さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

タイムラプス撮影に初トライ

2020年09月20日 | 機材
前から気になっていた「タイムスラプス撮影」。一度試してみたいと思いながら今まで実現できてませんでした。
ちょうど鳥撮りも休憩中のこの時期に、思い切って試してみることにしました。
果たして、何を用意したらいいのか??? ネットで調べてみると・・・・・
タイムスラプス機能の付いたカメラを使用するのが一番手っ取り早いようですが、我が手持ちのカメラにはそんな洒落た機能はついてません。
そこで必携なのは、タイマーリモート付きレリーズです。
ところが、このタイマーリモート付きレリーズ、純正品は結構お高い代物(14000円~15000円ほど)
そこで見つけたのが、ロワジャパンのTC-2002(キヤノンRS80N対応)です。アマゾンで1890円(税込み)、早速購入!!


(写真はアマゾンHPから)

お安い分、電源オン・オフのスイッチもなく、使用しないときは電池を抜いておくのですが、機能的には問題なさそうです。コスパ最高!!
タイムスラプス撮影といっても、何せ素人が初めて挑戦するので、まずは、超お試し撮影です。とりあえずいつもの沼に持ち込んでみます。
夕刻の伊佐沼です。   西日が当たる雲の変化を撮ってみました。
お試し設定は・・・・・5秒間隔で14分間、168枚のシャッターを切ってみました。レリーズの設定は極めて簡単でした!!
ピント:マニュアルモードで∞にセット、手振れ防止:OFF、露出モード:絞り優先(F値:11で固定)、ISO:400、焦点距離:24mm、JPG出し
編集は手短な「Windowsフォト」で、0.4秒/1枚で編集してみました。  そして・・・・・出来上がったのが・・・・・
(構図をもう少し考えた方が良かったですね。しかも影の部分が多くて露出が偏ってしまいました。)


小気味よく5秒間隔でシャッターが切れます。撮り終えるまで、時間があるので、ミラーレス片手に沼観察です。
上空を見上げると、サギの群れの中にアマサギが2羽混じってます。分かりますか?? この後沼の杭に・・・・


話を戻して・・・・・・
タイムスラプス撮影は、朝日や夕暮れ時の撮影、夜の街、花の咲く瞬間などいろいろ工夫すれば面白い写真が撮れそうです。
でも、撮影場所探しや準備・タイミングなど事前に準備が大切みたいです。(三脚必携)
今回のような単純な条件下での撮影は簡単でしたが、明るさが変化する長時間タイムラプス撮影など、撮影環境が変化するときは難しそう!!
今回は初挑戦!! まだまだ勉強することが多そうですが、ボチボチ試してみたいと思います。
最近は、スマホでもタイムラプス撮影ができるアプリがあるようですから、皆さんも一度お試しを・・・・・

写真を撮り終えて、駐車場に向かう途中空を見上げると、高くて大きな秋の空が広がってました。




西の空は不気味な雲の合間から綺麗な青空が覘いて、1羽のサギがその中を・・・・・雲がなければ、綺麗な夕焼けが見れるかも?

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田圃に棒が1本・・・??

2020年09月18日 | 野鳥
沼のヨシゴイは、時々、沼と隣の田んぼの間を行き来してるようです。
幼鳥を撮り終えて、のんびり池の周りを歩いてると・・・・・田んぼの中に棒が1本、ニョキっと・・・・???


目を凝らしてよくよく見ると、ヨシゴイです。 遠くから見るとまるで田んぼの中に棒が立ってるようです。
そして、いったん沈み込んだかと思うと、突然、飛び立ちました。 黄金の絨毯の上を滑空です。




沼のカイツブリ親子も元気です。 1羽しか残らなかったようですね。


名残の古代蓮です。



ヨシゴイシリーズも、いいよいよ最後と思いきや・・・・・9月14日に沼を訪れたときは、まだ1羽(?)残ってましたよ。
水辺近くまで出てきていたのですが、慌ててハスの中に・・・・そして、ハスの葉の間から、こちらを窺うように・・・・・


いつまでいるつもり??





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ヨシゴイ親子

2020年09月16日 | 野鳥
ヨシゴイの幼鳥を探してると、突然、親が現れて杭の上にやってきた!!幼鳥に餌を与える?・・・・でも、肝心の幼鳥は??


親が誘い掛けるように!・・・・すると・・・・突然、思いもかけないところから幼鳥が姿を見せます。(写真右下)


一目散に親に向かって突進?(葉っぱが邪魔ですが!)




無事、餌を与えたようです。


それにしても、どこに子供がいるのか、きちんと把握してるんですね。餌を与えた後は方向転換して、また餌を捕りにその場を離れます。



ほんの一瞬の出来事!! ヨシゴイ親子の微笑ましい光景が見れました。

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ムツバセイボウ待ちの合間に・・・・

2020年09月14日 | 昆虫
ムツバセイボを待つ間に、周辺の林を歩いてみるも、今回は特に珍しい虫たちには会えませんでした。
キバナコスモスの花にはホシホウジャクイチモンジセセリがいます。
オオチャバネセセリもいると聞いていたので、探してみましたが、見つかりません。



先日と同じ樹にアオバハゴロモがいました。 隣の樹には、アオバハゴロモが羽化した後でしょうか???



ムツバセイボウはなかなか現れず、頻繁に姿を見せたのは、先日紹介したハラアカヤドリハキリバチです。



ハラアカヤドリハキリバチの目的は、このオオハキリバチの巣!! オオハキリバチは何も知らず、さかんに巣を出入りしています。



この公園でも、間もなく移動中の夏鳥の姿が見れるでしょうね。 昨日から雨模様ですが、やっと涼しさが・・・・そろそろ鳥探しに出かけられるかな!



*今回はコメント欄を閉じてます。


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青緑色の蜂、ムツバセイボウ(六歯青蜂)

2020年09月12日 | 昆虫
前回の8月22日はムツバセイボウに会えなかったので、再度8月30日に再挑戦です。
前回と同じように現地到着は午前9時半ごろ。観察ポイントを探しても見つからず、一度園内をめぐってから再度ポイントへ・・・・
昆虫マニアの人が二人、同じようにポイントの周りで待機中ですが、姿を見せる様子はありません。
朝早くには、居たようですが、その後、姿を見せる様子はなく、いるのはほかのハチばかりで、いつの間にか時刻は午前11時。
二人のマニアさんたちは、諦めて帰られた後、一人で、あと30分だけ、粘ることにします。
帰ろうとした矢先、11時半過ぎになって、やっと姿を見せてくれました。


興味のない人が見ると、小さな緑色のハエにしか見えないかもしれません。落ち着かない様子で、動きが早く、撮るのに一苦労です。
他のハチの巣を伺いながら、寄生先を探して、動き回ります。


ムツバセイボウ(六歯青蜂)
以前も紹介したのですが、改めて・・・・・
頭胸部は紫青斑をもつ青緑色で、腹部は紫青色。紅金色または緑金色の横帯があって、体長1センチほどの小さなハチです。
腹部末端に六つの歯状の突起があり、名前の由来(六歯青蜂)にもなってます。
寄生蜂としても有名で、フタスジスズバチやヤマトフタスジドロバチなどの巣に寄生します。
宿主が木の中に作った房室にこっそりと産卵し、幼虫は宿主の幼虫を食べて育ちます。



お尻の歯状突起が見えますか??


昨年はゆっくり撮らせてくれたのですが、この日は動きが早くて苦労しました。それでも10分くらいは居てくれたでしょうか。
不思議なのは、なぜこのポイントに毎年やってくるのか? もちろん宿主のフタスジスズメバチの巣があるのですが・・・・・


正面から覗いた顔は、ハチというより、どこかのアニメキャラの主人公ようです。


粘った甲斐があって、何とかワンチャンスをものにできました。

次回は観察ポイントの周辺で見つけたそのほかの虫たちです。


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