今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

富士山を見る山・その3  三ツ峠山

2016年02月23日 | 「山」のひきだし
昨日は観光の後、「なるさわ道の駅」のそばの温泉でお湯につかり食事をしてゆっくり過ごした後、なるさわ道の駅で車中泊です。泊まりだと帰宅を急がなくていいのでゆっくりできていいですねぇ。

新しい道の駅のようでトイレもきれいでした。隣に石の博物館があり、外にも大きな石が展示されていました。

翌朝は5時起床、三つ峠登山口に移動します。道中薄暗い中、ぼんやりと富士山が見えました。


林道を行く道。
駐車場にはいっぱい車がありましたが、人影は無し。山荘に宿泊?


林道の車の轍を歩きます。


ひたすら林道を歩きます。これがまた結構な傾斜でふーふー言いながら歩きます。
衣類調節をしたついでに、簡易アイゼンもつけることにします。よく効いて歩きやすいです。


山荘のジープが通ります。車で行ってもいいよ、と言われても私の運転技術では無理です。
カーブだらけで、石がゴロゴロ、ものすごい傾斜・・・歩いていきます。


樹氷が出てきました。


山荘の看板、山荘は近い?


樹氷に囲まれた三つ峠山荘。


こちらに行くと天上山のロープーウエイ。

山荘の横を登っていくと、展望台のようになっており昨夜からセットされているのかカメラの三脚が2・3台霜にまみれて据え付けられています。富士山の撮影ポイントであるようです。
が・・・富士山は雲の中。展望はまったくありません。
泊まり込みで撮影に臨まれていたカメラマンが、口々に「今日は晴天の予報だったのに・・・」
まったく同感であります。

小屋をぐるっと巻くように歩いていくと、

四季楽園の小屋が見えてきました。

ベンチの右手に三つ峠駅から登ってくる道があり、岸壁がそびえ立っています。岸壁に取り付くクライマーを頭上に見ながら歩く、という登山道ですね。滝も凍っていました。


最後の登りはこんな階段。


長い霜柱を踏みながら。


頂上付近には電波塔がいくつもあります。


この後ろにどか~んと富士山があるはず・・・(泣)

おやつを食べながら、四方を見渡して、少し明るくなってきたとか、ガスの流れをみたりいくら希望的観測をしても、当分富士山は姿を現さないだろうと、残念ながら降りることにしました。


樹氷はきれいでした。

山荘まで降りると、カメラマンの人たちもあきらめて降りる支度をされていました。
林道で追いつかれた方に写真を見せてもらいましたが、富士山ばかりを撮っておられて、まさに絵はがきと見まがうばかりの写真ばかりで、これだけの写真を撮るために費やす労力と時間を思いやり、ここまで人々を魅了する富士山を改めてすごいなと思わざるを得ません。



さあ、またまた観光です。
忍野八海、一番端の池、前回はここまで来ませんでした。(暗くなってしまいました)


なんて良いお天気になったの・・・
こっちは反対側の端の池、逆さ富士がちょっぴり。


次は浅間神社(せんげんじんじゃ)へお詣り、浅間神社はあちこちにあるようです、もちろん富士山頂にも。
今回お詣りしたのは、富士吉田にある北口本宮富士浅間神社です。


ぱっと目をひく変わった形の鳥居。足下がかわってますでしょ。


すごく古くて由緒のありそうな神社です。
今回の山旅のお礼参りをして、もう帰るだけです。



双葉SA、展望台より見納め。


八が岳も。


走っている間も、八が岳、南アルプス、北アルプスも見ながら帰ってきました。


山のお天気はやはり予報通りにはいきませんね。
でも欲張ってもきりがないので・・・また次回のお楽しみにと言うことで。

今回もいろんな人たちに・・・ありがとうございました!!




平成28年2月18日(木)曇り
三つ峠山(山梨県) 1785m

三つ峠登山口バス停よりピストン(7:00~10:00)


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