関東地方は、今夜遅く、強い台風15号が直撃しそうな気配ですが心配ですね。
さて、今回はいよいよ初見の「ムツバセイボウ」の登場です。
公園内を一回りしてから、再び「ハチ宿」を覗いてみます。
居ましたよ! 「初めまして・・・・!」です。
見た目は金バエのようで、事前の予備知識がないと見落としそうなくらい小さなハチです。
体長は1センチくらいかな? これが「ムツバセイボウ」!!
「ムツバセイボウ」
セイボウの仲間で、山地で見つかることが多く、体全体が青緑色の綺麗な小さなハチです。
良く見ると、頭胸部と腹部の色は微妙に異なっていて、腹部は紫青色で、紅金色または緑金色の帯があります。
お腹の先端に、「6つの歯」(歯状突起)があるのが特徴で、名前のムツバはその「六歯」から由来してるそうです。
すなわち、6つの歯を持つセイボウ。
ムツバセイボウは、ドロバチ科・フタスジスズバチ属・フタスジスズバチなどのハチに寄生します。
「ムツバセイボウ」はセイボウ科のハチの一つですが、これを機会に「セイボウ」のことも調べてみると・・・
「セイボウ」、漢字で書くと「青蜂」。青い体をしたハチの仲間です。
体長2センチぐらいの「青い宝石」ともいわれるオオセイボウが有名ですね。
セイボウの仲間は、世界に1500種以上いて、日本にも38種類ほどが生息していると言われています。
これにはビックリです!!
また、セイボウの仲間は寄生バチとしても有名で、ドロバチなどの巣に卵を産み付けます。
産み付けられた卵から孵った幼虫は、宿主が我が子のために貯えたエサや幼虫を食って育つそうです。
まさにカッコウやホトトギスのように、托卵の名手(?)なんですね。
ムツバセイボウの名前の由来「六つの歯」(腹部先端の歯状突起)ってどんなものでしょう??
上の写真を大きくトリミングしてみました。
赤い矢印の先、ちょっとわかりにくいですが、見えますか???
左右に三つづつ、六個あるそうです。ちなみにセイボウの仲間を同定するときに、この歯状突起の数が有効だそうです。
盛んに、他のハチの巣の中を探ってるようです。
そうとも知らず、巣を一生懸命作ってるハチたちがいました。
ドロバチの仲間のオオフタオビドロバチ(上)とアナバチの仲間のクロアナバチ(下)です。
「ムツバセイボウ」はこのハチたちの巣に卵を産むつもりでしょうか?
*オオフタオビドロバチとクロアナバチ、名前が間違っていたら指摘してくださいね。
今回、初めて「ムツバセイボウ」に出会ったおかげで、「セイボウ」のことをたくさん知ることができました。
これから、この仲間を追いかけてみても面白いかなあ!・・・なんて思い始めてます。
さて、今回はいよいよ初見の「ムツバセイボウ」の登場です。
公園内を一回りしてから、再び「ハチ宿」を覗いてみます。
居ましたよ! 「初めまして・・・・!」です。
見た目は金バエのようで、事前の予備知識がないと見落としそうなくらい小さなハチです。
体長は1センチくらいかな? これが「ムツバセイボウ」!!
「ムツバセイボウ」
セイボウの仲間で、山地で見つかることが多く、体全体が青緑色の綺麗な小さなハチです。
良く見ると、頭胸部と腹部の色は微妙に異なっていて、腹部は紫青色で、紅金色または緑金色の帯があります。
お腹の先端に、「6つの歯」(歯状突起)があるのが特徴で、名前のムツバはその「六歯」から由来してるそうです。
すなわち、6つの歯を持つセイボウ。
ムツバセイボウは、ドロバチ科・フタスジスズバチ属・フタスジスズバチなどのハチに寄生します。
「ムツバセイボウ」はセイボウ科のハチの一つですが、これを機会に「セイボウ」のことも調べてみると・・・
「セイボウ」、漢字で書くと「青蜂」。青い体をしたハチの仲間です。
体長2センチぐらいの「青い宝石」ともいわれるオオセイボウが有名ですね。
セイボウの仲間は、世界に1500種以上いて、日本にも38種類ほどが生息していると言われています。
これにはビックリです!!
また、セイボウの仲間は寄生バチとしても有名で、ドロバチなどの巣に卵を産み付けます。
産み付けられた卵から孵った幼虫は、宿主が我が子のために貯えたエサや幼虫を食って育つそうです。
まさにカッコウやホトトギスのように、托卵の名手(?)なんですね。
ムツバセイボウの名前の由来「六つの歯」(腹部先端の歯状突起)ってどんなものでしょう??
上の写真を大きくトリミングしてみました。
赤い矢印の先、ちょっとわかりにくいですが、見えますか???
左右に三つづつ、六個あるそうです。ちなみにセイボウの仲間を同定するときに、この歯状突起の数が有効だそうです。
盛んに、他のハチの巣の中を探ってるようです。
そうとも知らず、巣を一生懸命作ってるハチたちがいました。
ドロバチの仲間のオオフタオビドロバチ(上)とアナバチの仲間のクロアナバチ(下)です。
「ムツバセイボウ」はこのハチたちの巣に卵を産むつもりでしょうか?
*オオフタオビドロバチとクロアナバチ、名前が間違っていたら指摘してくださいね。
今回、初めて「ムツバセイボウ」に出会ったおかげで、「セイボウ」のことをたくさん知ることができました。
これから、この仲間を追いかけてみても面白いかなあ!・・・なんて思い始めてます。