4月12日におこなわれた、一小学区の致道スポーツ少年団の結団式に、団員の保護者の一人として参加しました。
スポ少とは、1962年に「スポーツによる青少年の健全育成」を目的に創設された日本スポーツ少年団という全国組織で、次のような「団員綱領」を掲げています。(他に、「指導者綱領」もあります。)
1.わたくしたちは、スポーツをとおして健康なからだと心を養います。
1.わたくしたちは、ルールを守り、他人に迷惑をかけない、りっぱな人間になります。
1.わたくしたちは、スポーツによって、自分の力を伸ばす努力をします。
1.わたくしたちは、スポーツのよろこびを学び、友情と協力を大切にします。
1.わたくしたちは、スポーツをとおして世界中の友だちと力をあわせ、平和な世界をつくります。
「他人に迷惑をかけない」と掲げられていることなどは、スポーツ(体育)で「体制に従順な人間」を重視してきた歴史が頭をかすめますが、全体としては、自分を伸ばす努力、友情と協力、世界の平和など、子どもの成長に意義あるものであり、この綱領の方向でのスポ少活動の発展に期待しています。
さて、鶴岡市スポ少の団員は、3367名(H19年度。高校生44名含む)、百名以上の競技を多い順に挙げると、
1 バスケ 733
2 サッカー 586
3 野球 525
4 剣道 294
5 バレーボール233
6 バドミントン 140
7 空手 135
8 卓球 117
というようになっています。
致道スポ少でも、8つの競技の団は2名から約40名までかなりの差がありますが、それぞれ有志の指導者の方々の指導の下に子どもたちに感動と喜びを与えてくれています。
それはすなわち、子どもを宝と思う保護者の方々の喜びでもあります。
式では各団の指導者の挨拶に続いて、キャプテンの決意表明がありました。
ある団のキャプテンが、「頑張っていい成績を挙げて、親たちにおいしいお酒を飲ませてあげたいと思います」と述べたので、参加していた親も子もドッと沸きました。
子どもらも、「保護者にとってのスポ少」をよく心得ているようです。