暦を11月に戻して、再び沼の様子からです。(しばらくの間在庫からです。)
11月12日、この日は、沼の水位が少し上がっていて、特にめぼしい野鳥も見つからず、北西の浅瀬周辺にはタヒバリが4~5羽。
タヒバリ(田雲雀)
日本には冬鳥として渡来し、ヒバリという名前が付いてますが、れっきとしたセキレイの仲間です。
(北海道では春秋の渡りの時期に通過する旅鳥扱い)
体の大きさや色味がヒバリに似てることから、この名前が付いたのですが、どちらかというと同じ仲間のビンズイに似てますね。
ビンズイとの識別は、体色の違いもありますが、目の後方にある白斑と黒斑で見分けると分かりやすいかもしれません。
白斑と黒斑が縦に並んでる方がビンズイで、無いのがタヒバリです。生態環境も少し違い、ビンズイはどちらかというと山野系?
このタヒバリは、水辺の近くにいるイメージが強いかもしれません。
特に、正面から見るとビンズイによく似てます。
かなり近くまでやってきましたが、さすがに一定の距離だけは保っていて、まだ警戒心も強い様子でした。
(12月3日の沼の様子)
12月に入ってから、沼の水位が徐々に上がり始め、12月3日に確認したところでは、南側の浅瀬も水に浸かり、目立つのはヒドリガモとコガモ!
シギたちも疎らで、ツルシギとアオアシシギ・ハマシギが1羽ずつ確認できただけです。