清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

ビートルズのリマスター盤を聞いてみた。

2009-09-12 12:13:39 | Weblog

昨日、渋谷のタワーレコードに立ち寄ると、そこでは9月9日にビートルズのリマスター盤CDが発売されたことを記念して、「タワー史上最大のザ・ビートルズ祭り」がおこなわれてました。

1階のフロアーはほぼ全面ビートルズ一色。

普段1階のフロアーでは見かけない中年男性も大勢います。

フロアーにはリマスター盤のボックスセット、ばら売りのCDのほか、関連グッズ、カバー曲などありとあらゆるものが売られていました。

中でも特設されたステレオ盤と以前のモノーラル盤とが聴き比べられるコーナー(カウンターと椅子付きなので座ってじっくり聴き比べられる)には団塊の世代の方々が鈴なりになっていました。

普段、タワーレコード渋谷店では上階のクラシックやジャズのフロアでしか年配の方は見かけないのに、この日だけは様子が違います。

そもそも、渋谷にはNHKホールで行われる「アイーダ」の千秋楽を観に来たのですが、せっかくですから、私も特設コーナーで聴き比べを体験してきました。

はっきり言ってすごいです。音が全然違う。

特に楽器の音がクリアにはっきり聞こえ、目の前で演奏されているかのような臨場感があります。

 これを聞きくらべてしまうと、絶対欲しくなってしまいますね。

ビートルズファンなら、即大人買いでしょう。

私も、買おうかなと一瞬思ったのですが、これから「アイーダ」に専念しなければなりませんから、ぐっとこらえて、タワーレコードを後にしました。

 しかし、技術の進歩とはいえ、今になってこんなすごいものがでてくるとは。

世界同時発売だそうですが、日本のCD市場においては、かなりの貢献をするのではないでしょうか。

そこそこお金を持っている定年前後の団塊の世代が主ターゲットとなりますから、大量買いが期待されます。

ビートルズのリマスター盤をという餌を仕掛けておけば、底引き網で団塊の世代がごっそり釣れそうな勢いです。

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秋野菜の植え付け

2009-09-10 21:01:30 | Weblog

8月下旬に入ってから少しづつ畑を片づけ、秋野菜の植え付け準備を始めています。

きゅうりや冬瓜、シソ、かぼちゃなどを片づけてその後を耕し、片づけた葉や茎は干して土や石灰、米ぬかなどを加えて畑の脇で堆肥にします。

 そして、ようやく今週に入って少しづつ野菜の種まき、植え付けを始めました。

 トマト、ナス、ピーマン、万願寺トウガラシ、サトイモ、ニンジン、ネギはまだ収穫・生育中です。

とりあえず植え付けたのはブロッコリーの苗、畑にはダイコン、聖護院ダイコン、ミニキャロット、コカブを少しづつまきました。

 それ以外はまだ畑にスペースがないので、白菜、春菊、菜ばなは苗床で育苗してから植え付ける予定です。

無臭ニンニク(ポロネギ)、ニンニクも畑にスペースができ次第植え付けを行います。

 まだ、日中は暑いので、夕方涼しくなってから作業をするのでなかなかはかどりません。

日が短くなったのであっという間に暗くなってきてしまいます。

 それでも、少しづつ着実に畑は秋冬野菜モードになってきています。

<左上は7月に播いたニンジンはずいぶん大きくなりました。その隣にはダイコン類の種を播いて不織布をかけてあります。手前はブロッコリーの苗、大きくなるまでに時間がかるので、外側にミニキャロットを播いてみました。>

<春に植え付けたネギがまだたくさん植えてあるので、春に種まきしたこのネギ苗は植えつけ場所があくまで待機です。>

<畑の脇に植えたニラは花盛りです。>

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見果てぬ夢~バイロイト音楽祭

2009-09-08 22:05:26 | クラシック

<どんな夢をみているんでしょう。>

先日、ミラノスカラ座のオペラ「アイーダ」を観に行った時のことです。

30分程度の休憩時間が2回あるのですが、その休憩時間での近くの席に座っていた方々3人の話でです。

 それぞれが別々に来た方々ですが、1人の男性が隣に座っていた女性に当日のキャスト変更のこととか、3階後ろの席だったので、やはりオーケストラの音が遠いとかの話をしていたのですが、そのうち、前に観に行ったオペラの話に移り、何とその男性は今年バイロイト音楽祭に行ったという話になりました。

 私も、え~うらやましいと聞き耳を立ててしまいましたが、もう一人話をしている女性の隣に座っていた女性も「うらやまし~い」と言って話に参加し始めました。

男性の話によると、毎年チケットを申し込んで12年目にやっとチケットを手にすることができたそうです。

しかも7演目全部の。仲間の一人は9年目で手に入れたとか。

 やっぱりチケットを取るのは大変なんですね。

ちなみに今年の演目はニーベルングの指輪4作、パルシファル、ニュールンべルグのマイスタージンガー、トリスタンとイゾルデだそうです。

 チケットの取り方もいろいろあって、7演目全部とか、ニーベルングの指輪4作だけ、あるいはそれ以外の3作品とかあるそうです。

 それでも、12年もかかったので、これが最後だと思って行ってきたそうです。

うらやましいと言って話に参加してきた女性はさらに突っ込んだ質問を投げかけます。

「バイロイトまではどこから経由していくんですか?」

「ニュールンべルグから地下鉄でも行けますし、タクシーでも日本円で1万円ちょっとぐらいですよ。」

「劇場の近くに宿泊施設はあるんですか?」

「私が泊まったのは劇場から歩いて15分ほどのところでした。」

「チケットはいくらぐらいなんですか?」

「日本円で2万円にならないくらいに設定されているようですよ。私がチケット代を支払ったときは1ユーロ110円ぐらいだったのですが。」

一番円高でいい時に行ったんですね。

「劇場の音はやっぱり違うんでしょうね。劇場の中はどんな感じですか?」

「音はやっぱり、オケが舞台下にあるので、歌手の声が全面に出るようですね。劇場はとても質素で豪華じゃないですよ。」

「日本人は結構来ているんですか。言葉は通じますか?」

「ツアーできている日本人の方も結構いましたが、そういう人たちは全演目観ないで途中で帰りますね。結構最終日までいるのは、アメリカ人らしき人が多かったような感じですね。リング4作も4日続けて上演するわけではなく途中2日ほど休みの日があるし。私も言葉は喋れませんが、別になんとかなりましたよ。」

「どの演目が一番よかったですか?」

「あくまで私の感想ですが、パルシファルがよかったですね。」

たしか、昨年末にNHKFMでやっていたバイロイト音楽祭2008の解説でもパルシファルが一番良かったと言っていましたが、今年も昨年と同じ演出だったのでしょうか。

 「出演者はどうでしたか?」

「去年のキャストと変わっているところもありましたね。最近はワーグナー作品を上演するのに、バイロイトが必ずしも一番いいとは限らないようです。むしろ、バイロイトに出演するのが成功者への登竜門になっているようです。というのも、出演者によってギャラが変わるのではなく、役によって金額が決まっているんですよ。トリスタン役をやったらいくらとかで、また、金額も安いらしいんですね。だから大スターがで出ると出てやったという感じになったり、むしろお金よりも名誉ということになっているようですよ。」

 「そうなんですか、でもたとえば、トリスタン役とイゾルデ役の両方の主役がいいことって少ないですよね。」

「そうですね。主役の男女がどちらもすばらしいというのはなかなかないですね。 でも、あなたもお若いですから、十分チャンスはありますよ。行かれたらいいんじゃないですか。」

そういうこのお二人の年齢はおそらく60歳前後と思われます。

この女性は本当に行きたいんでしょうね。

その気持ち私もわかります。

たとえ今のバイロイト劇場がワーグナー作品を上演するのに最高の劇場ではないとしても、ワーグナーが自分の作品を上演するためだけに作られた劇場で、ワーグナーが吸った空気と同じ空気を吸って、同じ音を聞いてみたいと思います。

しかし、バイロイト音楽祭のチケットを取るのが大変という問題よりも、私にはもっと大変な問題があります。

それは、バイロイト音楽祭が行われるのが8月だということです。

お盆に施餓鬼と1年に一番忙しい時期です。

とても、旅行などできる状態ではありません。

「バイロイトに行きますか、それとも住職やめますか」という究極の選択をしなければなりません。

ということは、残念ながら、ハムレットならぬ、ドンキホーテのかなうことのない見果てぬ夢でしかないということになるのでしょう。

見果てぬ夢のバイロイトの情報ですが、大変参考になりました。

話を聞くだけでしたが、いい夢を見させてもらったような気がします。

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アイーダ・ミラノスカラ座日本通算100回公演

2009-09-05 15:42:10 | クラシック

<原宿駅から代々木公園方面に向かって>

<代々木公園の脇を通って>

<NHKホールの前には入場者の行列が>

<ようやくNHKホールの正面入り口に到着>

<本日9月4日のキャスト表>

昨日、NHKホールにミラノスカラ座のアイーダ(初日)を観に行ってきました。

HNKホールの方に教えられた通り、原宿駅から代々木公演の脇を通って会場へ向かいました。

開場時間直前だったため、たくさんの方が同じ道を通るので迷うことはなかったです。

でも、いつもながら思うことですが、駅で降りた人を見ると不思議とこの人は私と同じ目的で来ているんだろうなということがわかります。

着ているものとか、持ち物とか、年齢とかでなんとなく察しがつくようになるんですね。

おそらくこちらも同じようにみられているんでしょう。

 会場につくと、すでにまたキャストの変更があり、アムネリス役のルチアーナ・ディンティーノが来日後に喉を傷めたため、急遽エカテリーナ・グバノヴァになっていました。

ダブルキャストで、しかも、「ドン カルロ」のキャストもいるのに、急遽招聘とはよっぽどやりくりがつかなかったのでしょう。

現に、今日の配役ではありませんが、アイーダのラダメス役が変更したばかりですし。

 問題の終演時間はというと、20時55分に設定されていました。

これなら、すこしぐらい公演が延びても、カーテンコールまで十分観て行かれそうです。

公演は5分ほど遅れて始まりました。

3階席なので1階席の埋まり具合はわかりませんが、そこそこ、満席といったところでしょうか。

1幕の最初、微弱音から始まるオープニングはきれいに響いていましたが、全幕通してオーケストラの音が弱く、キャストの声が全面に出ているような感じです。

 意図して行われていることかと思いますが、オーケストラは終始キャストの伴奏といった趣です。

大スペクタクルもの、グランドオペラとしては、音が物足りないように感じました。

 そして、1幕の“清きアイーダ”を歌うヨハン・ボータ、気のせいかもしれませんが、歌の最後の方がきれいに決まっていなかったような、なんか変な感じの終わり方でした。

2幕の凱旋のシーンでも、一番盛り上がるときにオーケストラの音量が弱く盛り上がりに欠けていたように思います。

しかも、アイーダトランペットを使っているのかどうかわかりませんが、それにしても、トランペットの音が特に弱くて凱旋の感じがしません。

また、新国立劇場で行われたアイーダの公演もゼフィレッリの演出でしたが、凱旋の場面ではもっとたくさんの人が舞台を通り過ぎ、群集劇的な趣があったのですが、今回は静止画像を見ているようで、動きの少ないものでした。(しかも新国立劇場では本物の馬もちょっとだけ舞台横切ったりしていたので、今回もそれを期待していたのですが)

バレエシーンの振り付けもいまいちな感じでした。

特に子供が踊るシーンの振り付けはヘンテコな踊りでちょっとがっかりしました。

後でプログラムをみると、振り付けはウラジーミル・ワシーリエフと書いてあるではありませんか。

ワシーリエフと言えば、かつてソビエト時代、長い間一世を風靡した名バレエダンサーです。

名ダンサーが必ずしも名振り付け家とはかぎりらないということですかね。

プログラムには、協力 東京バレエ団と書いてありましたから、大人のダンサーはスカラ座の専属としても、子供のダンサーは明らかに東洋人の顔つきでしたから、東京バレエ団関係の子供たちなのでしょう。

子供たちにとっては素晴らしい体験になったことでしょう。

この中から未来の名ダンサーが出現することに期待しましょう。

確かにゼフィレッリの演出は絢爛豪華でどこをとっても絵になる素晴らしいものでしたが、今回はお得意の群集劇的な要素が少なく、絵画のような静的な演出だったようです。

この凱旋のシーンはアイーダの中でも特に有名で盛り上がるところなのですが、バレエシーンが終わって合唱がグローリアと入るところで観客からかなり長い拍手がおこり、しばし中断。

ここは一番盛り上がるところですから、拍手で流れをさえぎるのはやめてもらいたいものです。

せっかくの盛り上がりが台無しになってしまいます。

3幕はアイーダと父のアモナズロ、ラダメスの密会の場面。地味な場面なので、ともするとダレ気味になることが多いところですが、ここはオケとのコンビネーションもよく、緊迫感が感じられてよかったと思います。

そして、4幕が始まる時、指揮台に立ったバレンボイムに数人からブーイングが浴びせられます。

私の席からはバレンボイムの後頭部しか見えないので、表情はわかりません。

しかし、そのブーイングが起こるとすぐに、私の右隣の女性も「私もブーだな」と小さくつぶやいていました。

 4幕は、アイーダとラダメスの再会の喜びと死、アムネリスの悲嘆と後悔が対比されるところですが、アムネリスの悲嘆があまり感じられません。

そのため、ラストシーンとしては盛り上がりに欠けてしまったような気がします。

4幕が終わって幕が下りると、拍手の嵐、しかし、ブラボーの声はほとんどかからず、スタンディングオベーションもありません。

これが今日の観客の評価なのでしょう。

全体を通しての私の感想はというと、結構平凡だったなという印象です。

平凡といってもただの平凡ではなく、バレンボイム的平凡な感じです。

バレンボイムは器用で、何でもこなすマルチプレーヤーですから、いつでも破たんなくうまくまとめているんですが、良くも悪くも人の心をわしづかみにするインパクトに欠けているように思います。

そういう意味での平凡ということなのですが。

 ミラノスカラ座の音を生で聴くのは初めてなので、オーケストラとしてどうだったのかといわれると、ちょっとイメージとは違っていたような。

映像やCDで聴くともっとセクシーな音だったような気がするので、指揮者バレンボイムのせいでそう感じるのかもしれません。

できれば、ムーティーの指揮で聴きたかったですね。

そして、ほぼ時間通りに終演し、カーテンコール。

舞台上には次々にキャストが登場し、その間、バレンボイムはオケの面々となにやら話し込んでいます。

今日の出来が悪かったので反省会?

そのあと、オケの面々も次々に退場してきます。

そして、なかなかバレンボイムがカーテンコールに登場しないなと思ったら、次のカーテンコールではバレンボイムを始め、オーケストラの面々が舞台上に登場しました。

千秋楽でもないのに、初日からずいぶんサービスがいいなと思ったのですが、さらに次に幕があいたときには、オーケストラ、キャスト、スタッフと思える私服の面々も舞台上に勢ぞろいしています。

舞台のセット自体が立体的で、その上に乗っている人たちは、客席から見るとまるでひな壇に勢ぞろいしているようで、どっちが客席かわからないくらいです。

しかも、舞台上から手を振ったり、フラッシュをバシバシたいて客席を撮影しています。

舞台衣装をつけたままで撮影している人も多く、エジプトの神官らしき衣装を着た人がカメラを構えている光景はかなり異様です。

イタリア人らしいなと思いつつも、それにしてもこのノリはすごいなと思わせるものでした。

 さて、これで帰るかなと客席を立ったところ、さらに大きな歓声があがります。

なにごとかと思って舞台を見ると、舞台の上から「祝・日本通算公演100回記念」という看板が下りてきて、テープもまき散らされます。

そして、いつの間にか舞台正面には樽酒が置かれ、青い法被を着たバレンボイムほか数名による鏡割りが行われました。

この異常な盛り上がりは、このためだったんですね。

アイーダ初日の4日がミラノスカラ座が日本来日公演を始めてちょうど100回めに当たっていたとは、知りませんでした。

おかげで、すばらしいサプライズに遭遇することができました。

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アイーダ公演前日

2009-09-03 20:18:39 | クラシック

<清きアイーダならぬ 白きあさがお>

明日、ミラノスカラ座のオペラ「アイーダ」(17時開演)を観に行ってきます。

というとで、会場のNHKホールに終演時間を確認します。

JR中央本線の特急は20時以降1時間に1本になってしまうので、終演時間の確認は欠かせないのです。

NHKホールに確認したところ、21時頃とのこと。

21時頃とは、どういうこと?

普通は何時何分とキチンと時間がでてくるはずなのですが。

重ねて理由を聞いてみると、4幕の間に3回の休憩をはさみ、4時間30分の予定だったのが、昨日のリハーサルで1幕と2幕を続けて休憩を2回に変更したとのこと。

今日もまたリハーサルを行って、そこで最終決定するのでしょうか?

終演時間が遅くなるので、休憩を1回カットしたのかな?

やはり、都内でも電車の駅からバスに乗り継ぐ人などは、遅くなるとバスの運行がなくなったりするので、終演時間を21時前後にするケースが多いですねからね。

当初の予定通り4時間30分の上演だとすると、17時から始まって21時30分終演となりますから、新宿22時発の特急電車に乗るのは微妙です。

しかも、昨年のパリ管の「トリスタンとイゾルデ」の時は開演時間の遅れから始まって、休憩の時間も延び、結局30分ほど終演時間が延びましたから、要注意です。

余談ですが、その時は渋谷のオーチャードホールで隣が東急百貨店でした。

パリ管のオーケストラで演奏していた日本人の奏者のブログでは、オケの人々は休憩(休憩といってもオペラの場合は1回につき30分40分と長い休憩が多い)のときに東急百貨店で買い物に夢中だったとか。

日本やドイツ系の時間に正確な国のオケならば、だいたい予定時間通りに終わるのですが、ラテン系のイタリアのオケですから、一体どれくらい遅れるのか恐ろしい気がします。

しかも、明日が初日ですから予想もつかないことになるのでは・・・・。

ヨーロッパでは遅い時間に始まって芝居が終わった後、ゆっくり食事という文化ですから、帰りの時間を気にしながらなんて観方のほうが特殊なのかもしれませんが。

 また、今回電話で対応してくれたNHKホールの方は親切で、山梨へ帰るので、できれば22時の特急に乗りたいのだけれどと話をすると、渋谷駅から山の手線に乗らないで、原宿駅から乗ったほうが時間短縮できるとも教えてくれました。

でも初めての人だと暗い公園の中を通って行くからちょっと無理かなとも、言っていました。

昔はよく渋谷ー原宿間を歩いていましたが、最近はとんと御無沙汰ですから、道がわからなくなっているかも。

でも、頑張って原宿駅まで歩いてみましょう。

それが22時の電車に乗る確実な方法かもしれませんから。

 でも、まさか、明日会場に行ってみたら、また休憩3回で上演時間4時間30分に逆戻りなんてことはないでしょうね。

すでに、9日と11日のキャストが直前で変更になっていますし。

しかも、イタリアでの同じ公演ではダニエル・バレンボイムの指揮がミラノスカラ座のスタイルと違って、結構不評だったという書評も見ましたし、今回は出演しませんが、以前ミラノスカラ座で、ロベルト・アラーニャがラダメスを演じて、1幕の始まってすぐのアリア“清きアイーダ”でブーイングをくらって、そのまま降板し、控えの歌手が衣装も着けずジーパンで歌ったという事件もありましたから。

日本ではその場でブーイングをすることはほとんどありませんから、大丈夫だとは思いますが、なにやら波乱含みの公演の予感がします。

不安と恐怖とわくわく感でいっぱいのオペラ前日です。

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バラの挿し木の現在の様子

2009-09-02 12:16:59 | Weblog

今年初夏からはじめたバラの挿し木、かなりの本数失敗しましたが、成功したものは鉢上げして順調に成長しています。

どちらかというと、枝の太いタイプのものより、細いタイプの方が早く発根したような気がします。

また、挿し床にしても、小粒の赤玉土、挿し木種まき用の土など、どれに挿しても簡単に発根したのは、細い枝のタイプ、特につるバラ。

マリアカラスなどの太い枝のタイプは、赤玉土を練って粘土状にしたものを団子にしてそれに枝を挿す、団子挿しの成績が良かったようです。

挿し木以外の鉢植えのバラは秋に良い花を咲かせるため、夏の間はなるべく花を咲かせず、体力温存させています。

これから、夏選定を行って秋の開花に備えます。

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9月の標語

2009-09-01 14:50:23 | 標語

今月の標語は「気づこう 仏の子であることを 覚ろう 仏と成れることを」です。

 「いや~私は仏の子なんかじゃないし、別に仏さんとは関係ないんだけど。」

そんな風に思っている方はありませんか。

いやいやそんなことはありません。

誰しも、仏となれる種を持っている存在なのです。

ただ、そのことに気づいていないだけなのです。

人間はただ生きて死ぬ、死ねばゴミになるだけだと言った人もありましたが、そんなさみしい人生でいいんでしょうか。

せっかく持っている仏の種、大事に育ててみませんか。

大事に育てて咲いた花は、それこそ世界で一つだけのあなたの花です。

どんな花になるのか見てみたいと思いませんか?

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