さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

カイツブリ、2回目の子育てか?

2018年08月18日 | 野鳥
久しぶりに鳥の話題です。
7月31日午後、久しぶりにI沼の様子を見に行くも、相変わらず沼の水位は高く、セイタカシギもコアジサシの姿もありません。
例年では考えられないほど、寂しい沼の様子です。
(セイタカシギは、時々やって来てるようですが、水位が下がらないため、近くに避難??)
そんな中、カイツブリが、橋から丸見えの所にに営巣して抱卵中です。
今頃の営巣だと、もしかしたら、今シーズン2回目の子育てかもしれませんね。

そして、その後8月9日、様子を見に行くと・・・・・2羽の赤ちゃんが誕生してました。生まれて4~5日くらいでしょうか?



お父さんかな?お母さんかな?餌を運んできて、器用に雛に渡します。



同じ子に、連続で餌を与えてますが、もう1羽の子は満腹???姿を見せません。(少しトリミング)


まだ食べたりないのか、餌を再び捕りに行くお父さん(?)の後を追いかけようとします。
オイ!オイ!   落ちるよ!!


落ちた~!!


さらに追いかけようとして・・・・・巣から落ちそうになって慌てて這い上がろうと、必死です。


カイツブリ(鳰(にお)・鸊鷉(へきてい))
漢字で書くと難しい鳥の名前ですが、日本に住むカイツブリの仲間では一番小さな、お馴染みの鳥です。
毎年公園などの池で営巣し、みんなの人気者。 年に複数回繁殖することも多く、北の方では1回ですが、本州以西では2回が多いようですね。
今回のカップルも時期的に、2回目の子育てかもしれません。
カイツブリの雄と雌、子育ての役割分担はすべて平等で、世の男性諸君も見習う必要があるかもしれませんね。(反省!)
また、面白いのは・・・・・歩くのが大の苦手!!
その理由は、脚の位置にあります。3枚目の餌を与える写真をよく見てください。
カイツブリは、もともと泳ぐのが得意で、脚は櫂の役目を果たしてるため、脚の位置が他の鳥と比べて、お尻に近い所から生えてることが分かります。
カエルのようですよね。


こうして生まれた雛たちも、1週間ほどで、巣から出て、水に浮かぶ可愛い姿が見れると思います。
こんなカイツブリの子育て奮闘記、しばらく追いかけてみたいと思います。

古代ハスの花も名残惜しそうに、所々で咲いてます。 ハスの赤ちゃんも、覗いてますよ。 




カイツブリの子育ての様子は、連載していきたいと思います。

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