昨日は晴天の下、孫姫(幼稚園の年中さん)の運動会。
早朝から出かけて、鳥撮りならぬ、孫撮りの半日でした。 迷カメラマンも張り切りすぎて、今日も疲れが残ってます。(笑)
今回は、暫く鳥写真が続いたので、花写真です。
10月5日、そろそろK自然公園にも渡り途中のヒタキの仲間でも来てるのでは・・・・・
朝、突然思いついて出かけてみたものの、野鳥の声が聞こえない園内、ヤマガラの群れが騒がしく動き回ってるだけです。
仕方なく、ホトトギスの花でも探そうと歩いてみますが、この花もすでに散ってしまった様子。
園内のあちこちに咲いていた赤い花。 ツリフネソウの一種かと思いながら・・・・・
花札によると・・・・・・この花は「ワタラセツリフネソウ(渡良瀬釣船草)」
今までは同じ種と考えられてきたツリフネソウから分けられ、2009年、正式に新種として認められ、埼玉県のレッドリストに登録されています。
ツリフネソウと比べて花弁の形が少し違うようですが、一見したところは分かり難いですね。
良く調べてみると・・・・・
2005年9月に発表された新種!(2009年登録?)
栃木、群馬、埼玉、茨城、千葉県に分布し、小花弁の先はあまり伸び出さず、壊死してやや黒ずんでいるそうです。
(ツリフネソウの小花弁は長く伸びている)
分かりますか??多分先端が少し黒ずんで、細くなってるところだと思います。
面白いのは、ワタラセツリフネソウには花の4型があるそうで・・・・・
花の内部に、黄色い部分があるものとないもの、斑点があるものとないもの、その組み合わせで4型があるのです。
渡良瀬遊水地ではその4型がすべて見られ、同一群落内に4種類が共存していることもあります。
このことはツリフネソウでは観察できないとのことです。(以上、ネット検索から引用)
こんなことならもっとたくさん撮っておけばよかった!!この公園では何種類見られるんでしょうね。
そんなワタラセツリフネソウ、虫たちもお気に入りのようで、ホシホウジャクやハナバチなどがたくさん群がっていました。
そして、こんな花もあちこちで見られます。
昨年もここに載せたことがある「ミゾソバ(溝蕎麦)」
小さな可愛い花がいっぱい咲いてます。
次の花は、「ミズアオイ(水葵)」
日本を含む東アジアに分布し、ナギ(菜葱)、ミズナギという別名で呼ばれることもあります。
かつては水田雑草としてよく見られたそうですが、水路の改修や除草剤の使用などによる生息環境悪化で、個体数が減少して、絶滅危惧Ⅱ種に指定されています。
この公園の湿地地帯に少しだけ咲いていました。
最後は公園の入り口近くにあった「クサギ(臭木)」の実です。
真っ赤な萼の真ん中に紫色の実があって鮮やか!!
クサギは、日当たりのよい原野などによく見られるシソ科の落葉小高木で、葉に悪臭がある事からこの名が付けられたとか。
実の部分は、初めは萼に包まれていて、果実が熟すと萼が平開して、このような形になるそうです。
この公園も、もうすぐ冬鳥たちがやって来て、鳥撮りさんたちで賑わうようになります。