映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を見てから、ティモシー・シャラメが歌う Everything Happens to Me に触発されて、いろいろなアーティストの演奏を聴き比べています。
アート・ペッパーのサックスや、チェット・ベイカーのヴォーカル&トランペットも好きですが、ピアノ好きの私が特に気に入っているのが、デューク・ジョーダンのピアノ。
Duke Jordan - Everything Happens to Me
装飾を抑えたタイトな演奏が、洗練された雰囲気があって好きです。おそらくクラシック音楽好きの人にとって、とっつきやすい演奏だと思います。
それとひと味違っているのが、セロニアス・モンクのピアノ。
Thelonious Monk - Everything Happens to Me
モンクは、実はそれほど好きというわけではないのですが、この演奏は気に入っています。おもちゃのピアノをたたきつけるような独特の奏法に魅力を感じます。
ヤマハのぷりんと楽譜に、ビル・エヴァンスのアレンジバージョンがあったので、こちらも購入してリズムをデューク・ジョーダン風に少しアレンジして弾いています。
最後に、映画に登場したティモシー・シャラメが歌う Everything Happens to Me を。
Timothee Chalamet singing Everything Happens to Me
(映画を見ていない方は、ご注意を)
ピアノを演奏しているのはシャラメではなく、Conal Fowkes というピアニスト。グラミー賞を受賞していて、ウディ・アレン作品でよく共演しているアーティストのようです。
シャラメの、繊細でささやくような歌声がなんとも魅力的。こんな風に歌われたら、誰でもきゅんとしてしまいますね。(^_-)-☆
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