6日(金)学童保育所連絡協議会(通称「市連協」)第18回総会に出席しました。
鶴岡市には、40の小学校区に19カ所の学童保育所がありますが(内、H19年度新設2カ所)、市連協に加わっているのは、旧鶴岡市の8カ所ということでした。
市連協は、「指導員の資質向上を最重要課題として位置づけ」(総会議案書から)て各種研修等に努めるとともに、市にも要望書を提出して交渉、市子どもまつりへの参加、講演会開催など、学童保育所の社会的地位向上と市の施策の充実を求めて頑張っています。
私は昨年から、地元である第一小学校区の学童保育所「星の子」の相談役として運営に関わってきましたが、国と自治体の不十分な施策の下で、どの学童も大変な苦労を強いられていることを痛感しています(2月9日に書きました)。
市連協の役割はますます重要であり、総会でその一端が紹介された、役員・保護者の方々の文字通り粉骨砕身のご苦労に頭が下がる思いでした。
星の子は、登録児童数86名に達し、ただでさえ老朽化した建物が、大変狭隘なものとなり、早ければ3年後建設が予定されている朝暘一小の敷地内(できれば校舎内)への併設が期待されていますが、それまでの間、分割=二カ所目の確保が課題となっています。
ところで、来賓あいさつの時に、先月、解体される小学校から資材をGetしてきた話しをしました。
昨年新校舎が完成した櫛引南小学校の旧校舎が解体される前に、「使える物は使ってもらう」ということで、市内の学校や保育園に通知があったことを聞きつけて、「学童にもくれ」と頼んで、「星の子」と「虹っ子」「風っ子」(いずれも五小学区)にお知らせし、一緒に「資源回収」に行ったものです。
私が下見した上で、3人の指導員の先生と軽トラ二台で乗り付け、本棚、下駄箱、暗幕、その他を運び出しました。
「Getした」とは言っても、捨てられようとしている物ですから、そんなことは自慢にもなりません。ただ言いたかったのは、「学校で捨てるようなものでもありがたい」という学童の現状を改めて実感したということです。
また、「学校や保育園には案内されても、学童は対象外」という、市での学童の位置づけも変えていきたいものだと改めて思いました。
「資源回収」当日はけっこう暑い日で、ハーフパンツにTシャツ、軍手、帽子で汗だくの作業となり、うっかり指を挟んで流血事件も起こしてしまいました。指導員の先生方には、本来業務ではない仕事に嫌な顔一つせず奮闘される様子に、「子どものためなら何でもするんだなあ」と感激させられました。
私も、今後とも議会で取り上げ、学童への施策の充実を求めていきながら、目の前の課題解決のためにも保護者・関係者の皆さんと一緒に、「汗も血(?)も流す」覚悟で頑張っていきたいと思います。