今年の秋彼岸はシルバーウイークと重なり、例年とは違った様相を見せていました。
たいていたくさんのお参りでにぎわうのは20日の彼岸の入りと23日のお中日です。
しかし、今年は19日から23日までシルバーウイークということで、混雑を避けたい方はその前にお参りを済ませる方も多かったですし、シルバーウイークの前半19、20、21日にお参りが集中しました。
そのため、いつもの年なら一番人出の多いお中日前に、すでにほとんどの方がお参りを済ませているという状態でした。
こんなことは今まで一度もなかったことです。
知り合いの花屋さんの話では、23日はあちこちに卸す分の花を用意するだけで手いっぱいで店頭に出す花(お墓参り用)も作れないくらい忙しいですよ。という話でしたが、なぜか清運寺は23日にはすでにお彼岸の人出はピークを過ぎているという状態。
だからと言ってお彼岸終了の26日まで誰も来ないかというとそうでもなく、26日の夕方までちらほらとお参りも続きます。
昔は、20日と23日に集中するので、その日はものすごく忙しく大変でしたが、今は逆にだらだらと長い期間お参りが続くという感じです。
たとえてみれば、昔は短距離走、今は長距離走といったところでしょうか。
どちらが体力を消耗するか?やはり長距離走型になった現在のほうが、疲労の度合いがきついですね。
しかも、お盆、施餓鬼から続いてですから、2か月間マラソンをし続けている感じです。
しかし、人間の事情には関係なく、彼岸になると毎年変わらず彼岸花が咲いてくれます。
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