鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《2006年最後の夕焼け》2006年鳥取旅行5

2006年12月31日 | 鳥取旅行
境港の駅のすぐ前にはフェリー乗り場があります。
ここは境水道といって海につながる川のようになっています。







帰りの境港駅。




この駅も米子駅と同じく、妖怪だらけでございます。









米子駅までの帰りの電車からは大山がはっきりと見えていました。

暖かい車内の窓からは気持ちのよい西日が射し、

ついウトウト居眠ってしまいました。



米子駅のホームから見た大山。見える?






夕焼けの米子駅前




薄暗くなった頃、バスに乗り大阪へ帰る。
暗くなってもバスの窓からしばらくの間、大山が見えてました。



2006年も、もうすぐおしまい。

今年もいろいろあったけど、こうして無事、今も生きてて、
おいしい蟹食べたり、温泉入ったりできることに感謝。


来年もよりよき1年になりますように。




おわり


《水木しげる記念館》2006年鳥取旅行4

2006年12月31日 | 鳥取旅行
水木しげる記念館へ。

記念館の前には生まれたばかりの赤ちゃん鬼太郎&目玉おやじ、





のんのんばあ&しげる少年の像が。






水木しげる記念館は、漫画家であり、妖怪研究家でもあり、冒険旅行家でもある
水木ワールド全開の記念館。

水木先生の生い立ちから現在までの、作品、人生の歩みをたどるコーナー、

たくさんのお化けや妖怪の世界、

世界中の妖怪や不思議を求めて行った旅の写真や、

そこで入手した妖怪や精霊の面や像が展示されてるコーナー、などなど

水木先生のファンはもちろん、そうじゃない人もきっと楽しめます。

私は全部読んだわけじゃないけど、水木先生の漫画やエッセイなどが好きでよく読んでます。

昔は水木先生が左手を失った戦地、ラバウルでの話を読んで、

もちろん戦争は過酷だったけれど、

終戦を迎えても、日本に帰らず、ここに住みつづけようと思うほど、

そこの原住民は自然とともにしあわせに生きている〝楽園〟だった、ということを知り、

世界にはそんな場所があるのかぁ、なんて思ってた。

でも私はラバウルがどこにあるのかもはっきりわからんかったし、

行ってみたいけど、簡単に行けると思わへんかったし、

きっとそんな場所には私は一生行けへんよな・・・って思ってたけど、

今年の夏、ラバウルのあるパプア・ニューギニアのニューブリテン島に行ってもうてた。

ほんまに絶対精霊棲んでるわって思うような、天にも届きそうな大木があったり、

島の大半は精霊以外に何が棲んでてもおかしくないようなジャングルやし、

風を食べて生きてると思われてた鳥が飛びまわってたり、

夜はホタルが光ってるし、

海の中には色鮮やかな魚たちでいっぱい・・・

ほんまに楽園でした。

やっぱり私も精霊像買って帰ったし。

これって、水木先生の影響大です。

私は水木しげるの

「なまけものになりなさい」というコトバが好きです。


記念館内の撮影コーナー






おなかがすいたのでお昼にしようと思うが、
大晦日のため休業しているお店が多くて、開いてる店を見つけるだけで一苦労。

やっと開いてるお店を見つける。

他にも開いてる店をやっと見つけました、という人たちが行列。

お店の名前は『だんだん屋』。

なんでもこの地方では「ありがとう」のことを「だんだん」というそうな。

お店のおすすめ海鮮丼はお刺身がいっぱい乗ってて美味しかった!






水木しげるロード、楽しかった。
妖怪ブロンズ像は、大きいのから小さいのまで様々。

とても全部は写真を撮れなかったけど、

ねずみ男の像と握手したりもしたよ。

これは橋の上にいた鬼太郎親子。





つづく・・・


《境港・水木しげるロード》2006年鳥取旅行3

2006年12月31日 | 鳥取旅行
境港駅に到着!

駅を降りると、もう水木しげるロードが始まってる!

駅前には執筆中の水木先生と、
それを見守るねずみ男&鬼太郎の像が。




ポストの上にも鬼太郎





河童の三平もいます






水木しげるロードの街灯は、目玉おやじの目玉!


ここいらは徹底的に妖怪なんです。




妖怪神社です。
鳥居は一反木綿。



妖怪神社の御祭神は美穂津姫命(みほつひめのみこと)だそうですです。




どこからともなくカランコロンと下駄の音がするなぁ・・・と思っていたら、
なんと鬼太郎がいるではないか!!





まわりに居た人は、わーわー言いながら鬼太郎と記念撮影。

でも私は「おい!鬼太郎!」とは声をかけることができず、
少し離れたところからながめていました。

みんなと記念撮影をした鬼太郎は、再び下駄をカランコロン鳴らしながら去っていきました。






裸足の鬼太郎と鬼太郎の脱いだ下駄までもがブロンズ像に。


現在、この水木しげるロードには120体もの妖怪ブロンズ像があるんですって。



水木しげるロードではいろんな商店で鬼太郎グッズが買えます。

めっちゃふつうの日用雑貨の店やパンやさんでさえも、なんらかの鬼太郎&妖怪モノが売られています!




数歩進めば妖怪に当たる。
歩けば妖怪。どこもかしこも妖怪。






河童が正座してました。





目玉おやじは入浴中







つづく・・・

《鬼太郎列車》2006年鳥取旅行2

2006年12月31日 | 鳥取旅行
2日目。

起床後すぐと、朝食後にも温泉に入る。

自分の肌がこんなに光ってるの見るの久しぶりやわ。

旅館をチェックアウトしたあと、今日も日本海を見に行きました。



昨日より天気もよくて気持ちよい。

あいかわらず波はザッバーーン!と荒々しかったですが・・・




本日は境港の水木しげるロードへ行きます!
皆生温泉からバスでJR米子駅まで移動。

米子駅から境線に乗り、境港まで。

ハリーポッターは9と4分の3番線ホームから汽車に乗るけど、

妖怪ロードがある境港までは0番線ホームから電車に乗ります!!

米子駅もすでに妖怪だらけです!





0番線から乗る列車は鬼太郎列車!!
ライトは目玉おやじ!!






0番線ホームはとにかくどこもかしこも妖怪だらけ!
境線の駅にはすべて妖怪名がついてるんです!

この米子駅は「ねずみ男駅」!!





終着駅の米子駅と境港駅以外は全部無人の妖怪駅らしい。




ホームの天井には一反木綿も飛んでます




これは鬼太郎列車の中。
列車の天井にさえ妖怪が!!




車窓からの風景は田畑が広がり、ぽつりぽつりと家が建つ
いかにも日本の田舎らしい風景で、とてものどかです。

途中、座敷童子駅なんてのもありました。







つづく・・・





《温泉&蟹!!》2006年鳥取旅行1

2006年12月30日 | 鳥取旅行
2006年も、もうおしまい。

ここ3年の間、年末には、今年もよくがんばりましたっちゅうことで、
三重県の相差というところににイセエビを食べに行ってたんだけど、
今年は蟹でいっとこ!と、鳥取に松葉蟹を食べに行ってまいりました。




大阪から米子駅まではバス。
電車だと新幹線で岡山→在来線で米子まで移動しなければならず、
料金は高い割に、時間はバスとそんなに変わらないみたいなので、
乗り換えなしのバスにしました。

大阪を出て宝塚を越えたあたりからの景色はずっと雪化粧。

木々の上には砂糖をまぶしたような白い雪。

そのせいか、バスは少々遅れながらも無事、米子駅に到着。



鳥が大好きな私が米子で行きたかったのは、米子水鳥公園。

この時期、白鳥さんたちもいっぱいいるらしい。

米子駅の観光案内所で行き方を確認すると、
バスだと最寄のバス停から20分くらい歩かないといけないらしく、
タクシーで行くことをすすめられたので、素直にタクシーに乗る。

「今年は雪のない正月かなぁって言ってたけど、ようやく昨日初雪が降ったんですよ」なんて
気のいいタクシーの運転手さんの話を聞きながら走ってると、
〝鳥はやさしいともだち 米子水鳥公園〟という大きな立看板。

その看板を見ただけでテンションがあがるほど鳥が好きな私。

そしていよいよ、その水鳥公園に到着!!・・・だけど・・・

タクシーの車内が「・・・・」。

一瞬沈黙に包まれる。

「あれ?閉まってる?」・・・

水鳥公園の入り口は、門が思いっきり閉まっていました。

運転手さんが焦って、年代物の携帯電話を使って自分のタクシー会社に電話して確認してくれたところ、
どうやら今日から年末年始の休みに入ってしまったそうです。

タクシー運転手として休園日くらい把握しとくべきでした、と平謝りに謝ってくれる運転手さん。

別に運転手さんが悪いわけじゃないし、いいですよー

(でもさっきの観光案内所くらいは休園日を教えてくれたっていいんじゃないか?とは思った。)

責任?を感じた運転手さんが、適当な場所で車をとめてくれて、湖の様子を覗き見。


遠くのほうに雁がプカプカ。



白鳥さんたちはどこかへ遊びに行ってるようです。

運転手さんは、どこか他に行きたいところがあれば、そこまで送ってくれると言ってくれたんだけど、
生憎、私が行きたかったのは、この水鳥公園だけやったし、
「おすすめのところがありますか?」と聞いてみると、
「いやぁー・・・このあたりは大山しか・・・でも大山も冬の間はスキーしない人は行ってもしょうがないし、
荒れ狂うだけの日本海見に行ってもしょうがないし、
名所。旧跡ってのもなんもないし・・・
特にないですねぇ・・・」と困惑しながらも申し訳なさそうな運転手さん。

観光する場所がないのはあなたのせいじゃないですよ。

そんなわけで、結局また米子駅まで帰ってきました。
運転手さんは片道の運賃しかとらず、何度も何度も謝ってくれ、なんだかこっちまで申し訳ない気持ちになってしまうほど。

「またぜひ米子に来てください。」と言ってくれました。

ありがとう。優しい運転手さん。




米子駅に戻り、後で食べる蟹のために軽めにラーメンを食したあと、
バスに乗って本日の宿泊地、皆生温泉へ向かう。

「皆生温泉」というバス停があると信じていたので、一駅乗り過ごす。

雪降る中、バス停一駅分、歩いて戻る。

ズボンの裾はびちょびちょ。ブーツカットにもかかわらず途中から裾をまくりあげて歩く。

見てくれもへったくれもない。そんなこと言うてられへん。雪やもん。

観光案内所で地図をもらい、予約した旅館へ向かって歩く。

どうも海がすぐ近くみたいなので、旅館に入る前に海を見に行く。雪やってのに・・・

海は・・・さすが冬の日本海。

ゴォォォーという地響きのような音とともに、
ザバァァーン!と叩きつけられるように高いしぶきをあげて打ち寄せる波!





私が普段好んで潜ってる南の青い海とは全然違う。

同じ「海」でも、いろんな姿があるんだなぁ。

男らしいというのか、なんていうのか。かっこよかったです。日本海。






旅館にチエックイン。

部屋は広くて快適。

窓からはさっき行った日本海が見えます。



旅館の人に「荒れてますよね。」と言うと、「今日は穏やかですよ。」と。

昨日は相当荒れてたらしく、砂浜を越えて道路のほうまで波が来てたそうで、瀬戸内海しか見たことなかったお客さんが

「大丈夫ですか?波、ここまで来ませんか?

ほんとに大丈夫ですか?」って本気で心配してたとか。




せっかくの温泉旅館。

とりあえず一風呂浴びる。

ここの温泉は海中からわいてるらしく、しょっぱい。

あがるとこどもみたいにツルピカになりました!

少々まったりしたあとはいよいよ夕食!

夕食専用の個室でいただきます。



お造りの盛り合わせ





めっちゃ濃厚な焼きかに味噌





かにしゃぶ




お刺身、焼き蟹、蟹しゃぶ、蟹みそ焼き、茶碗蒸、天ぷらなどに加えて、
タグつきのブランド松葉蟹が丸一匹!








もう無言で食べ続けました。

どうして蟹はこんなに美味しいのでしょう。

めちゃくちゃしあわせです。

大食いな私ですが、このあとでっかい土鍋にいっぱい雑炊が来てびっくりしました。

日本海見て、温泉入って、蟹を食す。

私は日本人でよかったー!




食事のあとは、貸切の露天風呂へ。

去年までの年末に行ってた素朴な漁師町の相差と比べ、夜景が華やか。

寝る前にもっかい入浴。またツルピカなった。

風呂あがりは、MADE IN 鳥取の飲み物&SWEETS。

大山緑茶、20世紀梨ドリンク、大山カフェオレ、

20世紀梨シャーベット、大山牧場バニラ&いちごアイス。



梨モノはあっさり、ミルク系は濃厚で

どれもおいしかった!