久しぶりに映画を見に行きました。「ワイルド・スピード」シリーズのメンバー、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とショウ(ジェイソン・ステイサム)にスポットを当てたスピンオフです。
ワイルド・スピード スーパーコンボ (Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)
はちゃめちゃなカーアクションが魅力の「ワイルド・スピード」シリーズの最新作にてスピンオフ。息子のリクエストで見に行きましたが、夏にぴったりのスカッと楽しい作品でした。
このシリーズは全作見ていますが、あまり深く考えずに見ていたので、そもそもホブスとショウってそんなに仲が悪かったっけ?と思いながら鑑賞。オープニングは、マッチョでがさつなアメリカ人のホブスと、シャープで気取ったイギリス人のショウの日常がさらりと対照的に紹介されますが、マルチスクリーンで描かれているのがかっこいい。
いつもは、旅先でのドミニクの泥くさいカーレースではじまるのがこのシリーズなので、それだけでも、ん?いつもと違うぞ、と思わせました。カーレースはいつもより控えめで、どちらかというとスパイアクションといった感じでしたが、ショウとホブスの生い立ちや家族の物語にぐっと踏み込んでいて、スピンオフらしい作品になっていました。
ショウのママを演じるのはヘレン・ミレン。ただいま服役中ですが、ローズピンクがよく似合っていつもながらかっこよくて美しい。
妹のハティを演じるヴァネッサ・カービーは、映画を見ている間、どこかで見たことある...と思ってましたが「ミッション・インポッシブル フォールアウト」に出ていましたね。悪党を相手に、プロレスの技をかけるようなセクシーで華麗なアクションが決まってました☆
今回は「スノーフレーク」というウィルスをめぐっての物語ですが、ヴィランを演じるのがイドリス・エルバ。とてつもなく強い人造人間で、まるでターミネーターみたい。自走するバイクにしなやかに飛び乗るところがかっこよかったです。でもラストは少々切なかった...。
敵の組織「エティオン」の黒幕は結局最後まで明らかにならなかったですが、これは次回作へとつながっていくのかしら。忘れないようにしなくちゃ。^^