昨日は京都へ行ってきました。
まずは嵯峨野でランチ。
京都らしい、かぶらの千枚漬けを使った漬物パスタ。
天窓から青空が見えました。
デザートはりんごとナッツのパンケーキ。このキャラメルソースが最高に美味しい。
そのあと、大原にある来迎院へ。
なぜ天龍寺や金閣寺、仁和寺、龍安寺、下鴨神社などの
有名な神社仏閣の前をことごとく素通りして、人里離れた大原までわざわざ来たのかというと、
ここ来迎院の御本尊の薬師如来様は、“耳の薬師如来さん”と言われていて、
耳の病気に御利益があるというからです。
元々私は、耳があまり良くなくて、疲れがたまってきたりすると、耳から調子悪くなるのですが、
ここ数カ月、あまりにもずっと耳の調子が悪すぎて、観念して通院しても検査上異常はみられず、
ステロイドを服用しても治らず・・・
もう長期戦で薬のんで治して行くしかないと、先日はこんなに大量の薬を処方され・・・
こんだけの薬全部私の体の中に入るんやと思うと恐ろしく・・・
耳が聞こえにくい、圧迫感、めまい、乗り物酔いなどが長く続き、もういい加減しんどくなってきて、
だいたいステロイド飲んで治らんもん、もうこれ以上どんだけ薬飲んでも治らんやん。と、
医者よりも仏様を頼りに来ました。
本堂には薬師、阿弥陀、釈迦三尊仏が安置されていて、他に参拝客もいなかったので
きっと私の願いも聞いてくださることでしょう。
ここ何十年、神社仏閣にお参りの際は、愛鳥の健康と長寿しかお願いしたことなかったけど、
今回に限り、自分のことをお願いしました。
耳の調子がよくなるようにと絵馬も書いて奉納しました。
絵馬を見てると、みなさん耳の不調に悩まれてるんだな・・・と。
みんな良くなりますように。
静かで落ち着く寺院でした。
耳の悪い人間にとっては、ざわざわした雑音が多い場所がいちばん苦手なので、
こんなに静かで空気が綺麗なところに来ると、それだけで耳にも良い気がします。
Gさんに頂いた御朱印帳。
先日、嵐山の法輪寺に行ったときは持参してたのに、持参したこと自体を忘れてた・・・
でも今回は忘れず持参し、ちゃんと御朱印をいただくことができました。
その後、来迎院からさらに山道を上って音無の滝へ。
自分たち以外他に誰もいない。
木々のそよぎと滝の音、鳥のさえずりしか聞こえない世界。
こんなところでしばらく過ごすことができたら、耳なんてすぐに良くなる気がするなぁ。
めっちゃ神々しかった。
その後、来迎院のすぐ隣にある三千院へも参拝。
『京都大原三千院』
と聞いて、♪京都ぉ~ 大原 三千院♪という曲が脳内再生された方は、そこそこいいご年齢ですね。
はい、私も京都大原と聞くと、もれなくこの曲が頭の中で流れます。
もしひとりでいる場合には思わず声に出して歌ってしまうでしょう。
紅葉の時期にはたくさんの方が訪れるようですが、もう紅葉の時期も終わり、ひっそりと。
ゆっくり参拝することができました。
三千院宸殿の御本尊も薬師瑠璃光如来なので、ここでも自分の耳が治るようにとお願いしました。
こちらは往生極楽院。
大きな阿弥陀如来様がいらっしゃった。
三千院でも御朱印をいただくことができました。
大原、とても静かでいいところでした。
祇園や三条河原町などの京都の市街地からわずか40分ほどで、
都会の喧騒を忘れさせるこんなに静かな里があるなんて驚きでした。
帰りに三条で大好物のいつものカレーうどん。
そして伏見の日帰り温泉に立ち寄って帰ってきました。
温泉入ってるときはすごく気持ちよかったけど、帰りの車ではまたグロッキー状態に・・・
辛かった・・・
でもきっとそのうちに、今日のお参りで私のお願いを聞いてくださった耳の薬師如来さまが救ってくれるはずです!