今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

津島いさめ

2012年08月11日 | 「田舎の行事」のひきだし
今年も8月9日は、町内の神社で「津島いさめ」がありました。

いさめ・・・勇め、慰め、どんな字をあてはめるのかわかりませんが、多分神様に感謝して、お慰めするのだと思います。
夕方、役員の方々が社を組んで、その中に野菜で作った動物を納めに行きます。

野菜で作った動物というと、お盆に仏前に御供えするイメージがありますが、何か関係あるのでしょうか?


さてさて、チビちゃん達が張り切って作った今年の力作。


バッファロー



ねずみ



??


畑に行って、思い思いの材料を調達して、わいわい言いながら作っていました。
今年の目玉は、赤いとうがらしだそうです。

昔ほど納めに行く家が少なくなって、少し淋しかったと、帰ってきて言っておりましたが、何かと簡素化と言われる昨今、こういう行事はいつまでも続いて欲しいです。







本日のお昼、ピザ。トマト、なす、ピーマン、バジル、自家製の野菜で。
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鬼は日没と同時に。

2012年02月03日 | 「田舎の行事」のひきだし



早いもので、この間お正月を迎えたと思っていたら今日は節分です。
恵方巻きというのは、いつから始まった物なのかわかりませんが、(子供の時には記憶にありません。)なんだかお寿司屋さんに踊らされているような気もします(¨;)

でも最近聞いた話で、実行していることがあります。
ドクター・コパさんがおっしゃっていたのですが、「鬼は日没と同時に入ってくる」らしいです。
ですので、その時間になったら即座に、今まさに入ろうとしているであろう鬼に向かって豆をまくのです。
何とかかんとかおっしゃっていた理由は忘れてしまいましたが、何となく納得するところがあって、続けています。

今日の当地方の日の入り時刻は 5時26分くらいです。
それまでに豆の用意をして、いわしと柊を飾って、時計とにらめっこしてスタンバイします。

明日は立春。また新しい年の始まりです。良い一年になりますように。




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獅子舞

2012年01月31日 | 「田舎の行事」のひきだし
お正月も過ぎて、しばらくすると伊勢太神楽、獅子舞がやってきます。
今年も事務所には1月15日、家には29日に来られました。
この頃は前もって何日に伺います。とハガキを下さいますが、昔はもう来る頃かな~と思いつつ、朝から笛の音がすると準備をしていたようです。
昔はどの家も誰かがおられたのでそれで良かったのでしょうが、この頃は日中お留守になる家もありますから、前もって知らせていただけるとうれしいです。

事務所のお獅子は「渋谷章社中」家の方のお獅子は「菊井社中」と言いまして、違うお獅子が来ますが、いずれも伊勢太神楽です。


事務所には2頭が舞ってくれました。



家のお獅子





29日は日曜日だったので、チビちゃん達も出てきて、頭を噛んでもらいました。小さい時は大泣きしていたのに、もう泣かずに神妙な顔がおかしい。
獅子舞はいろいろな舞を披露してくれますが、これは献上する金額によって違うようです。
赤ちゃんが生まれたとか、家を新しくしたとか、お祝い事があったり、厄年の人がいたりしても、ちょっと金額を多くして、特別に丁寧に舞ってもらいます。

チビちゃんの通う幼稚園でも、家と同じお獅子が舞を披露します。そこでは花魁道中などもされて、迫力満点です。
幼稚園でも頭を噛んでもらったと言っていました。今年はいいことがあるぞ~~
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どんど焼き

2012年01月16日 | 「田舎の行事」のひきだし
1月14日は夕方から、町内の神社で「どんど焼き」が行われました。他にも左義長などと呼ぶところもあります。
朝から、当番の方々が家の門口に置いておいたお正月の飾りを一軒一軒集めて下さった物を、神社の境内に積み上げ、竹とわらできれいに円錐形に組み立てられます。組み立て方や、わらの編み方など、ずっと代々伝わってきているようです。



きれいにできて、点火を待つばかり。


暗くなってきて、子供たちも集まってきて、いよいよ燃やされました。竹のはぜるポンポンという音が家にいても聞こえてきます。



静かに見守る人たち。


昔はこの竹などの燃えかすをもらって帰って、明くる日の小豆がゆを炊いたと言われます。
おくどさんがあった頃の話ですね。
子供達は書き初めを燃やして、その灰が高く上がれば、上達するとか言われました。そのような光景も今では見られません。

どんど焼きが終わると、あ~~お正月も終わったなぁ。とちょっとさみしい気持ちになります。

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新年あけましておめでとうございます。

2012年01月01日 | 「田舎の行事」のひきだし
新年あけましておめでとうございます。

あれやこれや、ばたばたうろうろしているうちに、新しい年を迎えてしまいました。
初日の出も拝めましたし、とってもよい天気の元旦です。


今年の年賀状。ここ3・4年ずっと消しゴムはんこで作っています。
今年の干支の辰は少し絵柄的に難しいと思ったので、干支に関係なくおめでたい鶴にしました。


お正月の飾りは、一夜飾りはいけないのだそうで、すべて30日に飾りました。


門松。実家の父があちこちで材料を調達して毎年作ってくれます。
松竹梅に葉ボタン、南天など縁起物で。彩りに小菊や水仙なんかも入っています。



しめ縄。同じく実家の父が作ってくれます。
例年は、昆布や、たつくりや、ユズリハなどをつけますが、なぜか今年はあっさりと・・



床の間の飾り。
左の御幣は山の神様用、真ん中に鏡餅、串柿と裏白とミカンを添えて。
お供えの花もお正月は、松竹梅に餅花です。


以上はすべて30日にすませて(神様関係はあまり女はさわりませんが)31日はおせち作りです。
まあ作っても、それだけというわけにもいかず、結局ほかにも用意しなくてはいけないので、形だけですが。(主婦はやっぱりゆっくりできず・・・)



一の重。
鰊の昆布巻き。黒豆。たつくり。数の子。伊達巻き。レンコンの梅酢漬。



二の重。
うなぎ。紅白のかまぼこ。えび。コールドビーフ。



三の重。
こんにゃく、ごぼう、にんじん、れんこん、里芋の煮しめ。(緑がないなぁ)
 
下ごしらえは、30日からやってあるし、そんなにばたばたすることないのに、なんか気が焦ってうろうろしたり余計疲れてしまうのです。帰省する人や、海外でお正月を迎えるという人たちで、ごった返している航空ロビーが映し出されているのを、まるで異次元の出来事のように横目で見ながら、お鍋をふきこぼして、いらない仕事をまた増やしているのです。

そんなこんなでも、夕ご飯までには何とか片をつけ、お寿司とおそばでみんなそろって年越しの夕食をいただいたら、明日の朝の雑煮の支度をして「もう何言われても動かへんしー」とテレビの前に座ったのでした。


今年は昇り龍とまではいかなくても、家族全員、元気で楽しく一年過ごせますように。
そして、世界中の人々が一人でも多く笑顔で過ごせますように。





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