さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ミゾソバ(溝蕎麦)とヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)

2023年10月21日 | 

すっかり秋らしい気候になってきましたが、夏が長引いたせいで、紅葉もだいぶ遅れそうな気配ですね。

今回は、前回の北本自然観察公園の続きです。

ワタラセツリフネソウの傍には可愛いミゾソバ(溝蕎麦)の花が咲いてます。金平糖のような透明感のある小さくて可愛い花です。

北海道から沖縄までの水辺に多く自生するタデ科の一年生草本植物で、水田や湿地の溝に咲く蕎麦の花に似てることからこの名前が付けられたようです。

花の形が金平糖に似てることから「コンペイトウグサ」、ほこ型の葉が牛の顔に似てるから「ウシノヒタイ」と呼ぶところもあるようです。

 

こちらの花は咲き始めてだいぶ経過した花でしょうか?周囲に花粉が飛び散ってます。昆虫が歩き回ったのでしょうね。

暗い林の道端には、ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)が咲いてます。

以前にも紹介したのですが、ロケットのような形をした蕾です。

 

蕾がはじけて開花し始めたところかな??

やぶ蚊に悩まされながら、動画も撮ってみました。今回も手持ちで見難いですが、見て下さい。

結局この日はワタラセツリフネソウ・ミゾソバ・ヤマジノホトトギス+エゾビタキのおまけもついて、久し振りに成果の多い半日でした。

 

 

 

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ワタラセツリフネソウ(渡良瀬釣舟草)2023

2023年10月19日 | 

10月3日、そろそろ北本自然観察公園のワタラセツリフネソウが見頃になってるようなので出かけてみました。

この公園のワタラセツリフネソウ見物も、毎年恒例の行事になってしまいました。

公園のあちこちにワタラセツリフネソウ(渡良瀬釣舟草)の群生があり、ちょうど見頃でした!

ワタラセツリフネソウのことについては過去何度か紹介してるので今回は詳しく書きませんが、
側花弁の根元についてる左右相称の小型の花弁の先端が委縮して、黒紫色になってるのがこの花の特徴です。

横から見ると、まさに「釣り舟」のような形をしてます。

近くには栄養の差でしょうか? 二回り程小さくて可愛いワタラセツリフネソウも咲いてました。

上から覗くとこんな形です

今回は動画でも撮ってみました。ジンバルを使用せず手持ち撮影なので少し見苦しいところがありますが、花の様子です。

 

ワタラセツリフネソウを撮ってるとすぐ近くの林に数人の鳥撮りさん達が何かを撮っています。エゾビタキが数羽いるようです。

残念ながら、この日は鳥撮り用のカメラは持参してなくて、仕方なく100ミリマクロレンズで・・大きくトリミングしてみましたが分かりますか?

しばらく様子を見てると、ラッキーなことにすぐ近くの枝に止まってくれました。100ミリレンズで何とかゲット。(トリミング)

 

ワタラセツリフネソウの特徴については、下記のブログで書いてますので、興味のある方は覗いてみてください。

北本自然観察公園のワタラセツリフネソウ - さきたま自然日記(別館) (goo.ne.jp)

 

 

 

 

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オグロシギの飛翔

2023年10月16日 | 野鳥

今回はオグロシギ(尾黒鷸)の飛翔狙いです。

オグロシギの名前の由来である尾羽をもう少し鮮明に撮れないかと、飛ぶ瞬間を待つも、なかなか飛んでくれず。

1枚目は・・・・やっと飛んでくれたものの逆光の中!!

今度は向こう側に飛ぶ瞬間をとらえたものの、遠ざかっていく後ろ姿!! 名前の由来である黒い尾羽がよく見えます。(連続写真の一部です)

翼をたたんでる時には見えない翼の白帯もよく目立ちます

尾羽の先端がしっかり確認できますね

遠いですが・・・・・・やっと横っ飛び姿!!

その後10月7日、強い北風が吹く日に再び沼に訪れたときは、セイタカシギやオグロシギの姿はありませんでした。

どこかに一時避難しるのか?? その後どうなったのか? 近いうちに出かけて確認してみたいと思います。

 

 

 

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その後のオグロシギ

2023年10月14日 | 野鳥

前回のオグロシギがどうなってるのか??

1週間後の9月27日、その様子を見に行ってみました。この日のオグロシギは比較的近くで・・・・・

セイタカシギやアオアシシギたちが遠くでお休みタイムの中、オグロシギ(尾黒鷸)だけは沼の西側の岸辺で食事の真っ最中。

コサギも気にならない様子。

遠くの岸辺で休憩中のセイタカシギやアオアシシギ。

沼を一周してみると、今度は東側の浅瀬に移動してました

一緒に居たのはバン(鷭)の幼鳥です

駐車場近くの電線ではモズ(百舌鳥)

秋本番! 田圃の一画ではコスモスも

*次回もオグロシギの飛翔写真のため、今回はコメント欄を閉じてます。

 

 

 

 

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彼岸花にカラスアゲハ

2023年10月11日 | 花と昆虫

1回飛ばしてしまいましたが、前々回の彼岸花の続きです。 黄金色に輝く稲穂をバックにすると、彼岸花も一段と映えます。

そんな彼岸花にやって来たのはカラスアゲハ(烏揚羽)!

カラスアゲハ(烏揚羽)は北海道から九州まで、全国に分布する蝶ですが、見つけた時はちょっとドキドキ!ワクワク!

メタリック調の綺麗な翅の色が、見る角度によって微妙に変化する楽しい蝶です。

食草はコクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウ、ミヤマシキミ、カラタチなどの葉で、年に3~4回ほど発生し、冬は蛹で越冬します。

名前の由来はカラスの濡羽色のように見えることからつけられたのですが、飛ぶ速度も遅く、観察しやすい蝶の一つです。

白い彼岸花と赤い彼岸花、対照的です

ちょっと近づいて・・・・

傍らの道端にはウラギンシジミ。翅を広げる気配は無し

彼岸花が咲き終わると、いよいよ秋本番、今年は夏が長かった分、短い秋になるかもしれませんね。

 

 

 

 

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