正月の過ごし方

2010年01月02日 | 季節(冬)
           (出石温泉・乙女の湯で、湯ったりのんびり過ごします)

とうとう最後まで見ました箱根駅伝一日目、往路のトップは東洋大、続いて山梨学院大がテープを切りました。
5時間30分の力走ドラマ、明日の復路も興奮します、ふるさと日高の山梨学院大4年・中川剛君、昨年と同じ9区を力走するはず、今年が最後。
又々5時間半もテレビに釘付けになりそうなのです。ここ3年間の正月の過ごし方、雪のふるさとからの応援なのです。

駅伝を見終わった後は、区の資料作りが正月仕事、ビッシリ詰まった予定に向かい次から次へとパソコン叩き、ねじり鉢巻大変なのです。
『ああ、疲れた、初詣でも行こうか』と、家内と二人で出掛けます。
豊岡の小田井神社はもう真っ暗、ちょうちん灯りの本殿で柏手ポンポン拝みます。
隣の神様「柳宮」、柳行李に由来する豊岡の大事な大事なお方です。
柳宮にも手を合わせ、今年も御利益たのみます。
そのあと出石は乙女の湯、湯ったりのんびりお湯の中、先に上がって待つ間、目の前の絵手紙読みます写真もパチリ、
柚子の挿絵に「ぬくもり、ありがとう」、今の私の気持ちです。

そうそう御利益で思い出しますアトムの話、二日続けて恐縮ですが仕方ありません辛抱してね。
アトムの勉強会で、「欠損は罪悪」と云う話を聞きました。
わたしはあまり儲けていませんなんて、自慢どころか欠損は絶対だめ、欠損は罪悪なのです。
利益が出ないということは、お客様に「得」を与えてその結果の利益をいただいていない、社会貢献が少なすぎることなのです、罪悪なのです。
と云う話。

社会貢献を、曹洞宗の「修証義・第四章(発願利生)」に当てはめてみればよく分かります。
「一者布施、ニ者愛語、三者利行、四者同事」と教えています。
商売に置き換えますと、お客様に得を与えなさい、やさしい声をかけなさい、なにか役立つことをしてあげなさい、一緒に喜び合いなさい、
そんな教えを、修証義の四枚の般若(利益)と云うそうなのです。
柳宮に御利益を願い、お客様には四枚の般若を心がけ、新しい年を頑張ろう。
今日は、そんな正月を過ごしてしまった一日でした。