11月10日 午後 ボーリア滞在3日目(最終日)
モーテルのチェックアウトも済ませ、いよいよボーリアともお別れの時間が近づいてきました。
マウントアイザに向かって発つ直前まで、さいごのインコウォッチング!
たくさんのモモイロインコに出会えました。
電線にとまるモモイロインコ。

右端にいるのが親で残りは幼鳥。
幼鳥たちの体はもうじゅうぶんおとなサイズだけど、ず~っと甘え鳴き。
木の上でくつろぐモモイロインコ。
ここでも幼鳥の甘え鳴きが聞こえてきてました。

猛禽が近づいてきたのを見て、鳴きながら大空を飛ぶモモイロインコ。

ボーリア到着後、最初に来た集落のはずれにある川。
川の真ん中に出た木の根っこは、鳥さんたちに人気のとまり木。
お水を飲むのにちょうどいいんですね。


また1羽来た。

2羽で仲良く並んでお水を飲む。

あっ!さらにまた1羽!

もう止まれないよ!と、小競り合いがおきてました!
モモイロインコの幼鳥。ずっと甘え鳴きしている。たまらん。

まぁこのかわいいことよ。
挿し餌したい~!!と思いながら見てました。
お母さん(左)はすぐ近くで我が子の様子を見守ってます。

でも延々と続く甘え鳴きにとうとう根負けしたみたい。
お母さんインコは子インコのそばに近づき・・・

ごはんをあげていました。

これだけ成長してたら、じゅうぶん自分でも餌を食べれると思うけど・・・
モモイロインコって甘えん坊なんですね。
今まで花鳥園などで、モモイロインコと触れ合ったことはあったけど、
私、モモイロインコについて何も知らなかったかも。
オーストラリアでは、やかましい・うるさい人のことを“モモイロインコみたいな奴”って揶揄したり
畑を荒らす害鳥扱いされることもあったり・・・なんてことを耳にしたことがあるけど、
モモイロインコって・・・・めちゃくちゃかわいいやん!!
今までセキセイインコとオカメインコ命の私でしたが、
いつかもっと大きな鳥をお迎えすることがあるなら、絶対モモイロインコにしよう!って心に誓いました!!!
この日の朝、朝食シーンを目撃した同じ場所で、今度は昼食を食べてました。

このシーンを最後にボーリアとボーリアで出会った鳥さんたちとお別れ。
マウントアイザに向かって車で約300キロの移動です。
往路と同じく、途中のダジャラという小さな町で休憩。
ここでも幼鳥のモモイロインコが甘え鳴き!

ここでも近くの枝で親鳥が幼鳥を見守ってたんですが、
ひたすら続く甘え鳴きに根負けしたようで、お父さんがごはんをあげていました。

モモイロインコのこどもって本当に甘えん坊。

でもこんなふうに見つめられて甘えられたら、親鳥じゃなくてもたまらなくいとおしい気持ちになりますよね!
帰りのマウントアイザまでの道のりでも、
車窓から牛はもちろん、モモイロインコやエミューを見ることができました。
そしてマウントアイザの空港前では、行きと同じくクスダマインコをウォッチング!
ケアンズへ向かう飛行機の窓からは、あちこちで山火事が起きてるのを見ました。
オーストラリアでは山火事も特に珍しいことではないそうです。
☆
こうしてケアンズからの2泊3日のボーリア・インコウォッチング旅行は終了。
長年の夢だった野生のセキセイインコとオカメインコに会いたい!という夢が叶ったすばらしい旅行となりました。
野生のインコに会いたいとずっと思ってたけど、具体的に何をどうしてどこへ行けばいいかがわからず、
なかなか実現できずにいたので、今回連れて行ってくれるガイドさんが見つかって本当にうれしかったです!
ずっとずっと会いたかった野生のセキセイインコやオカメインコに、
本当に出会えたよろこびは、とても言葉では言い表せないほどでした。
野生のセキセイインコやオカメインコは想像以上に過酷な自然環境の中で、小さな体ひとつで元気にたくましく、
仲間と共に楽しく生き生きと暮らしている。そんな野生本来の姿を実際に見ることができてとても感動しました。
百聞は一見にしかずといいますが、この旅によって野生のインコたちのたくましさはもちろん、
オーストラリアの広さ、地球のすばらしさをも身をもって感じることができました。
こんな素晴らしい経験が出来たのも、今まで一緒に暮らしてきた愛すべき歴代のインコやすみれやひまわりのおかげです。
いつだってインコは私の人生を豊かにしてくれる大切な存在です。
一生に一度のつもりで行った内陸への旅行でしたが、帰ってきてすぐにまた行きたいなぁ。と思いはじめてます。
もしも私のこの旅行記を見て、同じように内陸へのインコウォッチングに行ってみたいと思われた方がいらっしゃったら
その方に伝えておきたいことがあります。
何度も書いてますが、オーストラリアの内陸というのはいまだ無限の可能性を秘めた素晴らしいところですが、
とても過酷な土地であるのも事実です。
私はダイビングをするので、
今までクジラやイルカや他にもさまざまな海洋生物を求めて世界中の海を旅してきましたが
野生の生き物に出会うのに100%の確率はありえません。
“だいたいこのあたりにいつも生息する”ということはわかっていても、
相手はとてつもなく広い範囲を移動しながら生きている野生の生き物なので、
1日中探しても会えないこともあるし、タイミングや天候などのコンディションなどさまざまな要因で
いつでも出会えるとは限りません。
またこれも私の経験からいえることですが、会いたい生き物に対してあまりにも想いが強すぎると、
なにか殺気だったものが生き物に伝わってしまうようで、なかなか会えなかったりするのです。
血眼になって探してるときより、みんなで楽しく談笑などをしてると不意に現れたりするんです。これほんとに・・・
だから今回の滞在中も、ほんとはもうめちゃくちゃセキセイやオカメに会いたいけど、
必死になりすぎないように、なるべくリラックスした気持ちで探すように心がけてました。
私がよく利用する小笠原のドルフィンスイム船の船長が、出港前にいつもおっしゃることですが
「もしもイルカやクジラに会えなくても、つまらない。と思わないでください。
自分は今、イルカ・クジラが暮らしている同じ海の上にいるんだ。と思ってください。
つまらない。と思った瞬間から、本当につまらなくなってしまいますから。」と。
これはすべての生き物に会いに行ったときにも言えることだと思います。
もしもオーストラリアの内陸まで野生のインコに会いに行ったとしても、
必ずしも目当てのインコに会えるかどうかはわかりません。
それでも、インコたちが暮らしている同じ土地に今自分がいるんだ。と思える心の余裕を持って行ってほしいと思います。
また日本とは違う強烈な日差しや暑さのため、人間も熱死するような場所でもありますから
必ずガイドさんと一緒に行くことをおすすめします。
脅かすわけじゃないですけど、
私ももしも現地まで行って野生のインコに会えなくても、行かなくて後悔するよりはマシだと思って行きました。
行っても会えないこともあるけど、まずは行かない限りは絶対に会えませんからね!!
☆
次はケアンズ最終日の日記につづく・・・
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モーテルのチェックアウトも済ませ、いよいよボーリアともお別れの時間が近づいてきました。
マウントアイザに向かって発つ直前まで、さいごのインコウォッチング!
たくさんのモモイロインコに出会えました。
電線にとまるモモイロインコ。

右端にいるのが親で残りは幼鳥。
幼鳥たちの体はもうじゅうぶんおとなサイズだけど、ず~っと甘え鳴き。
木の上でくつろぐモモイロインコ。
ここでも幼鳥の甘え鳴きが聞こえてきてました。

猛禽が近づいてきたのを見て、鳴きながら大空を飛ぶモモイロインコ。

ボーリア到着後、最初に来た集落のはずれにある川。
川の真ん中に出た木の根っこは、鳥さんたちに人気のとまり木。
お水を飲むのにちょうどいいんですね。


また1羽来た。

2羽で仲良く並んでお水を飲む。

あっ!さらにまた1羽!

もう止まれないよ!と、小競り合いがおきてました!
モモイロインコの幼鳥。ずっと甘え鳴きしている。たまらん。

まぁこのかわいいことよ。
挿し餌したい~!!と思いながら見てました。
お母さん(左)はすぐ近くで我が子の様子を見守ってます。

でも延々と続く甘え鳴きにとうとう根負けしたみたい。
お母さんインコは子インコのそばに近づき・・・

ごはんをあげていました。

これだけ成長してたら、じゅうぶん自分でも餌を食べれると思うけど・・・
モモイロインコって甘えん坊なんですね。
今まで花鳥園などで、モモイロインコと触れ合ったことはあったけど、
私、モモイロインコについて何も知らなかったかも。
オーストラリアでは、やかましい・うるさい人のことを“モモイロインコみたいな奴”って揶揄したり
畑を荒らす害鳥扱いされることもあったり・・・なんてことを耳にしたことがあるけど、
モモイロインコって・・・・めちゃくちゃかわいいやん!!
今までセキセイインコとオカメインコ命の私でしたが、
いつかもっと大きな鳥をお迎えすることがあるなら、絶対モモイロインコにしよう!って心に誓いました!!!
この日の朝、朝食シーンを目撃した同じ場所で、今度は昼食を食べてました。

このシーンを最後にボーリアとボーリアで出会った鳥さんたちとお別れ。
マウントアイザに向かって車で約300キロの移動です。
往路と同じく、途中のダジャラという小さな町で休憩。
ここでも幼鳥のモモイロインコが甘え鳴き!

ここでも近くの枝で親鳥が幼鳥を見守ってたんですが、
ひたすら続く甘え鳴きに根負けしたようで、お父さんがごはんをあげていました。

モモイロインコのこどもって本当に甘えん坊。

でもこんなふうに見つめられて甘えられたら、親鳥じゃなくてもたまらなくいとおしい気持ちになりますよね!
帰りのマウントアイザまでの道のりでも、
車窓から牛はもちろん、モモイロインコやエミューを見ることができました。
そしてマウントアイザの空港前では、行きと同じくクスダマインコをウォッチング!
ケアンズへ向かう飛行機の窓からは、あちこちで山火事が起きてるのを見ました。
オーストラリアでは山火事も特に珍しいことではないそうです。
☆
こうしてケアンズからの2泊3日のボーリア・インコウォッチング旅行は終了。
長年の夢だった野生のセキセイインコとオカメインコに会いたい!という夢が叶ったすばらしい旅行となりました。
野生のインコに会いたいとずっと思ってたけど、具体的に何をどうしてどこへ行けばいいかがわからず、
なかなか実現できずにいたので、今回連れて行ってくれるガイドさんが見つかって本当にうれしかったです!
ずっとずっと会いたかった野生のセキセイインコやオカメインコに、
本当に出会えたよろこびは、とても言葉では言い表せないほどでした。
野生のセキセイインコやオカメインコは想像以上に過酷な自然環境の中で、小さな体ひとつで元気にたくましく、
仲間と共に楽しく生き生きと暮らしている。そんな野生本来の姿を実際に見ることができてとても感動しました。
百聞は一見にしかずといいますが、この旅によって野生のインコたちのたくましさはもちろん、
オーストラリアの広さ、地球のすばらしさをも身をもって感じることができました。
こんな素晴らしい経験が出来たのも、今まで一緒に暮らしてきた愛すべき歴代のインコやすみれやひまわりのおかげです。
いつだってインコは私の人生を豊かにしてくれる大切な存在です。
一生に一度のつもりで行った内陸への旅行でしたが、帰ってきてすぐにまた行きたいなぁ。と思いはじめてます。
もしも私のこの旅行記を見て、同じように内陸へのインコウォッチングに行ってみたいと思われた方がいらっしゃったら
その方に伝えておきたいことがあります。
何度も書いてますが、オーストラリアの内陸というのはいまだ無限の可能性を秘めた素晴らしいところですが、
とても過酷な土地であるのも事実です。
私はダイビングをするので、
今までクジラやイルカや他にもさまざまな海洋生物を求めて世界中の海を旅してきましたが
野生の生き物に出会うのに100%の確率はありえません。
“だいたいこのあたりにいつも生息する”ということはわかっていても、
相手はとてつもなく広い範囲を移動しながら生きている野生の生き物なので、
1日中探しても会えないこともあるし、タイミングや天候などのコンディションなどさまざまな要因で
いつでも出会えるとは限りません。
またこれも私の経験からいえることですが、会いたい生き物に対してあまりにも想いが強すぎると、
なにか殺気だったものが生き物に伝わってしまうようで、なかなか会えなかったりするのです。
血眼になって探してるときより、みんなで楽しく談笑などをしてると不意に現れたりするんです。これほんとに・・・
だから今回の滞在中も、ほんとはもうめちゃくちゃセキセイやオカメに会いたいけど、
必死になりすぎないように、なるべくリラックスした気持ちで探すように心がけてました。
私がよく利用する小笠原のドルフィンスイム船の船長が、出港前にいつもおっしゃることですが
「もしもイルカやクジラに会えなくても、つまらない。と思わないでください。
自分は今、イルカ・クジラが暮らしている同じ海の上にいるんだ。と思ってください。
つまらない。と思った瞬間から、本当につまらなくなってしまいますから。」と。
これはすべての生き物に会いに行ったときにも言えることだと思います。
もしもオーストラリアの内陸まで野生のインコに会いに行ったとしても、
必ずしも目当てのインコに会えるかどうかはわかりません。
それでも、インコたちが暮らしている同じ土地に今自分がいるんだ。と思える心の余裕を持って行ってほしいと思います。
また日本とは違う強烈な日差しや暑さのため、人間も熱死するような場所でもありますから
必ずガイドさんと一緒に行くことをおすすめします。
脅かすわけじゃないですけど、
私ももしも現地まで行って野生のインコに会えなくても、行かなくて後悔するよりはマシだと思って行きました。
行っても会えないこともあるけど、まずは行かない限りは絶対に会えませんからね!!
☆
次はケアンズ最終日の日記につづく・・・
