市内の幼稚園から、大雪で園周辺の道路の通行が困難になり、園児送迎バスが運行できなくなっているというご相談を頂きました。
除雪車は回って来てはいるものの、十分な道路幅が確保されなかったり、路面がでこぼこでバスが大きく揺れ、幼児には危険ということです。
昨日記載したように、除雪時間の遅れや路面整備の不十分さは急激な大雪によるものですから、改善はなかなか難しいものがあります。
しかしこの園では、バス運行が止まった結果3分の2の子どもたちが登園しておらず、子どもを送りに来た親の車も何台か立ち往生してしまったとのこと。
また、翌日予定している保護者参加の行事も、開催できるかどうか苦慮しているともいいます。
幼稚園とは言え共稼ぎの家庭も多く、預かり保育も結構いるようですから、これだけの家庭が通園できなくなることは大変な問題です。
子育て世代の就労に関わる問題でもあります。
これは、市の除雪政策の中でも配慮を要する問題ではないかと思い、早速、園に行ってみました。
「通行を確保して欲しい」といわれた普段のバス運行ルートの大半は、住宅密集地の狭い道路で、既に両側に雪の壁が出来ていてこれ以上の除雪は難しそうでした。
しかし、一部の道路(全体の4分の1位)は片側が線路で、そちら側に雪を積み上げることが可能なように見えました。
また、園庭は既に相当の雪が積もっていたことから「道路の雪を搬入してもいいか」と聞いたところ、「差し支えない」ということでしたので、ロータリー車が来てくれれば路面の雪を片付けることが可能のようです。
路面が「斜めになっていてバスが傾く」箇所もあり、これは除雪技法の改善で解決する問題かと思いました。
かなり傾いてます
そこで、除雪対策本部に行き、こうした情報を伝え、優先度を判断するように求めました。
本部では、「事態は承知しました。(基本的計画である)道路除雪がままならないので、ご要望にお応えできるかどうか判りませんし、いけるとしても何時頃になるかのお答えもできません」という予想通りの回答でした。
道路除雪が早く終了することを祈りながら帰りましたが、その日の夕方幼稚園から電話があり、「ロータリー車が来てくれたので路面の雪がかなり無くなった」ということでした。
残念ながらロータリー車の場合、路面を平らにすることは難しいので、その問題は残ったようですが、それでも状況はかなり改善されたようです。
繰り返しになりますが、除雪に関するご要望にはお応えできないことが多く、私も「対処できない」と率直にお話しています。
しかし今回のように、市民生活に多大な影響があり、行政としても優先して対処すべきと思われる場合については、情報提供と要望もしています。
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