鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《九イ分観光 》2001年台湾旅行3

2001年12月29日 | 台湾旅行
3日目。

北部台湾に位置する九イ分(チュウフン)に出かけました。
九イ分の街の最寄駅、瑞芳までは台北駅から特急列車で約50分。

台北駅はホテルの目の前ですが、ここは台湾でいちばん大きな駅。

いろんなところに行く列車の路線がたくさんあるので、北京語なんてひとこともしゃべれない私たちは、
無事に目的地までの切符が買えるのか少々不安・・・

切符は窓口に並んで購入するシステム。

目的地の駅、乗りたい特急の名前などを事前に調べて紙に書き、窓口ではそれを見せて切符を購入することに。

だけどなにか聞かれたらどうしよう・・・なんて長い列に並びながら考えたりする。

待ってる間、退屈なせいか前後に並んでる人たちがイロイロ話し掛けてきてくれる。

よくはわからないが、フィーリングで「どこ行くの?」みたいな感じ。

私たちは、ガイドブックを見せて九イ分に行くことを知らせる。

そして降りる駅や特急の種類を書いた紙を見せて合ってるかどうか聞いてみると、
おばさんがOKサインを出してくれたのでひと安心。

若い男性が「僕は日本語を勉強しています。」と日本語で話し掛けてくれたりもした。

そしていよいよ私たちの順番がきた。

紙を窓口の駅員さんに見せる。

すると駅員さんが「〇∋≦÷§※?」となにか言っているが、私たちには「???」・・・

サイアク・・・なに言ってんだかまったくわからん・・・どうしよう・・・と思った瞬間、

先ほどまで私たちとお話していたまわりのおばさんやお兄さんたちが、一斉に窓口に向かって大きな声で答えてくれた。

すると駅員は納得し、私たちは無事瑞芳行きの特急列車の切符を買うことができたのでした。

優しい台北のみなさん、どうもありがとう。



快適な特急列車とバスを乗り継いでたどり着いた九イ分の街は、太平洋を見下ろす山の斜面に広がっている。



かつては金鉱として栄えていたが、閉山後は衰退していたそうです。

その後、ここ九イ分を舞台にした『悲情城市』という

ベネチア国際映画祭グランプリ受賞の映画作品で評判を呼び、

多くの人々が訪れる観光名所としてにぎわうようになったそうです。

天候のせいもあるかもしれないけど、しっとり落ち着いた印象の街でした。



幅の狭い路地に露店が連なり、昼間でも暗い基山街(チーサンチェ)。

おみやげ、民芸品、食べ物・・・いろんなお店があります。

私たちは印鑑を作ってもらうことにしました。

かわいい鳥さんの模様がついた印鑑を選び、



自分の名前を紙に書くとおじさんが目の前で彫ってくれました。





映画『悲情城市』の舞台になって以来、台湾でいちばんメジャーになったという階段、豎崎路(スゥチールゥ)。



山の斜面に沿った細い階段の左右には古い建物が軒を連ねています。

ある時代から時が止まったかのような、少し寂しいノスタルジックな風景。


私たちはその階段の中腹にある 『九イ分珈琲』 というお店でお茶しました。

金鉱全盛期の民家をそのまま残した、店そのものがアンティークといった風情ある喫茶店。

当時金鉱の採掘場に繋がっていたという金鉱口も残ってます。

ここで私はジャスミンのミルクティーを飲みました。

はじめて飲むジャスミンミルクティーは不思議な感じもしましたが、冷え切った私の体を温めてくれました。

店員さんにも上着なしで寒くないのか?って聞かれたけど、めちゃくちゃ寒かったです。

去年が暖かすぎたのか、今年が寒すぎるのかわかりませんが、とにかく今回は寒かった。

やっぱり昨日なんでもいいから上着買っとけばよかった・・・(後悔・・)



雨が降り出したので、帰りはバスはやめてタクシーで瑞芳駅まで行く。

帰りも同じように、窓口で目的地等を書いた紙を見せて切符を購入。

帰りの電車は筆談では通じなかったのか特急ではなく、台北駅までかなり時間がかかりました。しかも車内は寒い・・・

途中でなんかのアクシデントでしばらく停まりっ放しになったりして、はやく暖かい場所に帰りたかった・・・

行きの特急とは快適具合は雲泥の差・・・

そんな寒くてツラカッタ電車の中ですが、

日本語を勉強中の高校生の集団が、おまんじゅうをくれました。

なんでもここらの名物だといわれたそのおまんじゅう、

見た目はよもぎのようですが、今まで味わったことのないはじめての味でした。

ごちそうさま。台湾の人はみんな親切です。ありがとう。

プラットホームは「月台」と書くらしいです。






台北駅には大好きな金城武さんの大きな広告がっ!



思わず一緒に撮ってもらいました。

これだけでも、台湾に来た甲斐があるっちゅうもんです。

私が台湾に来ようと思ったきっかけも、

こうして台湾に来て楽しめてるのも、この方のおかげでございます。


台北駅の前で




やっと〟帰ってきたって感じでホっとしてます。

とにかく寒くてあたたかいものが食べたかったので、三越の地下にある日本食コーナーでしゃぶしゃぶを食べました。


☆ ☆

4日目。

今日はもう日本へ帰る日ですが、飛行機のフライトまで時間があるので、
前回体験してその気持ちよさが忘れられなかった〝台湾式シャンプー〟に行きました。

この台湾式シャンプーというのは、

美容院に入りイスに座るとまず烏龍茶のサービス→

首から腰までにかけての上半身のマッサージ→

座ったままシャンプー(水で髪を濡らしもしないのにどんどんシャンプーはアワだっていくけど、何故かアワは垂れない)→

シャンプー台でアワを洗い流す(このシャンプー台のイスもマッサージチェア)→

ブロー→終了。

めちゃくちゃキモチいい上、きれいにブローもしてくれて、千円もしない!

日本にもこんなシャンプーあったら、毎日(は無理かもしれんが)でも行きたい!



宿泊したヒルトンホテルのロビーにて。







2回目の台北の旅もとっても楽しかったです。(寒かったけど・・・)

食べ物はおいしい、頭の先から足の先までのマッサージは気持ちいい、

親切で優しい人々、街の雰囲気もいい・・・ホントいいところです。

大阪から3時間弱といえば、新幹線で東京に行くのと変わらないけど、

ちょっとしたお休みがもらえたなら、東京より台北に行きたい!

またふらりと遊びに行っておいしいもの食べたり、マッサージを満喫したりしたいです。

今度はもっと郊外にも行ってみたいな。



おわり。





















《占い横丁→バードストリート》2001年台湾旅行2

2001年12月27日 | 台湾旅行
2日目。

とある地下歩道で産毛取りをしてもらいました。

おばさんは縫糸を口にくわえてクロスさせ、顔の上で器用に動かしていきます。



するとあら不思議。

糸に産毛が絡まるかたちでピシピシと産毛が抜けていきます。

痛くもなく、なんか心地いい。

なかなかのオモシロ体験でした。



そのあと、行天宮の近くの地下歩道にある占い横丁へ。

占い師の小さなブースが所狭しとたくさん並んでいます。

中には文鳥占いなんてのもあって、私はとてもココロ奪われたりしましたが、別の先生にみてもらいました。

私たちがみてもらった先生は、生年月日と面相、手相などで占ってくれました。

先にみてもらったM子さんは、先生も大絶賛!の素敵な人生をあゆめるらしい。

特に金銭面が抜群によいらしく、元々お金持ちのM子さんですが

死ぬまでお金に困ることはないらしいです。

で、私はというと、M子さんに比べて、やはり(?)特に金銭面では〝まあまあ〟程度の人生のようです・・・

占い師のおじさんと






豚の顔面や内臓、カエルなどかなり強烈なものが当たり前に並ぶ市場を見てまわったりしたあと、若者の街、西門町へ。

昨年と同じ時期にもかかわらず、この年の台北はかなり寒い・・・

カーディガンしか持ってきてない私はとても寒い思いをしていたので、なにか外着を買おうとイロイロ物色したけど

なんかコレやっ!ていうのがなくて結局買いませんでした。

で、何故かスウォッチの店で虎がデザインされた腕時計を購入したのでした。



その後歩いて和平西路へ。

このあたりはバードストリートと呼ばれていて、

小鳥やさんや、きれいな竹細工の鳥かごやさんが何十件も並んでいる、トリ好きにはたまらん場所です。

小さなフィンチ類から、コンゴウインコなどの大型インコの類まであらゆる種類のペットバードがいました。

1件の店だけでも、数千羽のトリさんが・・・その数の多さに驚きでした。

鳥好きの私も、一度にあんなにたくさんのトリさんを見たのは、初めてでした!


とまり木にぎっしりのメジロさんたち





文鳥のヒナたちも、もう何羽いるのかわからないほどたくさん!



ちょうどごはんの時間で、みんなが一斉に口をあけて、ごはんをねだる姿は圧巻でした!

お店のおっちゃんは上にいるコをかきわけて、下に埋もれちゃってるコたちにもごはんをあげていました。




オカメちゃんたちも2列に並んだ止まり木にぎっしり!



ヒナがすぐ死んじゃったり、体格が小さかったり、足が細かったり、という理由で

〝台湾産のオカメインコは弱い〟というのが、

日本の愛鳥家の間では定説になってますが、このコたちはどうなのかなあ・・・?

オカメちゃんのカワイさには違いはないんだけどね・・・




そして夜は台北市敦化南路にある、 『鳥・台北』(ニアオタイベイ)という カフェ・レストランへ。




鳥の鳴き声を聞きながら お茶したり、ごはん食べたりできる

ここもトリさん好きにはたまらん、魅力的なお店。

こんな店がうちの近くにもあればいいのになぁ~。

でもきっと日本では保健所とかから営業許可がおりないんだろうね・・・



『鳥・台北』にいた鳥さんたち

シナモン文鳥と私とM子さん





まだ幼いセキセイインコ





ホウオウジャク



豪華な尾羽が、とっても魅力的!!

この尾羽はオスだけにしかないそうです。

竹製の鳥かごや、陶器製の餌入れや、水入れもかわいかった!


その他にもカナリヤさんもいて、キレイな声で鳴いてました!




その後、私たちの宿泊するヒルトンホテルの目の前にある新光摩天展望台に行きました。

この展望台は台北一の高層ビルの46階にあり、台北の夜景を一望!

とってもキレイでした。


つづく・・・


















《228和平公園→『鼎泰豊』》2001年台湾旅行1

2001年12月26日 | 台湾旅行
マッサージ、グルメ、観光、イロイロ楽しめる台北にすっかりハマッた私と親友M子さんは、

前年に引き続き、年末に台北で1年の疲れを癒してきました!




2001.12.26~29

1日目: 228和平公園→『鼎泰豊』(夕食)→マッサージ

2日目:占い横丁→西門町→バードストリート→ 『鳥・台北』(夕食)→新光摩天展望台

3日目:九イ分観光

4日目:台湾式シャンプー→帰国


宿泊先:ヒルトン




大阪から台北までは飛行時間3時間弱という近さ!

台北に到着しホテルにチェックインしたあと、散歩がてら歩いて228和平公園に行きました。

ここには小石を敷き詰めた健康歩道なるものがあり、足裏マッサージや青竹踏みが大好きな私は大喜び!





靴を脱いで歩道を歩くと結構イタイ。けどキモチいい!

痛がりのM子さんは立つだけでも 「痛いっっ!!」 と、全然歩けませんでした!

こんなキモチいい健康歩道、うちの近所の公園にもあったらいいのにな~



都会の真ん中にあるこの公園ですが、木の上にはリスがいっぱい!



わかりづらいけど、よく探してみるとほんとにたくさんのリスが木の枝を走りまわっていました。



夕食は小龍包で有名な超人気店、『鼎泰豊』でいただく。



小龍包の正しい食べ方は、皮を破らないようにお箸でそっとつまんで酢醤油にからめ、
れんげに乗せて生姜と一緒に食べる・・・



薄い皮の舌触りがなんともいえない・・・

口の中で肉汁がじゅわ~っと広がる・・・

めちゃめちゃおいしい!

熱いうちに食べないと、皮が蒸篭にひっついて破れてしまう。

そうなると台無しなので、猫舌の私は口の中を火傷しながら食べる。

でもそのおいしさにカンゲキ☆

チャーハンもとってもおいしかったです!



いったんホテルに戻り、夜はマッサージへ。

顔のマッサージ、毛穴のおそうじ、足の裏から膝までにかけてのマッサージが同時に進行していきます。

顔の吹き出物は突き刺して脂肪や膿を出し、強引につぶされてしまう。

結構吹き出物がいっぱいできてた私は、あまりの激痛に半泣き状態。

だけどマッサージは非常にキモチよい。アメとムチが同時に与えられてる感じでした・・・


つづく・・・