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アラビア料理を楽しむ &青の洞窟

2023年12月10日 | グルメ

この日は夕方渋谷で待合せして、渋谷スクランブルスクエアで夕食をいただくことに。12階のレストラン街で、日頃保守的な夫が、めずらしくアラビア料理が食べたいというので、この貴重な機会を逃さじと^^ CARVAAN TOKYO (カールヴァーン・トウキョウ) に入りました。

黒を基調にしたエキゾチックで洗練された空間は、渋谷にはめずらしく、大人が静かに食事をするのにぴったりの雰囲気でした。ふだんなかなかいただく機会のないお料理ということもあって、非日常的な気分が楽しめました。

クラフトビールをはじめ、めずらしいビールもいろいろありました。アラビア料理でビール?と思いますが、お店のHPによると、紀元前6世紀にはチグリス・ユーフラテス河畔で、紀元前3世紀にはナイル河畔で小麦が栽培され、ビールが作られていたとか。

左は、ライムピールとカルダモンの香りが楽しめるアラビアン・ライム・エール。右は、クラシカル・IPA (18世紀にイギリス⇒インドに輸送され、最近人気が高いインディアン・ペールエール) 。どちらも存在感のあるお味ながら、クセが強すぎず飲みやすかったです。

クスクスサラダ。北アフリカ発祥のクスクスに、色鮮やかな野菜とギリシャのレーズン、ナッツをあわせたモロッコ風サラダ。甘いレーズンと香ばしいナッツがアクセントとなって、後を引くおいしさです。家でも作ってみたくなりました。

オマーンの白身魚タジン。蓋つきのタジン鍋で運ばれてきました。写真ではわかりにくいですが、白身魚の切り身が2つ入っていてボリュームたっぷり。カラフルな野菜が目に美しい。数々のスパイスを使った、複雑でデリケートでまろやかなお味です。

スパイスを使っているのでカレーにも若干似ていますが、全体的にマイルドなお味で、淡泊な白身魚を引き立てています。

ラム肉とざくろのタジン。骨付きのラム肉を、甘酸っぱいざくろとオレンジの果汁で柔らかく煮込んだラムのタジンです。ラム肉がほろほろと柔らかく、クセがほとんどありません。ビーフシチューに似たお味でした。

ラムの旨みをぎゅっと閉じ込めた、滋味あふれるおいしさ。添えられてあるお米のような小さなパスタがもシチューによく合いました。タジン料理は全部で9種類ありましたが、どれもおいしそうで全制覇したくなりました。

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食事の後は、渋谷の公園通りから代々木公園にかけてのエリアで開催されている「青の洞窟 SHIBIYA」を見に行きました。2014年から目黒川沿い、2016年に渋谷に移転して (コロナ期を除いて) 毎年開催されているクリスマスイルミネーションです。

その名の通り、青一色で彩られていますが、スポンサーがパスタソース”青の洞窟”の日清製粉ウェルナと知って納得です。^^

公園通りの並木道は木がまだ若いので、灯りが少なくてちょっと寂しかったですが、NHKの横のけやき並木の辺りは、77万球の青いLEDライトが点灯し、青の洞窟とよぶのにふさわしい、大迫力の風景でした。

クリスマスマーケットも開かれていて、昼も夜も楽しめるようになっているようです。この日はまだ始まったばかりで、そこまでの混雑はなかったですが、これからだんだん賑わってくると思われますので、おでかけの際にはお気をつけて。12/25まで開催されています。

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