
ブクログより
私の場合、小説というのは、作者と題名で半分ほど興味をそそられます。
今回の題名もインパクトありました。
以前、朝井リョウの「霧島、部活やめるってよ」にも衝撃を受けましたが、同じような題名ですね。
まず個人名が入っている。
誰かに語りかけている。似ていますね?
「霧島・・・」のほうは題名から察するに学校生活、青春もののような気がして未読です。朝井くんはまだ若いし、今後も読む機会があるでしょう。
一方、奥田秀朗はだいたい作品は読んでいるお気に入りの作家さんなので迷わず手に取りました。
う~んやくざの世界のお話ですね。その世界は怖いのですが、いつもの破天荒なとんでもないお話、というものではなくてややおとなしめ、ストーリーもありふれている・・・ふ~んそうか~という感じ。
題名そのものでした。
折しも今、遅まきながら「ナオミとカナコ」を読んでいます。
先にドラマを見始めたのですが、やっぱり本の方がおもしろいですね。
区切られずにどんどん読めるし、もうすぐ追いつくぞ。
でもキャスティングはぴったり、素晴らしいと思います。
純平、考え直せ / 奥田秀朗
☆☆☆
