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天理スタミナラーメンと、興福寺

2018年09月26日 | +奈良

連休にお休みをつけて、奈良を旅行してきました。4日間のうち2日半は雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でしたが、空の様子をみながらのんびりすごしてきました。前回は京都からJRで奈良に向かいましたが、今回は近鉄を利用しました。着いたのが11時半だったので、まずはお昼と向かったのが...

近鉄奈良駅前にある天理スタミナラーメンです。奈良に住む息子から「ご当地ラーメンだから絶対食べて」と念を押されていたので...^^; 一言でいうと、キムチ鍋の〆のラーメンといった感じ。ほどよくピリ辛のスープに野菜たっぷり、麺が硬めでおいしかったです。ホテルに荷物を預けてから、奈良公園にある興福寺に向かいました。

創建710年、藤原一族ゆかりの寺院で世界遺産に登録されています。五重塔は奈良公園の中でひときわ高く、このエリアのランドマークとなっていました。この時は中金堂が再建中でしたが、来月落慶し、10月20日には一般公開されるそうです。

東金堂は、室町時代の再建。中には国宝の仏像が10体以上あり、よくわからないままに圧倒されました。建物は、唐招提寺と同じ天平様式で建てられています。隣りには、興福寺が所蔵する数々の国宝・文化財を安全に保管・展示するために建てられた国宝館がありました。

興福寺といえば、日本最古の阿修羅像がよく知られていますね。気高い美しさに私は夏目雅子さんを思い出しましたが^^ もとはインドの戦神だとか。修羅場といったことばも阿修羅から来ているそうです。

私は金剛力士像の筋肉の美しさに魅せられました。頭の中でミケランジェロのダビデ像とつい比較してしまいましたが、金剛力士の方が戦闘能力が高そう? 薄衣をまとっているところも奥ゆかしさがあって好きです。隣りにあった天燈鬼・龍燈鬼像も、いたずらっ子みたいで愛らしかったです。

八角形の南円堂。江戸時代中期の再建で重要文化財です。

南円堂の奥にひっそりと建つ三重塔は国宝で、鎌倉時代前期に再建されたもの。ここには人があまり入ってこないのか、鹿たちがたくさんいて、まるで秘密の鹿園?といった感じでした。静かな空間、気に入りました。

三重塔から北円堂に向かう途中で、鹿のファミリーが夢中になって草を食べていました。かわいいお尻が大集合。

興福寺最古、鎌倉時代前期に再建された北円堂です。人が入れないよう、柵で囲われていました。柵の間からパチリ。

猿沢の池から、五重塔をパチリ。右の階段が赤いのは、奈良国際映画祭開催に合わせて、レッドカーペットを模しているようです。

三条通にて。こんな体勢でくつろげるのかな~?というネコちゃん。(=^・^=)

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