院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「学生服エレジー」

2008年02月01日 07時02分33秒 | ノンジャンル
学生服にからむ、お洒落観の続き。


学生服なんて、中学に入ってから高校を卒業するまで毎日毎日着るもので、

自分の外見的特徴を出せる数少ない要素だったわけです。

中学の頃は学ランでしたが、この頃は学生服というものは

お洒落のアイテムというよりは若いなりの心の発露だったわけです。

反抗心というメッセージだったり、本当は弱い自分を大きく、

強く見せるための鎧だったり。

ほとんどは後者でしょうか。


中学の頃は過剰なまでに生活指導がうるさく、ちょっとでもおかしな

制服を着てようものなら、担任や生活指導の先生に呼び出しを食い、

今の世なら大問題ってくらいの体罰を受けました。

だからこそ変形学生服がすごいもののように見えたものです。

「憧れるけど着れねー」みたいなね。


で、高校に上がると制服に関しての締め付けはずいぶん緩くなり、

そもそも制服云々で注意なんかさせるな、という風潮が教師の側にあったようです。

我々の方も、あまり校則がうるさくないため、変形学生服には

反抗心という意味合いを持たせることはなかったです。


学校指定の標準服はズボンのシルエットも格好よくないし、

夏服には開襟シャツも着たい。

それらが校則でうるさく規制されていなかったので、喜んで自分達なりの

着こなしを楽しみました。


今はもうない聖地、立川第一デパート内のWingという変形学生服の専門店に足を運び、

標準服とは違う、しかし型を外れ過ぎないものを吟味して選びました。

各所に本人なりのこだわりポイントの入った着こなし道の始まりです。


もう少し突っ込んだ各論は明日にまた引っ張ることにしました