30~50歳代で発症する股関節の痛み、若い時はちょっとした股関節の違和感や腰痛を感じたことのあるかたが多くみられます。
しかし年齢が進むにつれ、股関節の痛みが数日続く、腰が重く感じ痛いという感覚が増強し、痛み・違和感の持続時間、強さを感じる方も多いようです。
病院では、運動や筋力増強訓練が実施されます。また将来を見据えた目標を立て、体力向上による身体機能の維持目的でリハビリを行い、運動を中心とした保存療法が主ですが一般外来ではあまりリハビリ施設での治療を受けられる施設は少ないようです。
股関節の痛みが続くと、将来変形性の股関節の悪化も考え、早期に手術も進められる方も多いようです。
手術されてもなかなかリハビリがうまくいかず痛みを抱えている方も多いように思います。
このようになかなか股関節の痛みがコントロールできない場合は、骨盤の問題や頸部など股関節に限らず、体全体を考えたほうがよさそうです。股関節と骨盤は密接な関係です。ゆがみ、体の癖が筋肉や神経系を低下させることもあります。またむくみは、体の代謝を悪くします。
股関節は筋肉のみ維持されるのではなく、体全体の一部として考え、筋肉はもちろん、神経系のコントロール、リンパの流れ、血流のながれ、むくみ、筋力、呼吸、メンタルなどの多様な見方が重要であると考えます。 コアレディスカイロプラクティックオフィス