今朝は2週間振りに朝の街頭宣伝をおこないました。
議会開会中は、議会準備にのめり込んでしまい、他のことがオロソカになりがちでいけません。反省しながら訴えました。
福田政権が誕生しましたが、自民党総裁選を争った麻生氏との比較で、「ハト派」とか「安定的」とかいう報道もされているようですが、本質を見ていない議論だと思います。
福田氏は、自民党の憲法改正(改悪)草案をまとめ、戦後の平和の歩みを根底から覆そうという紛れもないタカ派政治家であるとともに、小泉内閣の官房長官として「構造改革」を進めてきた張本人です。
首相就任後の会見でも安倍政権の政策の継続について、「国民の信頼を勝ち得ながら政策の強力な実行をしたい」と無反省の態度です。
消費税については「参院選後に消費税を含む税全般について議論しようということになっている。民主党と協議する」などと増税に執念を見せました。
自衛隊の海外派兵の継続についても、「政府が国際社会に明確なメッセージを発信することは重要だ。『新法』は日本が活動を継続する意思を示す機会になる」と新法案を提出する考えを表明しています。
先の参議院選挙で自公政権が大敗を喫したのは、年金問題や政治と金の問題だけではなく、小泉・安倍政権が進めてきた「構造改革」=大企業・大資産家優遇で社会保障を切り捨て、貧困と格差を拡大してきた政策、アメリカの言いなりに世界中に自衛隊を派兵し、憲法も変えてしまおうという政策、こういう政治の根本が国民に拒否されたからです。
こういうことに反省の無い政権では、国民の要求に応えることはできません。(こんな政権が何か少しましなように言われても、今流行の表現なら「でも、そんなの関係ねえ!」ということでしょう。)
早々に衆議院解散総選挙で国民の信を問うべきと考えます。
以上のようなことを訴えました。