統合医学界 とカイロプラクティック
今、日本で通常医療と代替医療を統合し、欧米諸国並みの医療制度を確立しようとする動きが1998年に渥美和彦先生(東京大学医学部名誉教授)らによってJACT(日本・相補・伝統医療連合)の開設によって始まり、2000年にJIM(日本統合医療学会議)が発足し徐々に加速度がついてきました。
現在、日本にはカイロに関する法律がありませんが、統合医療学会認定資格試験の「認定療法士:カイロプラクティック」では国際基準カイロプラクティックの日本代表団体、一般社団法人日本カイロプラクターズ協会に登録しているカイロプラクターには、受験資格が与えられています。
日本カイロプラクターズ協会(以下JAC)は、世界保健機関加盟の世界カイロプラクティック連合が認めた日本代表団体であり、日本において様々な協会や団体が存在しますが、JACのみが正規の日本代表団体です。
統合医療学会認定療法士は、大変厳しい基準の上、資格が与えられており、今後カイロプラクティックの制度化に向けて大きな意味を持つ資格となります。 しかし、 カイロプラクティックも長いこと法制化が望まれていますが実現していません。
法制化つまりWHO基準のカイロプラクティックを国家資格として国に認めさせるには政治の力が必要不可欠です。
日本医師会が政治と大きく結びついていることからも分かると思います。 最近、民主党の党首に鳩山由紀夫氏が選出されました。
鳩山さんは民主党のカイロプラクティックも含めた統合医療を普及・促進する 議員の会の会長を務めています。
次の選挙もどちらの党が勝つかは五分五分といったところでしょうが、できるだけ早く念願のカイロ法制化を実現してもらえる党を応援したいと思っております。
「日本統合医療学会(IMJ)『日本統合医療学会』」
一部新橋RMITクリニックのブログからも引用しました