庭のホテルでお昼をいただいた後は、東京ドームシティの横を通って小石川後楽園へと向かいました。紅葉の最盛期とあって多くの人でにぎわっていましたが、園内が広いのでゆったり散策が楽しめました。青空の下、燃えるように輝く紅葉・黄葉はとても美しかったです。
小石川後楽園は、江戸時代初期、水戸徳川家の祖である頼房が江戸上屋敷内に造った庭園で、二代藩主・光圀の代に完成。明の儒学者・朱舜水(しゅしゅんすい)の選名により「後楽園」と名づけました。
庭園は、池を中心とした回遊式築山泉水庭園です。儒学思想の影響を受け、随所に中国の名所の景観が取り入れられていますが、京都・東福寺の通天橋や嵐山の渡月橋、木曽川など、日本国内の名勝の名前もありました。今でいえば東武ワールドスクエアといったところでしょうか。(いや違う^^)
広大な園内は山、川、池...と変化に富み、歩き進むにつれて移りゆく風景のおもしろさを堪能しました。菖蒲池や梅林、藤棚などあり、四季折々の日本の風景が楽しめます。松の木に雪吊りのポールが立てられているところでしたが、冬の雪景色もまたすばらしいでしょうね。
都心にある庭園なので、周囲の高層ビルが見えるのはある程度やむをえませんが、隣接する東京ドームは少々興ざめでした。でも巨大な未確認飛行物体が着陸したみたいで、これはこれでおもしろい風景でしょうか。
琵琶湖を表現したという大泉水。アイガモなどの水鳥たちが泳いでいましたが、オリンピックの撮影に使うような巨大な望遠レンズをつけたカメラを三脚にセットした人たちがずらりと並んでいてびっくりしました。カワセミが来るのを狙っているそうです。都区内では絶滅危惧種なのですね。
浅瀬で足を踏み踏みしてエサを探していた白い水鳥。あとで調べたところ、たぶんコサギだと思います。
朱舜水が設計したといわれる円月橋。水に写った姿とあわせると満月のように見えます。英語でFull Moon Bridgeという名まえがついていましたが、ロマンティックですね。
秋の一日を満喫しました。
小石川後楽園は、前の家からわりと近いにも関わらず1~2回しか行った事なかったんですよね、それも小学生の頃。(^_^;)
家から近いと逆に行かない・・っていう感じで。何だかもったいない事をしました。谷中散策なんかもほとんどしなかったし。
それにしても紅葉は見事ですね。今年はあっという間に秋が終わってしまった感じだったので、とてもグッドタイミングでしたね。
ところで後楽園っていう名前をつけたのは朱舜水だったんですね!橋のデザインも彼なんだ~。私もまた近くに行った時には見学に寄ってみようと思います。
小石川後楽園は春に訪れた事がありますが、紅葉の季節もいいですね!!
紅葉は外苑の銀杏並木にすらなかなか行かないのですが、おススメの庭のホテルと合わせて行ったら、とっても有意義な一日になりそうです♪
今年はバイトのせいで暇が無くて紅葉を愛でる余裕が無いのが残念ですが…
ここはごみつさんのホームタウンですよね。
近いとかえって行かないものですよね~
夫も後楽園球場には子どもの頃に何度も行ったけど
庭園は初めてだって言ってました。見て感激してましたよ。
広大な庭園の中で見る紅葉、とっても美しかったです。
地形が変化に富んでいるので、いろいろな風景が楽しめて
見応えがありました。
光圀は、朱舜水の影響をかなり受けていたようですね。
庭園も儒教思想が取り入れられているということでしたが
あまり中国趣味という感じはなくて正統派の日本庭園に見えました。
こちらにもありがとうございます。
まだ~むさんがご両親と後楽園に行かれたの覚えていますよ。
あれは春だったのですね~
どの季節も見応えがあるでしょうが、秋の紅葉は
それはそれはすばらしかったですよ。
園内も変化に富んで、いろいろな風景が楽しめました。
まだ~むさん、お忙しそうですね...
どうぞお体お大事になさってくださいね。
ここは人もあまり訪れない都会のオアシスのような雰囲気で大好きな場所だったのですが、外国人観光客の多さにびっくりしました。あの場所で英語や中国語の会話を聞くとは思えませんでしたね。
庭の向こうに東京ドームの屋根が見える景色がなぜか?気に入っています。
margotさんもちょうど同じ頃、小石川後楽園に行かれたのですね。
ひょっとして同じ日かしら?
ちょうど紅葉が見頃とあって、なかなかの人出でしたね。
外国からのお客様も多かったように思います。
庭園の向うの東京ドーム、宇宙基地??のようでおもしろいですね。^^