関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

車に寝泊まり?

2008年02月11日 | 医療・介護・福祉など社会保障
 除雪作業をしている方から、「ある会社の駐車場に長期に駐車している車の中に、寝泊まりしている人がいるようだ。この時期に大丈夫だろうか」という連絡を受けました。

 当該事業所に連絡すると、長期駐車は認識していましたが日中は居ないようで、寝泊まりまではしりませんでした。そこで、担当になった方と一緒に夜9時過ぎに車に行ってみると、居ました。

 会社に招き入れて話を聞いてみると、60代の男性で、事業不振で破産、車も使えなくなり、アパートはあるが、今の職場(ささやかな仕事です)に近いので車に寝泊まりしている。元日に血痰が出て病院にかかり検査の指示をもらったが、その後は行っていないとのことで、国保税滞納で短期保険証になっていました。
 資産は何も無く、収入も7万円ぐらい、頼れる親族も無しなどなど、生活保護を受ける他ないと判断しましたが、そのためには、近親者の合意など、いろいろハードルがありそうです。

 いずれにしても、この厳寒期に毛布一枚で車に寝泊まりしていては大変です。できるだけ早急な解決をめざして援助しなくては。