25日(金)、朝暘第一小学校で今年2回目の4年生への絵本の読み聞かせをおこないました。
今回も、一小には視察の方々が来ていましたが、何と、長崎と島根のお客さんと言うことで、日本中に注目されているということを改めて実感しました。
今回選んだ本は、「大きなわるいオオカミがっこう」です。
オオカミの夫婦に拾われた赤ちゃんオオカミは、オオカミの理想像である「大きくてわるーいオオカミ」になるために努力しますが、ちっとも「成長」せず、「落ちこぼれ」になっています。
ところが、先生が彼の「個性」を見抜き、別の学校へ転校させると、そこではナンバーワンの生徒になるというオハナシです。
まあ、定番のストーリーとも言える訳ですが、何しろユーモラスな内容になっていて、子どもへの愛情が溢れています。
多くの子どもが喜んでくれる本なのですが、吹き出しのセリフが多く、一ページに何コマもあったりして、ちょっと読み聞かせには向いていません。
わかってはいたのですが、本を探す時間も無い中で、迷いつつ、ついつい選んでしまいました。
子どもらは喜んでくれはしたように感じられましたが、遠くからのお客さんがいる日の「読み聞かせ」としては、ちょっと格好良くなかったような感じがして、反省しました。
ちなみに、前回11日は「わにになにがおこったか」。
こちらも素敵な本です。
「絵本ナビ」でも紹介されています。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=13045