2月1日(火)、耐震化が求められている第三中学校の校舎を視察しました。
私は、初当選したH17年の最初の議会以来、毎年学校校舎の改築・改修の問題を取り上げてきました。
第三中学校は、S49年に建設されてから36年、老朽化による不具合の広がりに加えて、H20年の市の調査で耐震化がもっとも急がれる校舎の一つとされました。
ところが、三中だけ耐震化計画が具体化されないまま2年が経過、PTAの皆さんが要望署名を集めるに至り、学区在住の他の会派の議員の方々も視察することになりました。
新政クラブの神尾幸議員、市民クラブ渡辺洋井議員と一緒に、阿部教頭先生のご案内で校舎内を回りました。
雨漏りする廊下、全面的に崩落している体育館の壁、コンクリートのかけらが落下する外壁、閉まらない防火扉などなど、事態の深刻さを改めて実感しました。
大きなヒビが走ってます
体育館壁面にも、縦横に亀裂が走っています
ゴムホースを使った「雨漏りを逃がす装置」です。技能士さんスゴイ!
昨年ボイラーを更新したにも関わらず、配管が老朽化しているため教室内はこの温度!
生徒らはともかく、これで風邪を引かない教職員の皆さんの強靭な肉体に脱帽。
最も望ましいのは全面改築であり、私はそのことを追及してきましたが、市と教育委員会は「市の財政難」から難しいと繰り返しています。
仮に改修するのだとすれば、不具合箇所を全面的に改修すること、騒音を抑えた工法や仮設校舎の設置など、授業に差し支えの無い事業にしなければなりません。
他の議員さん方とも協力しながら、引き続き頑張っていきたいと思います。
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