さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

与野公園のバラが見頃です。

2017年05月21日 | 
アマサギの飛翔を載せる予定だったのですが、鳥写真が続いたので、先にバラの花を載せてみたいと思います。

昨日の5月20日は与野公園の「バラ祭り」が盛大に開催されたようです。
バラ祭りの日は人も多いので、その前の12日に撮った写真です。この日もほぼ満開の状態でした。

今回は、花の色が綺麗に出るように、敢えて曇りの日の夕刻を選んで撮ってみました。
使用したレンズは、久しぶりにカールツァイスPlanar T* 1.4/50 ZEといつもの100ミリマクロ。(一部ストロボも使ってみました。)

この公園は、過去何度も紹介してるので割愛しますが、明治10年に開園した140年以上の歴史がある公園です。
園内には、約170種3000株のバラの花が咲いてるでですが、今回も名前はパスしますので、ご容赦を・・・・・
1回目は、同じ種類の花を、それぞれ角度を変えて撮って見た写真からです。

まずは黄色から・・・・



赤と白のグラデュエーションが綺麗



ところで、最近のバラの花も品種改良が進み、たくさんの種類があって、西洋の花と思いがちですが、日本は薔薇の自生地として有名なんですね。
特に、ノイバラ、テリハノイバラ、ハマナシ(ハマナス)の3種類は、世界の薔薇の品種改良に大きく影響を与えたそうです。
昔から身近な花だったようで、古くは「万葉集」にも「うばら」「うまら」という名前で謳われています。


淡いピンクが可愛い妖精



ちょっと妖艶な・・・・・・



こちらは、真紅の笑顔?



今や、全世界では2万種以上あると云われていますが、これからさらに増えていくのでしょうか。



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田圃ではアマサギ(甘鷺)

2017年05月18日 | 野鳥
5月1~8日にかけて、何度か公園近くの田圃にシギチを求めて・・・・・・・・遊んでくれたのはこのアマサギだけ!
しかもチュウサギと一緒にいた1羽だけでした。
サギの仲間では、最もきれいな夏のアマサギ。たくさん撮ってきましたので、2回に分けて載せてみます。

田圃にも水が入り始めて、いよいよ田植えが始まったというのに、何処を探しても、シギやチドリの仲間は見当たりません。
田圃の畦道をのんびり歩いてると、少し離れたところを1羽のアマサギが飛んでます。


そして、降り立ったのが・・・・上手い具合にタンポポなどが咲いてる草むらです。



1羽だけで、表情がどこか寂しげに見えます。

すぐそばには、これも1羽のチュウサギがいて、綺麗な飾り羽が風にたなびいて綺麗でした。


アマサギは動きそうでないので、チュウサギを観察してると、突然飛び立ちます。
慌ててカメラを振ったものの、完全にフレームアウト!!


ボーとしてると、、、今度はチュウサギを追いかけるようにアマサギも飛び立ちますが、慌てたせいで、なかなかフレームに入らず、撮れたのは着地の後姿!!


先に飛んだチュウサギが気になるのか、畝越しに覗いてます。   一緒にいたいのに~!!


その後しばらく、その場所から動きそうにないので、再び畦道を歩いて、シギを探しますが、やっぱり見つからず。
近くで、キジの鳴き声が聞こえるので、そちらを向くと、雄のキジがいました。辺りを見ても雌はまだいないようです。


それにしても、今年はどうしたのでしょうか?
このまま、田圃のシギチを見ないまま夏を迎えるのでしょうか!!

・・・・・・・・・・続く!
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再びキジを追いかけて…

2017年05月16日 | 野鳥
連休前の在庫からです・・・・・

そろそろキジのペアリングが出来てるのではないかと、いつのもポイントを再び見に行ってみました。
相変わらず、3か所のポイントからは、大きな鳴き声が聞こえます。
そして・・・・1羽の雄を見つけて、周りを見渡してみますが、雌の姿は見えません。


しばらく様子を見てみてると・・・・何回か「母衣打ち」を見せてくれますが、今回は場所が悪い!!



今度は、後姿の「母衣打ち」です。 後姿の母衣打ちは初めてでしたが、物好きにも、こんな後姿を撮る人っていないですよね。




八重桜でしょうか。まだ少し花が残ってるところにモズが1羽!! この子はまだカップリングが終わってないのかな??


帰り際に、藪の中に咲いてる花を撮ってると・・・・・頭の上で、モズの激しい警戒の鳴き声が響きます。
上を見上げると、モズの雄が……口には大きな虫??・・・・・威嚇するように、警戒の鳴き声が続きます。
私が、モズの巣の近くに、侵入してしまったようです。


その場所を離れて、様子を伺ってると・・・・・すぐそばの薮の中に餌を咥えて入っていったところを見ると、そこに巣があるようです。
雄が飛び出すと、今度は雌がやって来て、やはり口に何かを咥えてます。


巣の場所を確認したかったのですが、雄と雌がまだ近くにいるようなので、邪魔をせずにその場を離れます。
巣には、もう雛が生まれてるのだとすると、近いうちに、巣立った雛が見れるかもしれません。
今度ここに来るときには、注意して観察することにしますね。




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亀が気になるチュウダイサギ

2017年05月15日 | 花と野鳥
下書きしていた記事が溜まりだしたので、久しぶりの連続更新です。

I沼で、コアジサシを確認した後、ぐるっと沼の周辺を散策してみました。
渡り橋の傍の杭に、何やら中型のサギがじっと固まってます。顔には婚姻色が出てます。
口角が目の後ろで切れてるので、ダイサギ???・・・・・でも体が小さい。(チュウサギ程の大きさ)
チュウダイサギのようです。(水面の赤い色は岸辺の家の屋根の色です。)


ダイサギは、ペリカン目サギ科に属しますが、アオサギのグループに入ってます。(ちなみにチュウサギはコサギの仲間)
さらに、ダイサギは、亜種ダイサギと亜種チュウダイサギに分けられ、日本ではダイサギは冬に、チュウダイサギは夏に見られることが多いです。
ダイサギとチュウサギが季節の変わり目でいつの間にか入れ替わってしまうため、口角の位置だけで判断すると分かり難いですね。
区別するために、冬に見られるダイサギをオオダイサギと呼ぶ人もいるようです。

見分ける方法としては・・・・・いくつかあるようなので、書いておきます。
①前述したように、ダイサギは冬鳥、チュウダイサギは夏鳥(地域によっては重なるところもある)
②足の色。ダイサギは脛が黄色で跗蹠(ふしょ)にまで及び、中には全体が黄色いものもいます。
 一方、チュウダイサギは基本黒色で、婚姻色の時など、跗蹠が黄色っぽいものもいますがダイサギのようにはっきりした黄色ではない。
③ダイサギの方が大きく、チュウダイサギはチュウサギほどの大きさでしょうか。(ダイサギはアオサギより大きい)

口角の位置が見やすいように、上の写真を大きくトリミングしてみました。(口角が目の後ろまで切れ込んますね)


傍らで、カイツブリが低空飛行。水面ギリギリに飛びます。



すぐそばの公園の花壇で、面白い花を見つけました。
今まで見たことが無い花なので撮ってみたのですが、なんだか南国の花のように見えます。
咲いていたのは紫色と白の2色です。



早速、家でいろいろ調べてみたのですが、なかなか名前が分からず、大苦戦!
悪戦苦闘の結果・・・・・・「シラー・ベルビアナ」? 間違ってたら指摘してくださいね。
ユーラシア・アフリカ原産のユリの仲間のようですね。それにしてもいろんな花があるものです。


ヤグルマソウもたくさん咲いていました。





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コアジサシの給餌行動

2017年05月14日 | 野鳥
前回の続き・・・・・・
コアジサシの雄から雌への給餌行動も始まってました。
ちょっと遠いですが、浮き球の上での給餌!
丸いボール状のところでは、さすがに足場が安定してないため、難しそうです。
タイミングが合わず、足を滑らしながらの給餌です。




杭にくくりつけられた板切れの上にも、カップルが一組います。
確か、昨年も同じような板切れがあったような??? コアジサシのために置かれた板切れ????


同じ場所でも、光と風の具合で、こんなに違ってきます。
そんな板切れの上でも、雄が盛んに餌を運んできます。 
雌も、近くに自分の伴侶(?)がやって来ると、大きな声で呼びます。。
他の雄が上空を通過するときには鳴かないところを見ると、しっかり自分の相手を遠くからでも識別できるんですね。
人間が見ると、みんな同じように見えるのですが…・





こんな給餌シーン、しばらくの間続きそうです。
古代ハスが咲くころには、巣立った雛を連れてきてくれるかもしれません。


*今回は連載記事のため、コメント欄は閉じてます。




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