さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

染谷の花菖蒲2017

2017年06月19日 | 
2年ぶりに「染谷の花菖蒲」を見に行ってきました。
6月7日、この日は朝から曇り空で、花菖蒲を撮るには最適の天気(?)
この日のレンズは180ミリマクロと70-200ミリの2本立て、いつもの手持ち撮影です。

自宅から車で20分程、2年ぶりの訪れたこの菖蒲園、見事な花を咲かせてました。


この園には、約200種20000株の花菖蒲が植えられており、彩りも見事です。


最近は花菖蒲も品種改良されて、様々な色や形を楽しむことが出来ますね。今回は、そんな花菖蒲の中から典型的なものをいくつか載せてみました。





こちらは、花が開いたばかりの状態でしょうか。


ちょっと変わったところで、花が開く寸前の蕾です



こんな模様の花菖蒲もありました。あまり見たことが無い形と模様です。



この花菖蒲、日差しが強いと、午前10時頃には花がしおれたようになる事が多い為、要注意!

花菖蒲もたくさん撮ってきましたので、もう1回載せる予定です。
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オオタカ(大鷹)の交尾成功??

2017年06月17日 | 野鳥
・・・・・・・・前回の続きです。
この日2時間ほどの観察の間に、交尾行動は合計3回見る事ができました。
2回目は一瞬の事で、撮影に失敗しましたが、3回目は上手く交尾が出来たのか?

雌がお気に入りの場所です。 この場所で雄を待つことが多いようです。実はこの時、雄は雌のすぐ斜め上のところに、待機(?)しています。


そして3回目の交尾です。雄は雌の上体を下げさせようと、雌を押さえつけるような仕草を見せます。



そして・・・・・前回載せた交尾ポーズと違い、雌は上体を下げて、お尻を持ち上げ、理想的な交尾体勢?



これで交尾が成功したかどうかは分かりませんが、雄と雌とは前回と違って、心の通じ合いがあったようですね。




交尾行動が終わった後はしばらく並んで・・・・・雌の方が何かを訴えるような仕草が印象的でした。


そして雄が飛び立つ時も、雌はじっとその先を目で追っています。


このような交尾行動が何回か繰り返されて、営巣する予定だったのですが・・・・・

その後4月28日、公園に出かけてみると、営巣予定場所から少し離れたところに雌と雄がいて、相変わらず交尾行動するところを発見。
・・・・・ん??? まだ営巣してない?? それとも別のカップル???

さすがにこの後GWに突入して、公園も賑やかになると、営巣どころではなくなるのに・・・・
結局、後で聞いてみると、結局、営巣しなかったようです。  残念!!

一時は絶滅危惧種に指定され、保護されてきたオオタカも、最近は徐々に数を増やしてるとのこと。
MFでは幸いオオタカの姿を見る事も多く、街に近い環境下でも逞しく適応しています。
今回の交尾シーンを撮ったのは、私自身初めてなのですが、いつかまたこんな交尾の様子が観察できるかもしれません。





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オオタカ(大鷹)の交尾(パート1)

2017年06月14日 | 野鳥
A公園で、オオタカが営巣しそうになった4月に撮った写真!(営巣の可能性があったので、ブログに載せるのを保留してました。)
もしそのまま営巣していたら、今頃は可愛い雛の姿が見れたところなのですが、結局うまく営巣できなかったようです。
カップルが若かったからなのか、カラスなどの邪魔が入ったのか、人間のせいなのか分かりませんが、残念な結果に終わりました。
オオタカが営巣しそうだという話を聞いたのは、4月3日。
駆けつけてみるとまだバーダーさんも少なく、高い枝の上に雌の若鳥が1羽。 まだ規制ロープも張られていないようで、この後が人も増えそうで心配です。
周辺には雄もいるようなのですが、この日は確認できず。


その後しばらく行くことができず、4月12日、久しぶりに様子を見に行くと、規制ロープも張られましたが、狭い通路にバーダーさんたちがいっぱい。
諦めて、裏側にまわりこんでみることにします。
裏側は少しオオタカまでの距離があるものの、まだ人は少なく2~3人のバーダーさんだけ。 ここで暫し待機することにします。
こちらからは、少し逆光ですが、雄の姿も見ることができます。



次の写真は、ちょっと面白い、雌の○○ち!!見えますか?? (この写真は表側から撮ったもの)


雌は、雄からプレゼントされた餌(求愛給餌)を食べながら、時々大きな甲高い声で鳴きます。
甲高い声の間隔が狭くなってくると、近くの雄を呼んで、交尾を促すのでしょうか?


そして、突然雄が雌の背後から…・・この日見た第1回目の交尾行動です。
オオタカは雌が大きく、雄が小さいですね。猛禽類は一般的に雌が少し大きいのですが、オオタカは極端な方でしょうか。


求愛時期には、雄から雌への求愛給餌行動が繰り返され、その直後に交尾が観察される事が多いそうです。
その間、4月中旬の産卵まで交尾回数は増加し、1日に3~5回観察されるそうですから驚きです。
この日も、私が見てる2時間ほどの間に観察されたのは、合計3回の交尾行動が見れました。
鳥の交尾は、雄の生殖器はほとんど雌の生殖孔に入らず、「生殖器同志を接触させる」という感覚のようです。
ですから雌が雄を嫌って少しでも身体を動かすと、交尾は成立しないそうです。

下の連続写真を見てください。
よく見ると、雄は交尾行動に入ろうとしてるのですが、相手の雌は交尾を受け入れた証である「前傾姿勢をとり、尾羽を上げる」姿勢をとっていません。





こうして、この時の交尾は失敗したようです。
土・日には人も多い公園で、このまま営巣してくれることを期待したのですが・・・・・続く


*次回の、この続きを載せる予定なので、コメント欄を閉じています。コメントは次回の記事で頂ければ嬉しいです。





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何年ぶりだろう新宿歌舞伎町

2017年06月13日 | ひとり言
いつもは池袋で集まる、現役の頃の同僚たちとの飲み会。
幹事の発案で、たまには新宿でやろうということになり、久しぶりに新宿東口で待ち合わせをすることになった。
新宿駅西口や南口にはたまに来ることはあっても、東口は何十年ぶりだろう。
待ち合わせ時間より少しは早く着いて、近くを散策することに…

よく利用する南口から出て、東口を目指すものの、辺りの風景は一変していて、東口まで結構手間取ってしまった。
東口で、まず目に付くのは、「新宿アルタ」、 若かりし頃は、ここが若者の待ち合わせの場所。
今はここのスタジオからの放送はしていないようだ。


そして、昔よく利用した「談話室 滝沢」を探すが・・・・・・・見つからない。
少々高いが、店内には小さな庭園があって、何時間居てもよかった喫茶店。懐かしい!!
その場所にあったのは、名前が違う喫茶店。
昔は、地下に入る入口と2階に上がる入り口が2カ所あったはずなのだが、今は2階に喫茶店、地下は居酒屋になってるようだ。
ネットで調べてみると、平成17年(2005年)3月末で閉店している。
そんなに前に閉店していたとは・・・・・それだけこの近辺にはご無沙汰していたということか。

靖国通りを渡ると・・・・そこは有名な歌舞伎町。
独身の頃は、中央線「三鷹」に住んでいたため、会社の仲間と帰り道によく通ったものだ。


夕刻の「歌舞伎町1番街」、夜の煌びやかさはまだ感じられない。


そして、最近有名になった「ゴジラロード」。 靖国通りから「新宿東宝ビル」にかけて南北に延びる道路。
もともとは「新宿セントラルロード」と呼ばれていたが、2016年、映画「シンゴジラ」公開を記念して命名されたもの。


突き当りには「新宿東宝ビル」があり、ビル8階部分には、巨大なゴジラの頭のオブジェが見える。
ゴジラと同じ身長の118.5メートルだそうだ。


いつもと同じように、昔話や・健康・趣味の話に盛り上がった飲み会も終わり、外に出ると、歌舞伎町もすっかり夜モード。


新宿駅に向かう角には、ヤマダ電機、最近できたのか?
昔は新宿西口の「ヨドバシカメラ」、東口の「カメラのさくらや」、池袋の「ビックカメラ」と商圏を分担してYSBと呼ばれていた頃が懐かしい。
「カメラのさくらや」はベスト電器に吸収後、消滅し、今や東口もヤマダ電機などが参入して、今や大混戦。


何十年ぶりの新宿東口、日常生活ではあまり来なくなったが、今度は何時・・・・・???
ほろ酔い加減で、満員電車に乗って帰路へ・・・・懐かしくて楽しい半日でした。(写真はスマホ)
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タマシギの子育て失敗??

2017年06月12日 | 野鳥
5月中旬、田圃が賑やかになって来ました。
車で田圃を周ってると、何やらバーダーさんたちが・・・・
どうもタマシギが営巣してるようです。
その後23日に覗いて見ると・・・・・・オスが卵を大事に暖めています。
この日は日差しも強く、しばらく待ってみたものの、動きそうもなく、暑さに負けて早々に退散。


翌24日は早朝から・・・・・・それにしても遠い!!しかも周辺が土のため、一度目を離すと、改めて位置確認するのも大変です。
その後、1時間ほどの間に2回ほど巣から出てきてくれました。
土の中に頭を突っ込むと、何処に居るか分かりませんね。(デジイチの写真をトリミング)


なかなか近くまで来てくれませんが、長く餌も食べずに卵を抱き続けて、お腹もすいたことでしょう。
あちこち動き回るので、姿を補足するのも大変です。

タマシギ(玉鷸)
日本では本州中部以南で繁殖する留鳥ですが、最近は、東北地方まで繁殖域を広げてるようです。
タマシギは、鳥の中でも少ない一妻多夫で知られていて、繁殖時期になると、雌が縄張りを持ち、オスに対して求愛ディスプレイを行うようになります。
雌はある雄と交尾して卵を産むと、別の雄とつがいとなって、ふたたび産卵します。
もちろん、雄が卵を温めて、生まれてきた雛を育てることになりますね。 人間様より進んだイクメン!!
何故こんな繁殖方法を・・・・・??
タマシギの巣は、浸水してしまうような場所が多く、複数の雄に分散して子育てを行うためだとも言われてます。子孫を残す知恵なんですね。


前の週までは、そんな雌も近くにいたようですが、この日はその姿も消えて、雄しか見れませんでした。
もちろん雄の目を引くために、雌のほうが綺麗で、雄は地味ですよ。

「玉鷸」の名は、雌雄ともにある翼上面、上尾筒に黄土色の丸い班がたくさんあるからだそうです。
この班は翼を広げないと見えないので、普段確認することはできません。
「野鳥の名前」の著者 安部直哉氏の私案で、「目の周りの模様が勾玉のようだから」と書いておられますが、こちらの説の方が納得??



ここからはデジスコで撮った写真ですが、こんなコントラストが弱い環境、デジスコが一番苦手なケースです。



朝日が射して、遠くを見渡す仕草が、とても可愛かったです。



久しぶりに、動画も撮ってみました。
始めに登場する巣の中の雄の姿が見えますか?? お尻フリフリ姿や羽繕の様子も出てきますよ。




こんなタマシギの赤ちゃんを楽しみにしていたのですが、そろそろ親子連れの姿が見れるだろうと、その後訪れた日にはタマシギの姿は消えていました。
巣を放棄したのか?
その後、ここも水が入ったようで、いずれにしても、子育ては失敗したようです。残念!!

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