネットワーク(事務局パリ)が、洞爺湖有珠山・糸魚川・島原半島の3地域を、世界地質遺産に認定したと報じていました。
わが故郷の但馬海岸も山陰海岸ジオパークとして、数少ない国内ジオパーク認定の地域なのです。
豊岡市には、見事な柱状節理(岩石の割れ目)で見る者を圧倒する玄武洞、
香美町には、「鎧の袖」や「但馬松島」、「鷹の巣島」などと呼ばれる、無数の洞窟や断崖、奇岩が並び、国内有数の地質自然博物館なのです。
その香美町に超有名なお寺があります。
その名は、「応挙寺(おうきょでら)」の名で親しまれ、小学生のころは遠足の定番でした。
正式名称は、真言宗、亀居山・大乗寺(だいじょうじ)と云いまして、天平17年(745)創建の名刹なのです。
正面は高い石垣、石段を上がり山門をくぐると、そこには1200年の樹齢を誇る楠の巨木です。
根元の圧倒感は巨木好きには堪えられない大きさなのです。
お寺に入ると驚きます。江戸中期の「障壁画」がずらりと並ぶのです。教科書に載ってるお馴染みの画なのです。
だれでもご存じの、江戸期の革新的な写実画で有名な円山応挙とその一門の手による「ふすま絵」なのです。
円山応挙が修行中の貧しい頃、その才能を見込んで住職が援助した恩返しに、大成した応挙が、門下の弟子とともに渾身の力で書いた超大作なのです。
それが客殿13室に165面も障壁画として描かれています。ほとんどの絵が国宝級の国指定重要文化財、何回見てもその素晴らしさに圧倒されます。
但馬海岸の近くには、こんな凄いお寺が存在しいつでも名画が鑑賞できるのです。
但馬は、自然も文化財もとっても素晴らしい所です。
今日のニュースで、ユネスコの世界ジオパークネットワーク(事務局パリ)が、洞爺湖有珠山・糸魚川・島原半島の3地域を、世界地質遺産に認定したと報じていました。
わが故郷の但馬海岸も山陰海岸ジオパークとして、数少ない国内ジオパーク認定の地域なのです。
豊岡市には、見事な柱状節理(岩石の割れ目)で見る者を圧倒する玄武洞、
香美町には、「鎧の袖」や「但馬松島」、「鷹の巣島」などと呼ばれる、無数の洞窟や断崖、奇岩が並び、国内有数の地質自然博物館なのです。
その香美町に超有名なお寺があります。
その名は、「応挙寺(おうきょでら)」の名で親しまれ、小学生のころは遠足の定番でした。
正式名称は、真言宗、亀居山・大乗寺(だいじょうじ)と云いまして、天平17年(745)創建の名刹なのです。
正面は高い石垣、石段を上がり山門をくぐると、そこには1200年の樹齢を誇る楠の巨木です。
根元の圧倒感は巨木好きには堪えられない大きさなのです。
お寺に入ると驚きます。江戸中期の「障壁画」がずらりと並ぶのです。教科書に載ってるお馴染みの画なのです。
だれでもご存じの、江戸期の革新的な写実画で有名な円山応挙とその一門の手による「ふすま絵」なのです。
円山応挙が修行中の貧しい頃、その才能を見込んで住職が援助した恩返しに、大成した応挙が、門下の弟子とともに渾身の力で書いた超大作なのです。
それが客殿13室に165面も障壁画として描かれています。ほとんどの絵が国宝級の国指定重要文化財、何回見てもその素晴らしさに圧倒されます。
但馬海岸の近くには、こんな凄いお寺が存在しいつでも名画が鑑賞できるのです。
但馬は、自然も文化財もとっても素晴らしい所です。