今日は山梨県の日蓮宗寺院が集まる宗政報告会。
山梨県下4宗務所の所長さん方、宗会議員さん方ご列席のもと、提出議案に基づいての説明、質疑応答が行われました。
出席者は40人程度だったでしょうか。
報告会という名の通り、決まったものの説明に終始しますので、なかなか一般寺院の要望を吸い上げて中央の政局に反映していただくには至りません。
宗門の財政が逼迫しているため、「立正安国論・お題目結縁運動」推進のため、今年度から礼録、承認手数料、信行研修会費等の大幅な値上げがなされるとのこと。
日常の活動に関係する課目だけに、各寺院・各教師にとっても負担が大きくなることでしょう。経費がかさむのはわかりますが、これ以上、檀家さん方にご負担をしていただくのも難しく、お寺の財政難にもつながっていくのではないかと懸念されています。
研修費のアップも本来ならば、学びたい人には逆に援助するというのが、あるべき姿なのではないか。お金のない人や若い学生さんから学ぶ機会を奪うことになってしまうのではないかという意見も出ていました。