リーアム・ニーソン主演の走行中の電車を舞台にしたクライムサスペンス。リーアムとは4度目のタッグとなるジャウム・コレット=セラが監督を務め、ヴェラ・ファーミガが共演しています。
ニューヨーク。元警察官で、今は保険のセールスマンをしているマイケル(リーアム・ニーソン)は突然解雇を言い渡されます。失意の中で、いつもの通勤電車に乗って帰る途中、見知らぬ女性(ヴェラ・ファーミガ)からある申し出を持ちかけられます。
それは電車が終点に着くまでに社内に乗っているある人物を探し出して欲しいというもの。報酬は10万ドル。会社をクビになってうっかり着手金を手にしてしまい、家族も人質に取られたマイケルは、彼女の申し出を受けざるを得なくなり...。
軽いタッチのアクション映画で、似たような作品はこれまでにもたくさんあったとは思いますが、久しぶりにリーアム・ニーソンの「困っているお父さん、でも最後はやっぱりかっこいいお父さん」が見れてよかったです。
原題のコミューターは、メトロエリアと郊外を結ぶ通勤電車のことで、本作は「ガール・オン・ザ・トレイン」と同じ、メトロノース鉄道のハドソンラインが舞台となっています。ハドソン川沿いを走る眺めのよい路線なので、映画向き、サスペンス向きなのかもしれませんね。
マイケルが働く保険会社のあるマンハッタンのグランドセントラル駅から終点のコールドスプリング駅までは約1時間半。その間にターゲットを探さなければなりません。毎日の通勤で顔見知りも多い中、何人か見慣れない顔が乗っています。駅に着くたび、乗客は少しずつ減っていき、マイケルはあせります。
はたしてターゲットは誰なのか? なぜ彼、あるいは彼女は追われているのか...。
最初はひょっとして車掌さんがターゲットかも?なんて思いながら見ていました。ニューヨークのコミューター、いまだに車掌さんがいて、ひとりひとり切符を拝見...とやっているのがのどかです。犯人はAさんかBさんのどちらかだとにらんでいましたが、より意外性のあるBさんでした。^^
車内で何人か犠牲者が出ますが、いったい誰が殺したのか?協力者がいたということ?などちょっと腑に落ちないところもありましたが、タイムリミットのあるどきどき感を楽しみました。
さすがに1時間半かけてマンハッタンまで通っている人はあまりいないでしょうが
子育て環境を求めて郊外に住む人は多いですね。
ラッシュはありますが日本の首都圏に比べるとだいぶラクですよね。
みんな顔見知りだなんておもしろいです。^^
運転手さんのその後、私もどうなったのかな?と思ってました。
無事だったと信じたいです。><
私が意外と驚いたのは、NYの通勤電車って結構長時間乗るものなのですねぇ。まあ、郊外生活の方が上流だということもあるのかもしれませんが。
ただでさえ憂鬱な通勤電車であんなに恐ろしい目に遭うなんて、乗客乗員、かわいそうでした。
ラストの運転手はやっぱり亡くなってしまったのでしょうか…?彼は特に気の毒過ぎる…。
リーアムのアクション映画、同じような展開ではあるものの
たまにはこういう作品も息抜きに見たくなりますね。
なかなか楽しめました。
そうそう、ニューヨーク~郊外を走るコミューター
意外とアナログなんですよね。
席に切符をはさむところとか、懐かしく思い出しました。^^
リーアム頑張ってましたし..。
大都会のニューヨークを発車する電車に車掌さんがいるって驚きですよね?
リーアム、Takenからすっかりアクション俳優が板につきましたね。
最初はしょぼくれて見えたおじさんが、家族や正義のために奮闘して
大活躍する...という展開は同じものの
タフで優しくてかっこいいのでつい応援してしまいます。^^
>あの撮影は8分足らずの区間をずーっと行ったり来たり繰り返し撮影していたそうです。
そうでしたか! 臨場感があって、うまく撮れてましたね~
揺れる車内での撮影はたいへんだったでしょうね。
ちょこちょこ気になるところはあったものの楽しめました。^^
彼は似たような映画が多くて、Takenシリーズや Run all night など内容が一緒くたになっちゃってますが、「オレがどうにかしてやる」的なタフなお父さん役のリアムは大好きです(^◇^;)