院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「アラフォーをオトメンの目からみる。」

2008年05月02日 06時59分58秒 | ノンジャンル
今朝も早起きをして「Around40」を3話まで観ました。

話自体はドラマでは非常によくある話。


収入も地位もある独身女性と日々の閉塞感の中で苦しむ主婦。

「女性の本当の幸せとは」とそれぞれの立場の女性達は自問する。


お互い、自分の人生は不幸だとは思いたくないし、それにもまして

人からは絶対に自分がかわいそうなんて思われたくない。

このへんのやりとりに相手の立場や境遇を察しようともしないデリカシーのなさや、

自分の状況こそが世間的な規準と考える思慮の浅さが知らずに人を傷付ける。


でも、どんな生き方をしようが正解なんてなく、自分の生き方が正しかったのかどうか、

たまらなく不安に駆られたり、他人をうらやんでみたり、本当の自分を探したがったり、

自分が幸せかどうか、どうにかして確認したがる。


要は確たる自分の不在なんです。


「私が幸せかどうかは私が決める。」

主人公の聡子はキッパリと言うが、それだって聡子の行動を見るかぎりは

心もとない信念のようです。


自分の幸せは自分が判断する。

他人との比較無しで確たる自分の幸せ規準を持っている人は強く、かっこいい。


そんな不惑の人ではドラマにはならないけどね