今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

たねやお菓子教室♪スワンの涙~♪

2013年07月27日 | 「お菓子教室」のひきだし
7月のお菓子教室です。
4回目のお菓子は、シュークリームです。
シュークリームは、昔から何度か作っているしあまり失敗もないし、ということで今回はいつもほどの意気込みはないのでありました。

今回も3種類作ります。
「クッキーシュー」・・・絞り出した皮の生地の上に薄いクッキー地(パートシュクレ)をのせて焼
            きます。できあがりはメロンパンの表面のように亀裂ができます。

「スワン」・・・・・・・白鳥の形に仕上げます。

「プレーン」・・・・・・普通に絞り出して丸く焼きます。



まずはスワンから、絞り袋に生地を入れ、胴体(奥)と細い首(手前)を形よく絞ります。

スワン、と聞いて昔のお菓子の本には必ず載ってたよね~と、相方さんと歳のばれる会話で盛り上がりつつ、あまりの難しさにだんだん無口になっていくのでした。



パートシュクレ、冷凍されたできあがりを一枚ずつ乗せていきます。
が、あっというまに溶けてしまいます。手早く、手早く。



プレーンを絞り出しました。

さて皮を焼いている間に、中身のクリーム作りです。今回は、カスタードクリームと生クリームを合わせたものです。
混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ・・・ひたすら混ぜます。
はぁ~今日はなんだか疲れました。相方さんに変わってもらい仕上げます。

そうしているうちに、皮が焼けました。
ちょっとのぞいてみると、スワンの首が焦げているのがあって、「うわ~ 白鳥が黒鳥になってる~」と小さい声で言ったつもりなのに、相方さんに聞こえたらしく、「なんておもしろいの~」と大受けされました。
えっ?そんなおもしろい?と一緒に笑いましたが、今回の相方さんはいつもの方が欠席されたので、スポットで来られた初めてのかたです。もう驚きませんが愛知からの参加です。
初級のシュークリームの会が受講できていなかったので、今回参加されたそうです。
中級に進もうと思ったら、初級を全部受講しなければいけないのだそうです。上級に進むのも然り。
え~~、そんな熱心になれるかな私・・・

いよいよ焼き上がった皮が配られて、「黒鳥、うちじゃなかったね」と目配せをしつつ、(当たった人ごめんなさい、これはオーブンの焼きムラで、たまたま置いた場所が悪かっただけだと思います)クリームを詰めます。
絞り出しても、上を少し切って詰めてもどっちでも言いといわれたので、詰めました。これのほうが沢山入るから。


おしりから絞って入れます。

山盛りに詰める。


最後はスワン、胴体にクリームを詰めて、上に生クリームを飾り絞りをして、切った上の皮で羽を作ります、が・・・
羽はどっち向きだったけ?何回もやり直すうちに飾りのクリームはぐちゃぐちゃ、
スワンが泣いている  ♪スワンの涙♪とまた歳のばれる歌なんか歌って・・・


きれいに絞り出したまではよいのですが。



これは先生作。スワンの愛らしいこと。


今回お初の相方さん、前回もスポット参加されて、同席だった人がすごく気むずかしい人で大変嫌なめにあって、入らない労力をつかってしまい、今日もドキドキで来たけど、いい人で(私のことよっ)良かったわ~とおっしゃっていました。
コースはもうメンバーが決まっているけど、スポット参加はそうなんですね。初めては何でも緊張しますけど、私も昔と比べるといろんなとこにひとりで行けるようになったし、図太くなったのかなぁ。しみじみ思ったシュークリームの教室でした。












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のどごし一番 水羊羹

2013年07月06日 | 「お菓子教室」のひきだし




ほどよい甘さ、さらっとした口当たりいくらで食べられてしまう、まさにのどごし一番!のたねやの水羊羹。
そんな水羊羹が家でも作れたら、と今回和菓子教室にスポット参加です。

材料は、寒天、水、砂糖、こしあん、と至って簡単なのです。




水の中に寒天を入れ、沸騰したら砂糖を入れます。(手前)
砂糖が溶けたら、餡を入れてぐるぐる混ぜてよく火を入れます。(向こう)
仕上げにちょっと塩を入れ、漉してから冷まします。




冷水で冷まします。何度も何度も下の水を換えます。ゆっくり冷ました方が口当たりがよくなるのだそうです。

後はカップに流し込み冷やすだけ。なんと簡単ではありませんか・・・
家で作ると、餡が底に沈んで2層になったりしますが、混ぜ方の問題でしょうか、聞くのを忘れました。

冷やしている間に、次は水まんじゅうを作ります。

水まんじゅうの衣の材料は、ゲル化剤とトレハロースを使用します。名前は聞いたことがありますが、なかなか手に入りにくいのではないでしょうか。
そのままの透明な衣と、黒糖を入れた黒い衣の2種類で、中身は餡と、フルーツです。


黒糖入りの衣を作ります。練り加減が難しいです。



透明な衣を練っています。



衣ができたら、すぐ型に流しますが、この衣は常温でもすぐ固まってしまいます。
流す人、中身を入れる人、手際よくしないと、固まってしまいます。
それにしても、流す入れ物、何だかたこ焼き屋さんみたいでおもしろかったです。中身もたこをいれてるみたいで・・・



こんな上等そうな缶詰のフルーツを入れましたよ。桃とマスカット。



中のフルーツの色が透けてきれいです。



洋菓子もおもしろいですが、和菓子もなかなかです。
水まんじゅうは、家ではなかなか難しいかもしれません(アシスタントを先に確保しておかなくては)水羊羹は家で作っても同じにできるかわかりませんが、本当に簡単でした。
いっぱい作って、思う存分食べてみたいものです。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たねやお菓子教室

2013年06月22日 | 「お菓子教室」のひきだし





初級コース第三回目となりました。
今回のお菓子はお店でもお馴染みの「オレンジケーキ」です。いわゆるパウンドケーキです。
パウンドケーキは自宅でもよく作るので、今回はとっても楽しみにしていました。


今回は6号サイズのホールで焼きます。
まずはオレンジを底に敷き詰めます。ふちに立ち上がらせるように敷き詰めるのがコツです。
(スライスして、砂糖で煮たのをすでに用意していただいています)

バターの中に砂糖、卵を入れて、とにかく混ぜる混ぜる・・・
混ざったら、ふるった粉を入れて、またまた混ぜる混ぜる・・・
100回位を目安に混ぜてくださいって、わ~私この時点でやり方間違ってましたわ~ 粉を入れたらあんまり混ぜちゃいけないのかと思っていました。それはクッキーでしたね。
でも国産の粉を使う場合は心持ち混ぜるのを控えてください、と言われました。グルテンの関係でしょうかね。



型に立てたオレンジを倒さないように生地を入れたら、空気を抜いて真ん中をへこます。へらで型をまわしながらだんだん外に向けて生地を寄せていきます。真ん中の盛り上がりを防ぐためですが、これは難しかったです。
先生の手直しが入りました。



こんな感じ。


焼き上がりを待つ間に、クリームでデコレーションの練習です。
このコースの最終が、デコレーションケーキなので、そのための練習です。



先生のお手本。

まっすぐにすらなかなか均一にいきません。ちょっとの力加減ででこぼこなったり、途切れたり・・・
あ~~ 私、こういうの向いてないかも・・・ じゃあ何が向いているの?と聞かれると困るんですけど。
ぐだぐだしているうちに、いいにおいがしてきて、焼けた!!


ちょっと焦げました。


さあさあ、デコレーションの練習はさっさと片付けて先生ので試食会です。
う~ん、生地のきめが細かくて、しっとり。うっとり。
今まで作っていたのとはやっぱり違います。生地を混ぜる混ぜる・・・これです。

今回は早速、家でも作ってみました。
教室では、材料は計量して置いてあるし、使う道具も出てるし、で至れり尽くせりなのですが、家ではこうはいきません。シートを型に敷くだけでも手間取ったりして、一からしようとすると結構時間がかかるものです。
オレンジですが、輸入物はいろいろ残留ものがありそうなので、国産を探したのですが、無くて(田舎のスーパーには)ネーブルかなにかでシロップ煮を作りましたが、皮と身がはがれたりうまくできなくてすでにここで挫折しそうになりましたが、なんとか敷き詰めるだけは確保しました。
できばえは・・・うん、なかなかでしたよ。
娘が友達との食事会にそのまま持って行ったので、味見はできなかったのですが、なかなか好評だったらしいです。

オレンジは大変なので、アレンジしていろいろ作ってみようと思います。



この一週間、また無意味なことに時間を費やしてしまい、グダグダと過ぎていってしまいました。
そんなことをしている歳ではないのに、もっと一日一日を丁寧に、有意義に過ごさなくては。
自分に発破を掛けているこのごろでございます。













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たねやお菓子教室

2013年05月29日 | 「お菓子教室」のひきだし



第2回目の教室です。
今回作るのは、クッキーです。三種類作りました。

まずひとつめ、「サブレディアマン」
生地をまとめて、棒状にして冷凍庫で凍らせます。焼くときは半解凍くらいに解凍して、生地をころころ転がして、グラニュー糖をまんべんなくつけてから、1cmくらいにカットして焼きます。
焼き上がっ時の、縁のグラニュー糖がきらきらとダイヤモンドのように見えるところからのネーミングだそうです。
ディアマン・・・ダイアモンド。
これは沢山作っておいて、冷凍保存して好きなときに焼ける便利なクッキーですね。


均等な棒状にするのがむつかしい・・・


冷凍します。



焼き上がり!


次は、「セサミ」
このクッキーは卵白を使用します。ということはゴマを入れなければ「ラング・ド・シャ」の生地だそうです。
黒ごまと白ごまをたっぷり入れます。柔らかい生地なので、絞り袋に入れて絞り出します。
先生は手付きもさることながら、材料を少しもムダにはなさいません。絞った後の袋には本当に生地がほとんど残っていなくて、きれ~いに絞り出されます。



大きさも均等に。


焼けました!


最後は「くるみ」です。

これは生地にくるみを入れて、ひとつひとつ手で丸めていきます。まずそのまま並べて焼きます。
焼き上がったら、少し温かいうちに粉砂糖をたっぷりまぶします。クッキーの熱でその粉砂糖が溶けてべたべたします。完全に冷めたところで、もう一度粉砂糖をたっぷりまぶします。べたべたしたところに砂糖がうまくからんできれいな真っ白いクッキーのできあがりです。「スノーボール」って言わなかったかな?どこかのお店のネーミングだったかな?



できあがり!

以上、種類の違う三種類のクッキーを作りました。
クッキー??とはじめは少し侮っていましたが、やはり今までのは自己流でした。使用する材料はたぶん家で作るのと大差無いと思いますが、生地の取り扱いが違います。
生地はこねない、できるだけ触らないということは知っていましたが、本日、生地はほとんど触っておりません。
触るのはボールから取り出すときと、形成するときだけです。後は泡立て器とカードでまとめます。
やっぱり焼き上がりの食感が違います。口の中でほろり、またはさくりと。
う~ん、最後はおいしい紅茶と先生作のクッキーを試食して本日の教室解散です。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たねやお菓子教室

2013年04月26日 | 「お菓子教室」のひきだし
4月から、洋菓子初級コース(全12回)を受講することになりました。
今回はその第一回目です。作ったのは、「プリン」と「クリームブリュレ」

この教室、初級コースだから初心者ばかり、というのは大間違いで、定員10人のうち初めての人は私をふくめて3人だそうです。どういう事かと言いますと、初級、中級、上級、と進んでいきまた初級に戻って勉強されているという方たちが7人おられると言うことです。・・・・ビックリしました、いろいろな面で・・・

ひとつのテーブルに二人ずつ、たまたま私のお相手は、私と同じ初めてのかたでよかったぁ。
もうビックリしませんが、大阪から来られています。たぶんこれから毎月ご一緒するであろうと思われますので、丁寧にご挨拶をして、まずはプリンから。



卵切りの作業、泡立てずにほぐすのですが、手首をくるっと返します。


カラメルを注入しています。今まで先に入れていたので、新鮮なオドロキ。


カラメルは先生が作ってくださいましたが、今まで私が作っていたのとはぜんぜん違う作り方。勉強になりました。
それと全部を混ぜて容器に注ぐ前に、どうしても細かい泡ができるのですが、これを取り除かないときれいに仕上がらないのだそうです。適当な紙を生地につけて紙に泡をくっつけてとります。
スチームオーブンで25分ほど焼いたらできあがり。予熱はいりません。


つぎはクリームブリュレです。
こちらは卵黄を使用するのと、生クリームを入れるので、より濃厚なお菓子です。


混ぜ合わせた生地をココットにいっぱいいっぱい注ぎ入れます。


こちらは、140度に予熱したオーブンで湯煎焼きします。25分ほど。
焼き上がったら、冷めるのを待って、グラニュー糖をふり、バーナーで焼いて仕上げます。(キャラメリーゼといいます)



慣れないと焼きムラができます。いい香りがしてきます。



焼けました!



最後は、先生の作られたのを試食です。がっ もうお昼廻っているんです。空腹に食べたくない、ご飯の後にゆっくり食べたい。でもこの時間は、反省会というか、親睦会というか、とにかく和やかな時間な訳です。先生もテーブルを廻られたりして・・・そんな中でひとり調和を乱すのはどうかと、プリンだけいただきました。・・・おいしかった。

クリームブリュレはキャラメリーゼの「パリパリ」が命。手作りだからこそ味わえるおいしさです。との先生のお言葉通り、家に帰ってから食べる前にキャラメリーゼしたいと思います。
なぜか、ガスバーナーが家にあるのです。家族の前でビックリさせてやりました。












コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする