台風が過ぎ去りました。6日の夜は台風の影響体で、私の体・ふにゅふにゅでした・・。
そしてやっぱり昨日の患者さんの多くは体が「だるい方」が多かったです。
症状は「だるい」「眠れない」「頭が痛い」おそらくこの台風の気圧の影響かもしれません。体は、自律神経のネットワークにより、日々環境の変化に対応できるように体が調整しています。例えば、暑いと汗が出る、寒くなると震えがおこり、鳥肌が立ち、体温を逃がさないように調整します。このように、自律神経は気温の変化に対応して体温調節を行っています。
そして昨日のような台風18号の低気圧にも、自律神経は敏感に反応します。
たとえば・・・・
お天気は気圧によって変化します。
高気圧は空気中に酸素がたくさん含まれている状態です。そのため人間の体は交感神経が優位になって体のエネルギーの代謝量を上げます。人は酸素を取り込むことができるので積極的に活動するようになるのです。極端な例ですが、高気圧酸素療法は高気圧環境下で100%の酸素を取り入れることで体の血液に高濃度の酸素が取り入れられるために治癒力が高まります。その変化を利用し脳梗塞、認知症から外傷、潜水病などを治療しています。
一方の低気圧では、これと逆の現象が起こります。空気中の酸素が少ないため、副交感神経が優位になって、生体のエネルギー消費を抑えます。曇りがちな日や梅雨時に、やる気がでない、体がだるいなど体調が変化するのは、副交感神経の働きで呼吸や脈がゆるやかになるからです。 台風ではかなりの気圧が下がり副交感神経を優位にするので、血管が弛緩するなど体にも副交感神経優位の症状が現れます。つまり敏感な人は軽い高山病???
体力がつねに充実していることはとても大切なことです。自律神経の乱れは健康被害が続発する前兆かもしれません。体の備えもとても大切だということを知ってくださいね。
気圧の変化に敏感、気候の変化に敏感な方とそうでない方様々ですが、体外の環境変化に負けない防衛力を身につけるための予防が大切です。
カイロプラクティックで神経系を整つねに体調を整えることもお勧めです。
おまけ・・・
山酔い(低酸素症状。)
(1)山酔い(AMS:Acute Mountain Sickness)初期
○頭痛(頭が重い、鈍痛、頭を振ると痛い)
○睡眠不足(寝られない、よく目が覚める、熟睡しない)
○食欲がない(5,000m近くなると誰でも普通はなくなります。
○吐き気がある
○放屁(気圧の低下で膨満感が強くなり、腸管内にガスが溜まる為)
○顔・手・足に「むくみ」がでる
○胸の圧迫感がある
山酔い症状はトレッキングインフォメーションさんから抜粋させていただきましたhttp://www.lirung.com/infofile2/file010hight/