鳥見の合間に、林の中を歩いてみると、きれいな蝶たちの出会うことがあります。
今回は、そんな合間に見つけた蝶の内、懐かしいテングチョウ(天狗蝶)の事を書いてみます。
テングチョウとの出会いは、はるか昔の高校生の頃でしょうか。
その頃、友達の中に昆虫好きがいて、見よう見まねに始めた昆虫採集。
このテングチョウには、昆虫採集に出かけた大阪の「箕面の滝」で出会ったのが最初なんです。
その当時は、特に珍しい蝶でもないのに、この不思議な鼻を持ったテングチョウにときめいたものです。

林の中を歩いてると、2頭のテングチョウが、傍らの花が咲く小ぶりの樹の周りを飛んでいます。

テングチョウ(天狗蝶)
タテハチョウ科テングチョウ亜科に分類される蝶で、テングチョウ亜科は全世界に10種類ほどが知られてますが、日本に分布するのは1種類だけです。
全国に分布し、食草はエノキなどです。
さて、名前の由来は、見ての通り頭部の触角の内側に前方に伸びる突起が天狗の鼻のように見えることからこの名前が付けられました。

分かりやすいように、写真を大きくトリミングしたものを載せてみました。
この突起はパルピ(下唇ひげ)という器官で、ほかの蝶にも見られますが、テングチョウのパルピは、長くてよく目立ちます。

低山地の雑木林に多く、時々集団発生することがありますが、成虫のまま越冬し、早春から飛びはじめ、秋まで見る事が出来ます。
冬でも、暖かい日に、陽だまりなどで時々見かける事もありますね。



そしてもう一種類は、ヒメジャノメ??
実は、ヒメジャノメとコジャノメ、見分けがつきにくいんです。
まず、悩んだのは、ヒメジャノメは後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が3つ(コジャノメは4つ)のはずなのに・・・・
よく見ると、4つありますよね。
しかし、今回は、裏面の縦に走る白い線が直線的で、幅が狭く、全体に明るい色なので、ヒメジャノメ・・・・ということで・・・・
もし、間違ってたらご指摘くださいね。

次回は、可愛いゼフィルスを載せますね。
おまけは、カイツブリの雛です。
小さな池には4羽ほどの雛が、だいぶ大きくなってました。1番子かな??
一生懸命、羽ばたきの練習中だったので、チョコッとお邪魔してみました。


例年観察してたO公園のカイツブリたちも、順調に子育てが進んでるようです。
今回は、そんな合間に見つけた蝶の内、懐かしいテングチョウ(天狗蝶)の事を書いてみます。
テングチョウとの出会いは、はるか昔の高校生の頃でしょうか。
その頃、友達の中に昆虫好きがいて、見よう見まねに始めた昆虫採集。
このテングチョウには、昆虫採集に出かけた大阪の「箕面の滝」で出会ったのが最初なんです。
その当時は、特に珍しい蝶でもないのに、この不思議な鼻を持ったテングチョウにときめいたものです。

林の中を歩いてると、2頭のテングチョウが、傍らの花が咲く小ぶりの樹の周りを飛んでいます。

テングチョウ(天狗蝶)
タテハチョウ科テングチョウ亜科に分類される蝶で、テングチョウ亜科は全世界に10種類ほどが知られてますが、日本に分布するのは1種類だけです。
全国に分布し、食草はエノキなどです。
さて、名前の由来は、見ての通り頭部の触角の内側に前方に伸びる突起が天狗の鼻のように見えることからこの名前が付けられました。

分かりやすいように、写真を大きくトリミングしたものを載せてみました。
この突起はパルピ(下唇ひげ)という器官で、ほかの蝶にも見られますが、テングチョウのパルピは、長くてよく目立ちます。

低山地の雑木林に多く、時々集団発生することがありますが、成虫のまま越冬し、早春から飛びはじめ、秋まで見る事が出来ます。
冬でも、暖かい日に、陽だまりなどで時々見かける事もありますね。



そしてもう一種類は、ヒメジャノメ??
実は、ヒメジャノメとコジャノメ、見分けがつきにくいんです。
まず、悩んだのは、ヒメジャノメは後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が3つ(コジャノメは4つ)のはずなのに・・・・
よく見ると、4つありますよね。
しかし、今回は、裏面の縦に走る白い線が直線的で、幅が狭く、全体に明るい色なので、ヒメジャノメ・・・・ということで・・・・
もし、間違ってたらご指摘くださいね。

次回は、可愛いゼフィルスを載せますね。
おまけは、カイツブリの雛です。
小さな池には4羽ほどの雛が、だいぶ大きくなってました。1番子かな??
一生懸命、羽ばたきの練習中だったので、チョコッとお邪魔してみました。


例年観察してたO公園のカイツブリたちも、順調に子育てが進んでるようです。