三重の塔は寛政九年(1797年)に完成したもので、
庶民の手で再建されたものです。
この地方は
豊かな米穀地帯だったことがうかがわれます。
遠方から見ても絵になる風景です。
形も整っています。
惚れ惚れする姿です。
まわりの風景を見ますと
阿弥陀信仰が行われた形跡を読めます。
「じじばばの昔物語」もある大石です。
雪の時にそりで運んだのでは?
室町時代の建物の「舞楽殿」ですが、
3・11の大地震でも壊れなかったが、
堂の上の石も落ちなかった!!
不思議で、
古い日本の建築技術には驚かされます。
「安久津八幡神社」の本殿です。
茅葺の本殿は珍しい。
茅葺屋根の豪華さには驚かされます。
彫刻もすごいが・・・・
昨日の台風が 今回の旅では 安久津(あくつ)八幡神社 貞観2年(860年) に 現在の建物は、 三重の塔 本来は 歴史の由来を学ぶのは
各地に大きな被害をもたらしました。
お見舞い申し上げます。
比較的地味なところを廻っていますが
それが歴史を学ぶ者にはたまらない。
(・・・最近の地震研究で一躍有名になりました
貞観11年(869年)の陸奥国の貞観大地震では残ったのでしょうか?)
慈覚大師の発願により、阿弥陀堂が建立され
その後、前9年の役の際、
源義家が安倍一族を平定し、
鎌倉の鶴岡八幡を勧請したといわれる由緒ある神社といわれています。
宝暦五年(1765年)に再建されたものです。
三間社流作・茅葺・軒組は和様平三斗で作られています。
棟の両側には鬼板があげられ、
屋根が半月形に張り出す特異な形状(上記の写真)をしています。
現在は県指定有形文化財となっています。
寺院伽藍の一つですが、
明治の神仏分離令により
本社内の寺院が廃絶し
その後の寺院が焼失したので、
三重の塔だけが残った。
現在の塔は
寛政五年(1793年)に完成したものです。
(私達が学びました長谷川さんが書いた「寛政十一年農家年中行事」と
同時期に建てられた!!)
庶民の力だけで作られたようですので、
凄い財力を持ち始めた様子がうかがえます。
本当に楽しい!!